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セントウソウ

2022-03-10 | 樹木 草花


小さな白い花セントウソウ(仙洞草)が群がって咲いていた
名前の由来は不明だが、仙洞御所に因んだ名前、と言う説がある
セリバオウレンに似た葉なのでオウレンダマシの別名がある
日本固有種

セリ科セントウソウ属の一属一種の多年草
山野の林内や林縁に生える高さ20cm程の小型で繊細な草本
葉は1~3回3出羽状複葉で、紫色を帯びた長い柄があり、ほとんどが根生する
小葉は卵の形に似た三角形で、丸みを帯びた鋸歯がある

3~5月、葉の間から伸びた細い花茎の先に複散形花序を出し、白色の小さな花を付ける
花は5弁花で、花弁は内側に曲がる
果実は4mm程の楕円形で2個の分果がくっついてる

葉や花を摘み採り、さっと茹でておひたしや各種の和え物、汁の実にするとさわやかな味と香りがして美味しい
コメント
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