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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

角度

2022-08-03 19:14:56 | 建築雑談
雨でかすむ工場たまんねっす。
やっぱ工場ってモクモクした感じが似合います。

これが私の生まれ育った街の景色。
でも、実家からはちょうど正反対の向きから見える場所に今住んでいます。
違う角度の景色新鮮です。

今日は、リノベ物件のお打合せでした。
築40年ほどのお住まいですが、床の素材が一周回っていいなぁて。

イマドキ絶対ない柄。
80年代カルチャーもその筋の方々には人気だし、

流行ってどの角度から見るか的なことじゃないですか。
流行っていう時間軸の角度から物事を見るのか、自分の目線から物事を見るのか。
物自体は変わってないっていう部分もあるんだなっていう事をこのポップな床から学ばせてもらっています。

そして、今日の打ち合わせの最後にとってもうれしいことがありました。
以前、イベントのパンフレット用に描いたイラストをこのブログでもご紹介したことあるっぽいんですけど(私は忘れてる)
3日位徹夜して描いたのにボツになったから、腹いせというか供養のために記事にしたんでしょうか。

それをKさんが見てくれたらしく、

是非リノベした玄関に飾りたいからコピーをください

って。
玄関にはもうちょい巨匠方面がいいんじゃないかと思うんですがどうなんでしょう。

この絵は元々古町花街の街歩きイベント用のパンフレットに使うためで、古町の歴史ある建物が納まる構図になっています。

なんで、欲しいのか理由を尋ねると、生まれ育った街でご実家や通った学校、披露宴を行った場所などKさんにとっても、この絵の構図には思い出が詰まっているそうなんです。

なるほど。
街って、思い出がレイヤーになっていて、人が見る角度でそれが浮かび上がるんだ。

建物一つ一つにそこに暮らしている方の思い出が詰まっていて、その建物が集まって街になっている。

自分だけの建物じゃないんですよね。
廻りに暮らす方々の想いも詰まっているんですよ。

だから、新築の時には、街並みを作る一つのパーツとしての責任もありますし、リノベの時はその思いを繋ぐ責任があるんじゃないかなと思うんです。

だって、いい街がいいじゃないですか。

おまけ1
引っ越し作業中に、娘の文化祭の時に描いた父兄作品が出てきました。
ある意味、最強の街並みかもしれないですね。

おまけ2
今日も工務店の社長さんからとうもろこしをいただいてしまいました。
とってもありがたいです。
街もいいけど、人のつながりもいいですよね~。




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