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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「多趣味の小さい家」秘密兵器

2024-09-23 19:00:29 | 多趣味の小さい家
本日、地鎮祭を執り行いました。
すこーし小雨というか霧雨のようなお天気でしたが、祭事は無事終了。
無事じゃなかったのは私の天パくらいだったのでよかったです。

今週中くらいには確認申請も長期優良住宅の認定もおりると思います。
予定通り来週には着工できることでしょう。

そして、地鎮祭は建物の中央で行う必要があり、かつ地盤改良の時にも杭の位置を出すために地縄という、地面に建物の形をロープで記す必要があります。

通常のこの地縄はトランシットという測量機器を使って出すんですけど、時代は激しく進化していてスマホに座標を入れておいて、敷地中央にセットしたGPS機器とやり取りするとミリ単位の誤差もなく図面通りの位置を出すことができるんです。
よって、通常半日がかりくらいで行う地縄出しがものの30分
(上の画像は土地の基準線をGPS機器に設定するための作業)

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、で終わりました。
元々は規模の大きい建物(ビルとか)に使う道具なんですけど、狭小地でお隣との境界がシビアな場合や土地の形がきれいな矩形じゃない場合にもとても有効です。
おかげでパソコンの画面上で書いた配置図と寸分の狂いもなく現場で再現することができました。

ナスカの地上絵もこれを使って書いたといわれています。(うそ)

地盤改良後に基礎工事のためにもう一度建物の場所を再現する必要がありますが、この道具で元通りにすることができます。
つまり、地盤改良の上に正確に基礎を作ることができるようになります。

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