この時期の六甲高山植物園の名物といえば、木々の下に一面に広がるマイヅルソウ(舞鶴草;キジカクシ科マイヅルソウ属)。
ひとつひとつの花はそれほど目立ちませんが、その数の多さに圧倒されます。
マイヅルソウの名前は、2枚の葉を翼を広げた鶴に見立てたもの。
どこまでも広がる舞鶴の海ならぬ舞鶴草の海。
自分の目で見るのが一番の光景、少しでもお伝えできたでしょうか。
その他にも、植物園には色々な山野草が自然な感じで咲いています。
その中で、今日は白い花をご紹介~
キビヒトリシズカ(吉備一人静;センリョウ科チャラン属)
その名の通り、岡山県に分布しますが、九州北部などでも見られるそうです。
園内のあちこちでみられたチゴユリ(稚児百合;イヌサフサン科チゴユリ属)。
茎の先に1つ可愛い花を付けます。
中には2個以上の花が咲いている株もちらほら。
どうしても上手く撮れなかったこちら。でも初見なので載せちゃいます。
オサバグサ(筬葉草;ケシ科オサバグサ属)です。
全体像はこれ。葉だけ見るとまるでシダのようです。これでケシ科と聞いてびっくり!
コンロンソウ(崑崙草;アブラナ科タネツケバナ属)かな? 葉の感じはそっくりです。
でも、京都府立植物園で見たものよりずっと沢山花をつけています。
こちらは勝手に居候している「雑草」かもしれません。
でも良く見るととっても可愛かったので・・・ ノミノフスマ(ナデシコ科ハコベ属)です。
山に生えると聞いていたので、見られてラッキーでした。
白い花多すぎ!
最後はこちら。ヤマシャクヤク(山芍薬;ボタン科ボタン属)です。
控えめに開いた花弁の隙間から、ほんの少し蕊が覗いています・・・
という写真を撮るため、目一杯手を伸ばしました^^;
白い花といえば、他にもバイカイカリソウやミツガシワなど咲いていましたが、いずれも終わりかけだったり、ピンボケ。
来年のために、名前だけ記録しておきます。
明日は、白くない草本類のお花をご紹介し、六甲高山植物園特集のラストにする予定です。
【撮影】 2019年5月18日 六甲高山植物園にて
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今日はあまりにも早いコメントでビックリでしょ(笑)
昨夜 ↓のケシにもコメント入れましたけれど六甲高山植物園って凄い所ね。
こんなに沢山の高山植物が一面に広がって・・・
パチリパチリ・・・止まりませんね。
オサバグサ 私も初めてです。
ほんとにシダに咲いているようね。
これがケシ科 に叉驚きです。
大きな森の中、まさに山に自然に咲いているようですね。
マイズルソウの群生凄い!!
オサバグサ、気に入るようにって意味なんでしょうけど、
薄暗い森の中だと、小さい花って難しいですよね。
私の場合、チャルメルソウがそうでした^^;
ヤマシャクヤクも、自然な森に似合います^^
あれ〜、夜更かし早起きはお肌に悪いですよ(笑)
今日は久しぶりに爽やかな朝です。
こういう日にお散歩したいですね〜
オサバグサはまさかケシ科とは思いませんでした。
名前も、どうしても魚の鯖が頭に浮かんでしまって(^^;;
筬葉草なんですね。機織の筬に似てるからと書いてあったけど、筬も知りませんでした‥
マイヅルソウは写真が悪いのですが、実物はもっと壮観ですよ〜
ほぼ林内全域の下草としてびっしりと咲いています。
これが全部ルビーのような実になることを期待して、去年は出かけたのですが、時期が悪かったのかどうか、うずら豆のような模様の実がポツポツ見られただけでした‥
オサバグサは葉が珍しいのでもっとちゃんと撮ればよかったと思いました。
とにかく風が強い上、暗かった!
来年頑張ってリベンジします^ ^
六甲高山植物園の白い花達、素敵です。
マイヅルソウ、小さなツルが羽を広げているんですね。
こんなに沢山咲いていて凄いです。
実物を見たらもっと感動するでしょうね。
オサバグサは初めて見ます。
葉を縦に2つに切ると、その形が機織りの筬に似ているから筬葉草というんだそうです。
この葉でケシ科なんて、不思議ですね。
小さなノミノフスマ、バッチリですね。
ヤマシャクヤクも美しい。
素敵な白い花達を見せて頂きました。
今日は一日涼しくて爽やかでした。
通勤と昼休みのお散歩で1万歩以上歩いてます♪
マイヅルソウ、すごいでしょう。
ここの群生はこれまで見た中でもピカイチです。
オサバグサは来年こそリベンジしたいです。
ノミノフスマも可愛いでしょう。
最初ミミナグサかと思ったのですが、もっと可愛かったです( ^ω^ )
広々として、色んな植物があって楽しめそうです。
全部を回ったら府立ぐらいの時間がかかるのでしょうか?
ほぼほぼ見たことのない花ばかりなので興味津々です!!
気になって調べて見ました。
六甲高山植物園は5万平方m、京都府立植物園24万平方m、宇治市植物公園は10万平方mですから、それほど広いわけではありません。
でも、地形が変化に富み、木々や草花、特に高山植物が自然に近い状態で育てられているので、実際より広く感じます。
是非一度行ってみられては?
山頂からの景色も雄大でいいですよ~^^/
ちなみに、大阪市大理学部附属植物園は25.5万平方mで私の行きつけの場所の中では一番広いです。