鉄道車両アラカルト

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JR東日本吾妻線付け替えで横壁トンネル開通

2006年11月28日 | JR東日本

「横壁トンネル」が貫通

JR吾妻線付け替えで

 JR吾妻線の付け替え工事の一環として掘削工事が進められていた「横壁トンネル」(1737㍍)が10月30日に貫通した。一昨年3月の川原湯トンネル(1870㍍)、昨年7月の八ツ場トンネル(4582㍍)に次ぐもので、これにより、新ルートのトンネル掘削工事が完了した。JR東日本上信越工事事務所では今後、橋梁、高架橋、新駅の建設工事に全力で取り組んでいく。

 吾妻線の付け替え工事は、国土交通省が進める利根川総合開発計画の中で新設される八ツ場ダムに伴うもので、2010年度(平成22年度)末のダム完成時(予定)には、吾妻線岩島-長野原草津口間がダム湖底に水没する。このため、同省から工事委託を受けたJR東日本上信越工事事務所では2002年2月から、現ルート南側での新線(延長約10・4㌔)建設工事を進めている。中間の川原湯温泉駅は、現在地から西側に約1・5㌔、標高で約70㍍高い位置に新設される。

 横壁トンネルは、2004年8月に工事安全祈願祭を行い、同年9月から本坑掘削工事に着手した。NATM区間は1510㍍、開削区間は227㍍。トンネル断面は単線1号型。掘削工事には自由断面掘削機、TWS(トンネル・ワーク・ステーション)を使用した。TWSによる平均月進距離は60・4㍍、最大日進距離は6・0㍍。最大月進距離は今年7月に記録した120㍍。掘進期間は約25ヵ月だった。

 トンネル起点側の坑口付近で行われた貫通式には、JR東日本建設工事部の井上晋一次長、上信越工事事務所の藤森伸一所長、JR東日本高崎支社の藤橋芳弘設備部長、国土交通省関東地方整備局八ツ場ダム工事事務所の池谷慎一所長、群馬県長野原町の高山欣也町長などが出席した。

ダムによる新線付け替え。なんかかっこいい。ダムが出来ると旧線は水没して渇水時に姿を見せるのね。廃線跡探訪なんかに出てきそう。湖畔を走る列車は新たな観光地になる予感がするわ。でもトンネル多そうだから車窓からの眺めは今一かもしれないね。


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1 コメント

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軽率な発言では?? (Taka)
2008-11-09 11:04:18
ダムによる新線付け替え。なんかかっこいい。ダムが出来ると旧線は水没して渇水時に姿を見せるのね。廃線跡探訪なんかに出てきそう。湖畔を走る列車は新たな観光地になる予感がするわ。でもトンネル多そうだから車窓からの眺めは今一かもしれないね。

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何がかっこいいですか?
周辺住民の方々を考えると、こういう軽々しい発言は
やめたほうがいいと思います。