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タチヤナギ

2022-04-08 | 樹木 草花


池のほとりにタチヤナギが花を付けていた
枝が上向きの伸びているのでタチヤナギという

ヤナギ科の湿地などに生える落葉低木~小高木、株立ちで3~10m程になる
葉は互生し、6~15cmの長楕円形
縁には先端が腺になる細かい鋸歯がある

花は4月、雌雄別株で葉の展開と共に開花する
花序は5cm程の長い円錐形で、雄花序は黄色く雌花序は黄緑色、虫媒花で腺体がある
雄花序は小さな花がグルリと周りを囲み、一つの花に雄しべが3個有り、花糸は離生し葯は黄色、基部に黄緑色の腺体が2個ある
雌花は柱頭が2裂し、子房は長い柄があり緑色で、腺体は黄色で1個ある

果実は蒴果
5月に成熟して裂開し、柳絮(綿毛に包まれた小さな種子)が出てくる
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