トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

シマヘビ

2020-03-22 | 小動物 他


シマヘビがとぐろを巻いてお休み中
どこが頭か分からなかったので、そっと触って起こしたら石垣の間に逃げてしまった
首の後の背中に大きな傷跡があり痛々しい
大きさはゆうに1mは越えていた
日本固有種

本州から九州まで、高地、低地、森林、田畑、草地などどこでも良く見られるヘビ
背面は灰褐色で頸部から4本の黒色の縦条が入る
この縦条の内側の2本は尾部まで伸び、外側の2本は総排出口まで伸びている
一般にオスはメスより大きい
但しメスのほうが太くて、総排出口より先は急に細くなり尾も短い
オスは体は細く、総排出口から尾にかけて急に細くはならない 尤もどこからが尾なのか?
エサはカエル、トカゲ 小型鳥類、小型哺乳類など様々な脊椎動物を食べる

交尾は4~5月頃に行われ、メスをめぐるオス同士のコンバットダンスが知られている。
どんなダンスか見てみたい・・

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カエル合戦

2020-02-16 | 小動物 他


近くの公園の小さな池でヒキガエルが産卵していた

早春の頃小さな池や沼にヒキガエルが集まって産卵する光景が見られ、カエル合戦とかガマ合戦と呼ばれる。春の到来を告げる指標の一つ
都心部では2月の終わりから3月の初めに見られることが多いのだが、今年は早く2月初旬に行われたのは暖冬のせいかもしれない
カエル合戦の引き金になるのは、最低地温が6℃が合戦の合図と言われている
繁殖が終わると1か月ほど春眠する

居たのは日本固有亜種のアズマヒキガエルらしい
繁殖期間は1週間ほどで、そろそろ終わりかけているようだった
紐状の卵塊は5m以上にもなり、卵数は1500~8000個
孵化幼生は6~8月に変態する
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金魚 頂天眼

2019-11-07 | 小動物 他


金魚の飼育場に面白い金魚が居た
目が完全に上を向いていて背びれが無い金魚だ
名前は「頂天眼」と言う

中国の清の時代には飼われていて、身分の高い人たちが飼育していて門外不出だったため 生まれた経緯など詳細は分かっていないと言う
赤出目金の突然変異を固定化した品種 と言われている
視力は無く 嗅覚を頼りにエサを探す
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スッポン

2019-10-18 | 小動物 他


公園の池でスッポンが顔を出した
河川の中流域より下の流れの穏やかな浅い所や、水底が砂泥質の池沼に生息している
汚水にも比較的強く、地域により水底の泥内で越冬する
動物食で魚類や、水生昆虫 貝類 甲殻類 両棲類などを捕食するが、飼育下ではパンやイモなど植物質も食べる

顔は鼻孔の先端が突出している 首は長く、伸ばすと甲の2/3程に達する
甲は非常に扁平で鱗板は無く柔らかい皮膚で覆われている
四肢の水掻きは非常に発達しており泳ぎに適している
オスは尾が太くて長い、メスの尾は短い
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カナヘビ

2019-06-11 | 小動物 他


カナヘビの和名はニホンカナヘビで日本固有種
最も普通に見られるトカゲだが、都市化や農薬散布で多くの地域で個体数が減っている
絶滅危惧Ⅱ類

石の下や石垣の中、土中で冬眠する
3~5月冬眠明けで、繁殖行動が始まり8月初旬には終わる
産卵は1回に2~6個 年に複数回行われる
卵は楕円形で白色、卵殻は波状で弾力がある 大きさは長径1cm短径6mm 約2か月で孵化する

平地から低山地の林縁部や草地に生息するが、人家の庭や公園などでも見られる
個体は11月頃まで見られる
体色は雌雄同じで見分けは付きにくい
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アカクラゲ

