今レッスン中の生徒さんがいることもあり、
ベートーヴェンのピアノソナタ14番を時々弾いています。
俗にいう「月光ソナタ」です。
8番の「悲愴」、23番の「熱情」と、この曲をあわせて
ベートーヴェンの三大ソナタと言われています
ただ、「月光」という名前は、ベートーヴェン自身がつけたものではなく、
ベートーヴェンの死後、音楽評論家が、この曲の第一楽章のことを
「スイスのルツェルン湖の月光に揺らぐ小舟のよう」とコメントしたことから
付けられた名前だと言われています。
ルツェルン湖は見たことはありませんが、確かに・・という感じがします。
静かで深くて美しい第一楽章です。
30歳の時に作曲されたもので、弟子であり恋人でもあった女性に捧げられています。
私は、30代の頃、先生にレッスンしていただこうと持っていきましたが、
「40代になってからにしよう・・・・。」とみてもらえませんでした
今は、その意味がわかる気がします。
技巧的にはあまり難しくありませんが(第三楽章は難しいです。)
とても奥の深い曲です。
私は久し振りに弾いた時、涙がでました
ご存知の方も多いと思いますが、
秋の夜長に聴くのにいいかもしれませんよ
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