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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

深沢晟雄資料館見学・沢内村・胸像・豪雪地帯

2011-10-25 03:08:16 | 日記








深沢晟雄この名前を知っている人はまずいないことでしょう。
岩手県和賀郡沢内村(現西和賀町)に明治時代生まれ高い教育を受け戦前、戦中、戦後に渡り一流企業に職を得ます。その後紆余曲折へて自らの意思で村に戻り役場で働くようになります。
そんな中にあって村民の貧しさを肌で感じ改善に尽力して行く姿がそこにはありました。
やがて村長になり無医村の村に医療を根づかせまた雪深く閉ざされ村に冬季運行のバスを通すことを成し遂げた人物になります。
世はまさに高度成長を告げ東京ではオリンピックが開催され新幹線も走りはじめていました。
そんな時代にあってこの村では乳幼児がろくな医療を受けられずにあっけなく死んで行く過酷な現状がありました。
それを運命とあきらめる村民のその姿をかえていこうとう周囲に働きかけ多くの村人を県を動かしやがて乳幼児死亡率ゼロを達成させて行きませす。
かたや雪は自然現象とあきらめ閉じこもっていた村人とを説得しともにその雪と戦いその道を開いて行きました。
このことは映画いのちの山河となりその半生は多くの人に感動をあたえ映画を見た多くの人たちが資料館を訪れるその人が絶えることはありません。
資料館に向かうスロープもあり車椅子でも入られ配慮もあります。
館内には往時を忍ぶ資料が並べられています。
また訪れた多くの人たちの写真が収められたアルバムもありました。
館内にはテレビの取材で取りあげられた時のビデオが流されそこにはその自然の過酷さ貧しさに立ち向かう村民の姿がありました。
この震災においては深沢晟雄の意思を受け継ぐボランティアの存在が地域にはあり被災地におもむき活動をしているようです。
詳しくは深沢晟雄資料館のホームページをご覧ください。

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