
タイムが花を付けました。
しばらくの間、我が家はピンクに覆われます。
グランドカバーってそれなりに種類があります。
自宅ではヒメイワダレソウとタイムとティコンドラなどがあります。
個人的にはタイムが好きになりました。
今時期のピンクもいいんですけど、踏んだ時にあの独特の香りが漂うのが気持ちいいです。
冬枯れもないので、緑をキープできるのもいいんじゃないでしょうか。
何よりも安い。
どうせいつか生えそろうんだからという理由でとてもコストコントロールがしやすいです。
やっぱコストですよ。
特にイマドキは。
建物本体価格が上がり続けているので建物が縮小傾向にありますが、建物が小さくなるといわゆる坪単価は上がる傾向にあります。
例えば30坪のお住まいが120万円/坪だとしたら、
15坪のお住まいは170万円/坪とかになっちゃいます。
えー、15坪の方が高いのと思うかもしれませんが、
総額で考えれば
30坪×120万円=3600万円
15坪×170万円=2600万円
ということになります。
これはお住まいを小さくすることをためらう理由にもなったります。
どうせなら「割安で大きく建てたい」というのは人間の自然の心理のような気がします。
ただし、住まいって家だけではありません。
土地も必要です。
実はここが一番大事で土地って坪単価変わりません。
なんなら小さいと安い場合もあります。
実は、小さい家のメリットってここにあります。
土地を安く仕入れられる確率がぐっと上がるんです。
先ほどの30坪のお住まいに必要な土地は駐車も考えると35坪は欲しいかなと思います。
仮に土地の単価が30万だとすると1050万円
15坪のお住まいに必要な土地は25坪くらい
同じエリアであれば坪単価はほぼ同じになるので750万円
土地建物合わせての総額は
30坪で4650万円
15坪で3350万円
ネイティブディメンションズには、土地探しから相談に来られる方がとても多いです。
理由は「どのくらいの大きさの土地」を買うと「どのくらいの大きさの家」が建てられるか分からないから。
大は小を兼ねるで土地を買っちゃうと高くなっちゃう。
やっぱり土地も建物もちょうどいい大きさにするのが一番割安です。
こちらは34坪の土地ですが、土地のカタチがとにかく特殊。

明らかに普通の家は建てられないので、かなり割安で買うことができました。
そこに小さい家と駐車スペースが2台です。
こちらは一見きれいな四角で何の問題もなさそうですが、
赤枠の通り、間口が9m50cm、奥行きがわずか7mの超狭小地。

このエリアではありえない価格で販売されていました。
こちらも土地の形はほぼ9m真四角
しかも道路にきれいに接していません。

ただし、私にとっては「おいしい」という感覚。
ちょっと道路に接していないだけで安くなるなら、どうぞどうぞ。
後は私が何とかします。
こちらも小さい土地でしたが、2面道路なのでむしろラッキーくらいな気持ちでした。

28坪の土地でしたが、最初に3パターンくらい間取りを考えて、その内一番ベストだと思うプラン一つを提案しました。
ただし、この建物の特徴は土地と建物が平行になっている辺が一つもないんです。
どうしたら一番有効に使えるかは何度も何度もシミュレーションしたのを覚えています。
今のとこと面白さで行ったらNO1

台形というよりも三角形
「家建つのかな」よりも「やりたい」という気持ちが大きかったです。
土地も面白いですが、プランもなかなか面白いものが提案できました。
「ここで服を脱ぐと面白い」とかっていう会話が飛び交う打ち合わせでした。
最後にスペシャルを。
いわゆる旗竿敷地というパターン。

道路にほとんど接していない土地の設計です。
道路に接していないということは、採光しにくい土地なんです。
敷地のわずかな隙間を見つけて窓の位置を決めてからプランが始まる。
小さい家だから、どんな土地にも対応できる。
つまり、コストコントロールがしやすい住まいづくりができる。
家を作るのではなく、
住まいを作るわけですから、
土地とセットでご相談いただけると職能を最大に使えると思います。
もちろん安ければいいというわけではなく、デメリットが多すぎるからやめた方がいいというご提案もします。
土地ご相談で見学会に遊びに来ていただいても大丈夫です。
お申込みお待ちしております。
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