
自宅の庭にお気に入りの木を植えて窓からの眺めをよくするんじゃなくて、
窓からの眺めがよいところに自宅を移植するリノベが始まりました。
結果的には同じことになりますよね
たぶん
昨年の8月から打ち合わせがスタートして、昨年の内には工事を始めたかったんですけど、かくかくしかじかな状況でして今日からのスタートになりました。
その間、頭の中はずっと「実家、実家、実家」がリフレインしていて、


この雰囲気が頭いっぱいになったので、

こっちみても障子

あっちみても障子
の結果、

マンションだけど、真壁和室の住まい、そして、その先に最高の眺めっていう、つまり実家に仕立てちゃいます。
マンションリノベって方向性を決めるのが重要で、
フルスケルトン(がらんどう状態)にして一から作り上げる計画と
極力壊さないで既存を守りながら作り上げる計画
どちらにするかをはっきりと入り口の段階で決めるのがポイントだと思っています。
みんなで選んだのは後者
コストの都合というもありますが、今ある駒をどうやって最適化させるかが私の職能に一番合っているかなと思います。
同じプランなのにちょっとレイアウトを変えたり、収納を付け足すだけで使い勝手だけが良くなる。
これぞ設計のだいご味
まぁ、それなりに壊してはいるんですが、かなり部分的な解体だけで済ましています。

ごみも最小限でエコロジー。
最小限だけに工事期間もコンパクト。
小さい家を専門とする設計事務所っぽいリノベじゃないでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます