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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【坂の上の狭小住宅】お日柄もよくて困ってます。

2019-05-14 14:12:47 | 坂の上の狭小住宅
受電も完了して、すでに照明が点いています。
電気があると雰囲気でますね。

完成が楽しみです。
しかし、一つ悩みがあります。

見学会の時期は、暑くもなく寒くもなく。湿度もちょうどよく。
1年で一番気持ちがいい時期です。
この建物の性能を体感することができません。

ネイティブディメンションズでは、断熱性能をシミュレーションで年間¥240,000以下の光熱費(電気+ガス)になるように設計します。
なんだかよく分かんないけど凄そうな基準クリアしてるとか、☆いくつだとか、皆さんがイマイチ理解しにくい表現は使いません。

今回のシミュレーション結果は¥226,942/年
月々に均すと約¥19,000です。

坂の上の狭小住宅はミニストックより大きいので、今回断熱材を厚くしています。
シミュレーションですが、¥19,000を目指すために施工した断熱材の厚さは

100mm(壁に施工したフェノールフォーム)
一般的なグラスウールに換算すると20cmです。つまり、壁の中に入らない厚さ。

屋根はいつも通りですが、110mm(フェノールフォーム)
同じくグラスウールに換算すれば220mm

そして、基礎のコンクリートにも100mmのフェノールフォームを貼り付けています。

全身三桁!

ちょっとよく分かりませんが、なんか凄そう。

でも、それを体感していただけないんですよね・・・。
加えて、23坪の居住スペースであっても、年間¥240,000以下を目指すには全身三桁にしないと実現しないんですよ。

夏暑くて、冬寒い新潟をなめちゃいけないです。

ふぅ。

引き続き現場の方は、室内の建具も搬入済みで、取り付けを待つのみ。


っていうか、すごいですね。

どの窓も出窓みたいな造りになってます。

そう!

体感できないけど、断熱材厚いなっていうのは見ていただけます。

窓の奥行きが20cmあります。

ご自宅の窓と比べてみてください。
全然違うはずです。(木造の場合)

外壁も基礎から12cm近く張り出してます。


この明らかに他の建物と違った感じは必見です。

なんで、こんなことになるのか。

造作家具工事が多いネイティブディメンションズ。
充填断熱の場合、取り付け下地が断熱層と防湿層の邪魔をします。
邪魔させない場合は、室内側に下地を作らなければならないので、お部屋が少し狭くなります。
その代わり、外張り断熱は外部通路が狭くなったりもするので、建物配置に注意が必要です。

どっちがいいかなぁと考えて外張り断熱を採用しました。

建物小さいんで、むしろ他より広いんですけどね。


「あー、なんかちゃんと全体を考えてんだなぁ」と感心してくださる方は是非6月1日(土)2日(日)の見学会にお越しください。
ご来場予約を受け付け中です。
詳細はこちらから。



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