
アーキテクトビルダーという超マニアック専門誌がありまして、
5月号は「超耐震」というテーマでまるっと1冊構造計算について特集されているんですが、
その巻頭に、私のロングインタビューが4ページにわたって掲載されました。
そしていきなり1ページ目が私の特大写真。
構造計算のコツや具体的な方法等の内容は他の記事にお任せして、私からは意匠設計者が構造設計にどう向き合っていくかなど、マインド的な、スピリッツ的なお話しをさせていただきました。
耐震等級2とか3で設計しようとすると、耐力壁が増えてしまいます。
そのことに対して設計の自由度がなくなるという風に言われることがあるんですけど、
その耐力壁を活かすデザインだったり、目立ちにくいように配置できるようになれば、設計はもっと楽しくなりますよっていうことをダラダラと語りました。
構造も意匠に取り入れましょう!
ということで、ミニストック-14の外皮計算を行って、予想光熱費を検討してみました。

UA値は0.3W/㎡K
安定のそこそこの断熱性能。
これを元に一次エネルギー消費量計算を行って、光熱費に換算すると

月平均が¥14,360で
1年間で¥172,325
一般的な返済期間でもある30年間では¥5,169,750となりました。
ただし、今回は太陽光発電を乗せる予定です。
年間の1/4くらいは発電で賄えるので、
¥172,325×3/4=¥129,243となって、
30年間では¥129,243×30=¥3,877,312となります。
※この計算に売電分は含まれていません。
構造も意匠に取り入れて、断熱設計も同時に取り入れます。
どれも全部同じ「設計」です。
もちろん昨日の記事の内容も同じ「設計」です。
これで普通の設計となります。