2019-06-10 | 小動物 他


赤い筋が小粋なアカクラゲ
春から夏にかけて普通に見られるオキクラゲの仲間
クラゲは目が無いので「暗い義」とされ名になった

乾燥する毒を持った刺糸が舞い上がり鼻に入るとクシャミを引き起こすので「ハクションクラゲ」の別名がある
又赤い縞模様から「連隊旗クラゲ」とも呼ばれる

水深3m前後の表層域を単独で遊泳する
放射状の縞模様が入った10cm程の傘を持つ
傘は柔らかく寒天質で、半球状より扁平で傘上に褐色の状紋がある
感覚器は8分画からなり、各5~7本づつ計40~56本の触手を持つ
触手は1m以上の長さがあり、刺胞毒は強く刺されるとかなり強い痛みを感じる
動物プランクトンを食べる
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ウシガエル

2018-10-15 | 小動物 他


まだ小さい可愛いウシガエルの子供が並んでいた
ウシガエルは元々は食用のため持って来られた 原産地は北アメリカ東部 1918年がその始めらしい
養殖し1951~70年には数百トンも輸出された
養殖用の餌がアメリカザリガニで今ではいずれも生態系を乱すと言われている

子供のウシガエルが居た池にはオタマジャクシもいた
早くに孵化した幼生は年内に変態するが 通常は幼生のまま越冬し翌年変態する
成体は主に水底で越冬するが 水辺の土中でも冬眠することがある
食べ物は甲虫を主とした昆虫類 ザリガニ 他のカエル 水鳥類の雛 ネズミなど多様なものを貪欲に食べる

食用としてはあまり利用されていないが 食べるのは後ろ足で油味が無く結構いけるらしい
特定外来生物として指定されていて 飼育 販売 移動 輸入 放逐などは禁止されている
大きさは11cm~18cm
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アオダイショウの抜殻

2018-08-15 | 小動物 他


アオダイショウの抜殻が木にからげてあった
こんな形では脱皮しないだろうから誰かが置いて行ったものと思う
随分と綺麗な抜殻だ

アオダイショウは日本本土で最大の蛇で 大きいものでは2m程にもなる
日本固有種
背面はオリーブがかった褐色で 胴には不鮮明な4本の縦条模様が入る
腹板の両脇に側稜と強いキールがあり これによって木に登れる
地上 樹上問わず行動し泳ぎもうまい

エサは幼体時にはトカゲ カエル類を好むが成鳥と共に鳥類や哺乳類を主に食べるようになる
農村ではネズミを食べる益獣として保護されている地域も多い
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タヌキ

2018-06-23 | 小動物 他


山道を歩いていたら草むらからひょっこりタヌキ 一瞬目と目が会ったがすぐ草の中に消えた
都心の公園では時折姿を見るが自然の中では初めてだ

タヌキは分類ではネコ目イヌ科タヌキ属の動物
元々は極東にのみ生息する世界的には珍しい動物
主に山野に生息していて夜行性だが 都心の公園でも半ば餌付けされたような感じで出会う事が有る
日本には北海道のエゾタヌキ 本州から九州に居るホンドタヌキの2亜種がいる

死んだふり 寝たふりの「狸寝入り」だが 猟師の打った鉄砲に驚いて臆病なタヌキは気絶してしまい 持ち去ろうとしたときに目覚めて逃げてしまう 「狸寝入り」を「タマヌキ(魂の抜けた状態)」と呼んだのがタヌキの語源と言う説がある

高速道路で 動物に注意の看板に狸の絵が描いてある事が有るが 事故死する動物の4割が狸だと言う
自動車のライトに立ちすくんでしまう習性があるためらしい
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ニホンアカガエル

2018-06-22 | 小動物 他


ニホンアカガエルがピョコタンピョコタン目の前に出て来た
低地から丘陵地帯の水田や湿地に生息しているカエルだ

主に水中で越冬し 通常1~3月頃に産卵し 繁殖後一時休眠し5月頃から活動を始める
産卵時には浅い止水にいくつもの卵塊が作られる
卵数は500~3000個と多い
5~6月にカエルになりその年の10月下旬か遅くても翌年の春には性成熟する

