食べられる

今日、彼は私に食べられる。


私は仕事が終わって彼に会いにいった。
そう、彼を食べるため。
彼は、おとなしく身動きもせず、待っていた。
私はお金を店員に渡して彼を手に入れた。

そのまま、彼を家まで連れ帰った。
私は帰ってすぐに彼を覆っているものを剥ぎ取って
彼自身をつかむ。

（感触が気持ちいい・・・）

でも、そのままでは食べれない。
というか、食べる気がおきない。

私は彼自身を湯の中に入れて動かした。

だんだんと様子が変わって硬くなってくる。

（ごくっ・・・たまらない。）

口の中が潤ってくる。
私は、仕事をしているときから
彼のことを料理して食べたいと思ってたんだ。

（もう、そろそろいいかな・・・）

私は彼を・・・彼自身を食べた。
水音とともに口の中においしさが広がる。

あまりのおいしさにむさぼりつき
食べるのをやめることができなかった。
夢中で彼自身を食べた。

「はぁはぁ・・・」

彼を一滴残らず食べつくし、私はつぶやく。

「ご馳走様でした。」











(イメージ図)
あーおいしかった。豚汁。（共食い）



久しぶりに話したお母さんへ。

昨日、大量に作った味噌汁の中に
スーパーで買った豚肉をいれて
豚汁にして食べました。

とってもおいしかったです。

だから、娘はちゃんとやってます。
・・・妄想しながら・・・（人生楽しいです。


■追伸■

昨日書いた絵を同期の子に見せたら
うまい(正しくは「まぁ、（いいたいことは）わかるよ」)と
いわれたので調子をこいて
また絵を描いてみました。

やめとけばよかった。（絵心ありません。）

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