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旅ラン「中仙道走膝痛シ」・・・佐久平~長久保宿、その1(推理:木造3階建ての謎?)

2021年06月07日 | 中山道走膝痛シ(旧中山道ランニング)
写真は千曲川



2017年10月9日において旧中仙道ランは
江戸より岩村田宿と塩名田宿の間の佐久平付近の
田圃のあたりまで進んでいました。

ですが、大災害をもたらした台風、フィンランド旅行、その他、諸般の事情で
いったん中断し長らく休んでいました。

その諸般というやつの一つであるコロナ禍の中、
マグロ的性格の自分は家に閉じこもっていることに嫌気がさし
2020年9月29日
約3年越しに旧中仙道ランを再び開始したのでした。


  
    
   

前日までに佐久平の温泉ホテルに宿泊していて、
朝早くカップラーメンを食べて、ホテルを出立。

中断していたポイントまで準備運動を兼ねて
トボトボ歩いて行きました。



天気は快晴とは言えませんが、清々しい朝であり、
気持ちがいいです。

黄金色の田んぼが遥か彼方まで広がり、あわせて空もドーンと広くて
国道を外れて、静かな田圃沿いの道を歩いていきました。

昨夜、宿で聴いていたジョン・レノンのWomanが
今朝の気持ちとピッタリだったのでしょうか
なぜか、暫くの間、頭の中で曲がリピートしていました。

ウーマン / ジョン・レノン


再び旧中仙道にやって来たというワクワク感からくる
一種の恍惚状態でしょうか。

 旧街道ランをスタートしました。

街道沿いに一般の家屋ですが、味噌蔵の看板を掲げている家がありました。
昔は街道沿いで信州味噌の商売をしていたのでしょう。
ただ、家には何の説明書きもなく、また、ネットで調べても詳細はわかりませんでした。



おそらく、浅間山の溶岩だと思われる岩の上に
庚申塔などの石碑群がありました。



この石碑群と八ヶ岳連峰を眺めていると
後ろから1台のワゴン車が自分を追いかけてきて、
すぐ先で止まりました。



サングラス姿の、
まるで亀仙人風の、
そして服装もヤンキーな老人

が出てきて、
「中仙道、歩いるのかね?」
と問いかけながら
何枚かの紙を俺に渡すのでした。

なんでも、
自分も中山道を踏破したことがある地元の人で
この先の塩名田宿を中心にした案内地図をくれたのでした。

「飲み物は有るか?」とか、
「この辺りは迷いやすい。」とか、
とにかく親切で、
朝から嬉しく益々気持ちは良くなっていくのでした。

おそらく、
亀仙人のその人も
菅笠姿にリュックとストックとワラーチの俺をみて、
子泣きジジイが走ってる

と思ったに違いありません。





塩名田交差点の手前で古物商の店を発見
こんなとこで商売になるのでしょうか?
良さそうな植木鉢が100円でしたが、…。

塩名田宿に入りました。





問屋を兼ねた本陣は立派な建物で
鬼瓦に「丸山」の文字があしらわれていました。
名家の印ですね。


宿場で最も古い様式を伝える「町屋佐越、佐藤家宅」

外見からはよくわからないが、立派な旅籠づくりの建物のようです。
閉まっていて中には入れませんでした。



説明版はありましたが、これだけじゃよくわかりません。
整備して、中を公開してもらいたいものです。

塩名田宿は、街道と信濃川(千曲川)が交わる唯一の宿で
風光明媚な渡し場として栄えました。



さらに、三階建ての家屋が多く見られる地域にきました。
千曲川沿いの地域です。

この辺りは大きな花街でした。






茶屋だった建物





ふと思いました。
なぜ、三階建てなのか???
どうしても、疑問が残ります。
ネットで調べましたが、答えが見つかりません。


自分なりに考えると、・・・

この周辺の地盤は川より低い?ようでした。
それが、三階建ての理由かもしれません。

高く建てないと千曲川の美しい景色が見えないからです。


では、何故地盤が低いのか?


信濃川(千曲川)が原因だと思うのですが、
私なりに考えてみました。

① 本陣の辺りから、この三階建て住居群の辺りへは急な坂を下るように
一段低く降りています。
おそらく、この辺りはもともと千曲川の河川敷の一部だったのではないでしょうか?

② この辺りは良く川が氾濫していたらしく、それに備えて
築いた人工的な堤が(地盤が低いのではなく)高いからではないでしょうか?

すなわち、
幅の広い千曲川の河川敷の一部に
渡し客が遊ぶ茶屋が沢山あって繁盛したが

あまりに頻繁に川が氾濫し、茶屋が流されてしまうので
茶屋と川との間の河川敷に堤防を築き、
茶屋を守った。

ただ、景色が悪くなってしまって客から文句がくるので
三階建てにした。




そんなとこじゃないでしょうか?

それぐらい、お金をかけて土地を改良するほど
この辺りは儲かっていたということだと思います。


私のあくまでも推論です。

もし、真実を知っている方がいましたら。
是非コメントを頂きたいです。




風情タップリの豆腐屋

千曲川の堤防にでました。



いつまでも眺めていられる美しい川です。

川の中に大きな石が転がっているのですが、
その石には穴が開いています。



これは舟橋(下の写真参照)を繋ぎとめるための石らしいです。



(つづく)


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