エサは小さなクモ類 双翅類(ハエの仲間) 鞘翅類(甲虫の仲間) 鱗翅類(蝶の仲間)の幼虫を好む
体色は淡褐色や橙色で 眼後から伸びる背側線がほぼ直線状(似ているヤマアカガエルは目の後でV字型に折れる)
雌雄共に色や斑の変異が大きい
大きさは6cm程有った
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アオダイショウ

2018-06-21 | 小動物 他


サクラの木を這い上っているアオダイショウ
都心の公園で増えているのだろうか最近アオダイショウによく出会う
まん丸い目がクリッとして結構可愛いカモ

アオダイショウは日本最大の蛇で大きいものは2m近くになる日本固有種
アオは背中が青みがかっている ダイショウは大蛇の変化
又日本最大のべビで大将を意味するともいう

肉食で幼時にはトカゲ カエルを好むが生長と共に鳥類や哺乳類を食べるようになる
よく鳥の卵を丸のみにして 殻を割るために高い所から落ちると言うがこれは意図して落ちるのではなく誤って落ちるらしい
飲み込んだ卵は食道で脊椎下部の突起を押し当てて割る

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アオダイショウ

2018-06-03 | 小動物 他


1mは越えるアオダイショウがスルスルと木を登っていた
腹板の両端に隆起(側稜)がありこれに枝を挟み込んで木に登る

低地から山地の森林にかけて幅広く生息している
森林内 田畑 草地 水辺 人家周辺と様々か環境に適応している
都心の公園でも時折見かける
地上 樹上はもちろん水の上を泳いでいる姿も見た事が有る

エサは幼体時はトカゲ カエルなどを好むが生長すると鳥類や哺乳類を主に食べるようになる
日本最大の蛇 大きいものは2m近くになる
日本固有種
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アズマヒキガエル

2018-06-02 | 小動物 他


庭にのそのそとカエルが歩いていた アズマヒキガエルらしい
どこから来るのかは分からないのだが 1~2匹のヒキガエルがもう長年徘徊している

近くの公園で啓蟄の頃にガマ合戦があり 多い時には数千匹のオタマジャクシが居たこともあった
ここ1~2年は近所の人が アライグマやハクビシンから卵を保護するとか訳の分からないことを言って持って行ってしまうことがあり ガマ合戦も見られなくなってしまった

アズマヒキガエル:日本固有亜種 大きさは10cm程だった
海岸付近から2500mの高地までの様々な環境に幅広く生息している
跳躍力は弱く移動は歩くことの方が多い
エサは地表昆虫を主として食べる
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アズマヒキガエル

2017-09-30 | 小動物 他


夕暮れの庭をアズマヒキガエルがノコノコ歩いていた
庭には池は無く毎年いるカエルはどこから来るのか謎

海岸付近から高地まで幅広く生息している
近畿地方から北(北緯35度以北)の本州に分布している
北海道のものは人為的な移入による
日本固有亜種

居た個体は大きさは10㎝程で多分今年生まれかもしれない
2月の終わりから3月の初め 水温が10度になると「ガマ合戦」が繰り広げられ卵を産み繁殖する
普通ガマ合戦は1週間以内で オスが先行して水辺でメスを待つ
抱接は集団で行われ1匹のメスに多くのオスが群がって押し合い引き合い蹴とばしあい見ていて面白い
ガマ合戦が終わるとまだ寒いせいか1か月ほど春眠する
食べ物は主に地表昆虫
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アマガエル

2017-09-19 | 小動物 他


ピョコタンピョコタンアマガエル 正式にはニホンアマガエルというらしい

可愛いなどと甘く見てはいけない
皮膚から毒性物質が分泌され 目に入ると重度の結膜炎を引き起こすこともある

体色は緑色や灰褐色に環境によって変化する
個体によっては暗褐色の不規則な模様が入ったり 稀に色素が一部欠乏し空色黄色の強い個体もいる
鼻から頭側面に黒い条線が入り識別の助けになる
四肢の指先には吸盤がありガラス面や低木にも登れる

エサは飛翔性を含む昆虫類やその他の地上動物
冬は冬眠し時期は11~3月頃
落葉の下や浅い土中 樹洞などの陸上で過ごす

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