トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ヒクイナ

2022-04-05 | 野鳥


今日は24節季の清明
全てが生き生きとして清らかに見える時期

ヒクイナ(緋水鶏)が居るとは聞いていたのだがなかなか出会えず、やっとチラリと姿を見せてくれた
クイナの名前はクイクイと鳴くからとか、カエルを食べて鳴くので「食い鳴き」の意味だとか諸説ある
胸から腹が赤褐色なので、緋色のクイナの意味

東北地方以北では夏鳥で、それより南では留鳥又は漂鳥
湖沼、湿地、河川、水田などに居る
アシ原や草地の隙間から、用心しいしい出てくるが、ちょっとした音などですぐ隠れたしまう
食べ物は魚類、昆虫類、甲殻類のほか、イネ科やタデ科の種子なども食べる

鳴き声はキョッ、キョッ、キョッキョッキョキョキョなど・・
初めゆっくりで、次第にテンポが速まると堰を切ったようにけたたましく鳴く
戸を叩くような鳴き声と言われ、人々に親しまれていた
ただならじとばかりたたく水鶏ゆえ あけてはいかにくやしからまし(紫式部)

雌雄同色
頭頂からの上面は暗緑褐色で、喉は白い
額から腹までは暗赤色か濃紫赤色、下腹部と下尾筒は白黒の横斑
大きさ23cm
コメント
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