
神田工務店さんとのコラボ物件が始まりました。
役割りとしては、基本設計とインテリアと工事が神田さん、実施設計、各種計算、申請、監理が私という分担。
工務店さんとの協業形態としては一番スムーズに進めやすい分担方法かと思います。
また、ネイティブディメンションズでは上記のような設計依頼があれば、どんな申請にも対応できる作図と計算を行います。
申請はお好み次第。
長期優良住宅、BELS、性能評価などなど
低炭素住宅はご要望があれば申請しますが、価値が低い認定だと思っているので、他を勧めています。
今回は色々話し合った結果、BELSを申請しました。
理由はGX志向型住宅にするため。
GX志向型住宅とは今年度から始まる補助金制度「子育てグリーン支援事業」に設けられた建物グレードの事
このグレードの住まいを建てると160万円の補助を受けることができます。
久々に大型の補助事業が来たなという印象です。
同時にこういった補助事業は今年度までという噂も聞いていますので、最後の花道ということなんでしょうか。
次世代の住まいですね。
ただし、補助額が大きいだけにGX志向型住宅にするのが難しいと世間では言われています。
うーん、さほど
というのが私と神田さんの感想
ほぼいつも通りで要件をクリアしました。
すでに次世代型の住まい作りをしている私と神田さん。
そして、今回のもう一つのミッションは、この住まいづくりを次世代に引き継ぐこと。

今日は配筋検査。
天気にも恵まれました。
いつもは私と神田さん、鉄筋屋さんで粛々と確認して帰ってくるのですが、今日の主役はこちらの2名

私は検査する人を検査してきました。
設計志望の二人ですが、現場で知りたい寸法は何なのかを自ら知ってもらうため、図面を元に現場検査をしてもらいました。
検査がしやすかったら図面が読みやすかったということ
検査がしにくかったら図面が読みにくいということ
図面って現場を知らないと描けないんですよ。
現場が苦手だから設計を志望するってないんです。
図面っていっぱい文字とか寸法を描くと個人の満足度は上がるんですけど、現場の評価は下がる一方。
図面は読みやすくなければ図面じゃない。
何も書いてなければ作れない。
何がちょうどいいのか。
その感覚を次世代に教える現場。
色々吸収してもらいたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます