武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

女子の稽古生

2018年08月04日 | 稽古日誌

現在、各クラスの稽古に頑張って参加している、女子の稽古生に焦点を当ててご紹介します。



まずは、久里浜幼年部。


現在私の娘を含めて3名の子が稽古しています。

小学2年生の二人が少しずつ仲良くなりつつありますが、ここしばらく女子部の稽古生が育っていなかった久里浜少年部です。今後の頑張りが期待されます。



続いて久里浜少年部。


小学6年生で稽古していた子が一人中学部へ上がったことで久里浜所属の女子部の在籍者はいなくなりましたが、追浜から出稽古で一人、稽古に参加してくれています。

女子が一人きりで少し寂しそうではありますが、一人でも女子がいることで、男の子たちにとってもいい刺激になっていると思います。

過去には女子もたくさん在籍していましたが、目標となる実力者が育っていなかったため、久里浜女子の子たちはそれほど長く稽古を続けている子はいませんでしたが、現在、中学一年生で、中学部で稽古をしている女の子が、久里浜女子部の柱として頑張ってくれています。

中学校で始めた柔道部の稽古と並行して、これまで以上の熱心さで熱心に稽古に取り組んでいます。


ほかにもう一人、高校生になり休会中の女子が一人おりますが、復帰時期はまだ未定との事でお父様からお話をいただいています。

この子、とても頑張っていただけに復帰できると皆がとても喜ぶと思いますが、高校生になると、、まあ、世界が広がり、楽しいことがいろいろとありますよね。。。

今のところ、復帰時期は未定です。



そして、久里浜中学部。


先に紹介した通り、春に中学部に上がり、中学一年生として中学部に在籍している女子が一名。

加えて追浜から出稽古で、中学二年生と三年生の二人の女子が稽古に参加しています。

皆ととても仲良しなのは、とても微笑ましいです。

一人ひとり、いろいろな思いがあると思いますが、この三名は全員、昨年の秋と今年の春に、それぞれ全国大会への出場を果たしています。

さすがに全国大会で成績を残すのは厳しいものがありますが、三人とも試合後は悔し涙を見せながら、懸命に頑張る姿勢に、心の成長を感じます。

みな、試合後の反省会でのコメントはしっかりしたものであり、普段の稽古でも、女子らしい細かいところに気が付く思いやりや優しさがあり、それでいて学校の部活動にも並行的に取り組むながらも、稽古にも懸命に取り組んでいます。

下級生のいい見本になる働きをしてくれているところを頼もしく感じています。



続いて辻堂幼年部。


現在二人の女の子が稽古に参加しています。

3年生と4年生の二人。少年部に上がるのはちょっと・・・と、心配げな4年生と、やる気はあるものの、形をしっかりと覚えるのに少し時間がかかっている、かわいらしい女の子が二人、小学一年生の二人の男の子と一緒に稽古をしています。

この二人は、指導者とのコミュニケーションが非常に密で、いつも、とてもよく私にいろいろな話をしてくれてます。何よりも楽しく稽古に参加してくれていることをうれしく思いますが、少しずつ、この前向きな気持ちを挫けさせることがないように、技量を向上させて、強い心と体を作っていってもらいたいと考えています。厳しい稽古にシフトしていけるよう、頑張っていきたいですね。



次は辻堂の少年部。


現在一人の女の子が、力強く元気な男の子たちに交じって稽古に参加しています。登録12名中、一人だけの女子の稽古生です。

もともとこの子のお兄ちゃんがこの辻堂少年部で稽古をしていましたが、そのお兄さんが退会した後、少し間をあけてから、妹であるこの子が入会することになりました。

辻堂教室の稽古に親御さんのご理解があったということを感じることができ、私としてはとてもうれしい限りです。

この子、ちょっぴり警戒心の強い雰囲気をたたえており、大人である私にはあまり笑顔を見せてくれませんが、子供同士の間で時折見せる屈託のない笑顔は、そてもかわいいものがあります。今後、会話の中で自然な笑顔が見れたり、何かの話で一緒に大笑いしたりと、お互いに信頼関係が醸成できるとよいなと思います。

この子が稽古に気やすい雰囲気ができるよう、気にかけてくれている男の子もいるようです。みなと一緒に仲良く成長していけるよう、いいムードを作り上げてい行きたいですね。

まずはその子の居場所づくりに、しっかりと気を使っていきたいです。

いい仲間が増えることを願っています。



続いて追浜少年部。


小学6年生の女子が一名、中学一年生でこのクラスで稽古を続けている子が一人。5年生が一人。そして小柄な4年生の女の子が三名と、合計6名の女の子が稽古に参加しています。

合計33名の中での女子の割合としてみればとても少ないですが、そうしたこともあって、中学一年生の女子は、このクラスに残って稽古をしてくれているようでもあります。

優しいんですよね。。。

そしてそんな人の心に気が付く子でもあります。

元々は一緒に入会したお友達が、他の習い事の関係か何かで早々に退会しましたが、それでも稽古を懸命に続けて、現在は最上級生として、ある意味で指導者の補佐をするような形で、稽古に参加しています。

クラブ活動などで稽古に遅れて参加することもありますが、それでもあまり休まずに稽古に参加してくれています。

小学6年生の女子も、最上級生としていい頑張りを見せてくれています。一通り何でもできる子ですが、「気迫」という部分、「気持ちの強さ」という部分、そして「技術的な部分での細かい体の使い方」という部分で少し今後の課題を感じていますが、私が技の説明をする際など、いい見本役をこなしてくれています。


小学五年生の女子が一人。この子もひたむきな姿勢で稽古に参加してくれています。恥ずかしがり屋で稽古では大人しめの子ですが、仲のよい男の子たちがいるようで、時折、活発に発言している様子が見れて少し安心しています。とてもまじめな子で、楽しめる環境づくりに気をつけていきたいです。



そして四年生の女の子が3人。

一人は青帯8級でパリッとした雰囲気のある、いつも爽やかな笑顔の芯の強い女の子です。いつも明るく三人のリーダー的存在です。

もう一人は紫帯10級の、大人しく優し気な雰囲気の女の子。
幼年部に入会したときも、少年部に上がったばかりの時も、たびたび涙を流しながら、勇気を振り絞って頑張っていた様子が、いまでも私の記憶に焼き付いています。
しかし今では、白帯12名の先頭に立って、いい見本を見せてくれる立場です。今ではいつも明るく元気な様子で、よく頑張ってくれています。

もう一人の白帯の女の子。
元々、周りとのコミュニケーションをとるのが苦手な女の子で、いつも自分の世界で楽しんでいましたが、徐々に周りとのコミュニケーションが取れるように、いろいろなことを学んでいる最中です。
そこは優しい上級生の子たちが、手取り足取りといった形で、苦労しながらも頑張ってサポートしてくれています。しかし実は、この上級生の子たちも、教えることを通して、いろいろと経験して学んでいるんですね。
そのあたりが学びの相乗効果としての大切な部分です。

「教えることで学ぶ」という意識。

子供のうちはなかなか理解できませんが、その部分が何となく理解できている子がいるのも確かで、私がとてもうれしく感じる部分でもあります。

こうした子は将来、きっと大成するでしょうね。そんな気がします。

このクラスでも今後、女子の仲間が一人でも増えることを願っています。



続いて追浜中学部です。


このクラスの女子の所属は2名。久里浜からの出稽古組の1名を加えて三名が毎回の稽古の参加しています。

中学部の先頭にたつのが3年生女子。
同学年の二人の男子の中学三年生を相手にしても、体格やパワーといった部分ではやや押されるところもありますが、技量が高く、その体重差も跳ね返さんばかりに、打撃でも組技でも果敢に挑んでいきます。

昨年秋の全国大会では、女子の軽量クラスで実質2位。

総参加人数が少ないことから、表彰は優勝者1名のみとなっていたため、賞を得ることはできませんでしたが、全国から集まった4名の選手の中でリーグ戦を行い、2勝1敗という結果。
1敗は僅差、2勝は圧倒した勝利でしたので、大道塾女子軽量級としては十分の実力。後は本番での緊張を上手く処理する力や、技の駆け引きの部分での課題に取り組んでいただきたいと思います。

この三人、三年生から順に、一人は陸上部、一人はテニス部、そして一人は柔道部です。

いろいろ自分の好みを考えて、いろいろな選択をしており、こうした一方に偏らない感じが私は好きです。

いろいろな経験を通して、自分の人生の幅を広げてもらいたいと考えています。



最後は、日曜ジュニア選手クラス。


このクラス、追浜と久里浜の少年部、中学部から5名の女子が集まってきて稽古をしています。

皆実に仲良しです。

いろいろな意味で成長の一助になることを願っています。



日曜クラス一般部。


こちらは番外編ですが、、、

女性会員が一名、日曜日のクラスの稽古に参加しています。

最近は自宅近くの追浜道場の稽古にも参加していますが、普段はご主人が子供たちの面倒を見てくれる日曜日の稽古に参加しています。

普段は小学生から園児までの三人の子供に囲まれて、お忙しく過ごされているようですが、日曜日の稽古に参加することでストレス発散にもなっているようです。

少林寺拳法や柔道、前職の海上保安庁で行う逮捕術?などから、フルコンタクト空手の極真空手など多くの経験をされた後、お引越しをされてきたこの追浜地域で、大道塾で稽古をされることになりました。

どの団体でもルール上の制約から、これまでいろいろなわだかまりを抱えてこられていたそうですが、大道塾に入り「今までで一番楽しい」と語ってくれているところから、気持ちよく稽古に参加していただいている様子がうかがえて、指導者としてもうれしい限りです。

中学生の女子部の子たちとも気持ちよく交流をしてくれている様子に加え、自身の稽古にもとても熱心で、日曜日クラスや追浜道場のクラスのムード作りにも、ともていい存在感を示してくれています。

ガッツのある女性ですが、怪我と健康に気を付けて、継続的に稽古に参加していただきたいと思います。

ジュニアクラスの女子の稽古生にとってのいい見本になればと考えています。






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新生 日曜日ジュニア選手クラス

2018年08月04日 | 幼少年部 稽古日誌

今年に入り、5名の小学4年生、春に5年生になる子供たちがこのクラスに入りました。

これまでの選手クラスの子供たちと、やや溝があるのが気になりますが、年齢による世代間の差として感じています。小学6年生になる子が一人だけで、他は全員が中学生。実力的に見ても、差が生じるのは仕方がありませんね。

現在、新しく入った新小学5年生が頑張って実力を伸ばしているので、来年につながるいいムードが養われてくると思います。

現在、土曜日に行っている湘南支部、辻堂のジュニア選手クラスに加えて、横須賀のジュニアクラスでも、来年の初旬には、また新しい仲間を迎えることになると思います。

厚みのある選手層と、仲間意識の強いチームを作り上げていきたいです。

技術レベル的にはまだまだこれから。。

みな、暑さに負けずに頑張っていこう!!

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