
6月5日、6日にビッグサイトで開催された住宅ビジネスフェアに参加して用事は終わりましたが、そのまま帰ってくるのももったいない。
田舎者がせっかく東京に行ったので、新潟にないものを経験しなければ。
今回は美術館巡りを考えていました。
私が中学生の時に腰が抜けるほど衝撃を受けて、価値観が180度ひっくり返ったとも言える画家横尾忠則氏の展覧会が2か所で開催されています。

一つは世田谷美術館で開催されている「連画の河」展

もう一つがグッチ銀座で開催されている「未完の自画像ー私への旅」

なんであの時僕は引き込まれたんだろう。
しばらく氏の画からは離れていましたが、展覧会が開催されていることを知って、それを再確認したくなったのかもしれません。

一作品一作品ずつ丁寧に見たつもりでしたが、さっぱり分かりません。
氏の世界観に全く近づけず。
しかし、様々な作品に記されているメッセージを読んで、なんで中学生が刺激を受けることができたのか理解できました。

私がどう感じたのかはあえて書きません。
皆さんが感じたことが皆さんにとっての正解なので。
この日の予定はここまででしたが、ちょっとすっきりした気持ちをもって六本木に行くことにしました。
国立新美術館で開催されている「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」へ。

住まいのモダニティはどのように始まったのか。
土曜日ということもあってか7割くらいが学生さんだったように感じました。

この展覧会は主に模型を通して思想に触れることができます。
ただし、こちらも数点を除いてピンとくるものはありませんでした。
氷河期世代と言われて不景気を地で歩んできて、
スエズ運河危機に誕生したミニを大好きになる性格。
戦後の小住宅時代に興味を持った私にとって違う世界観の居心地でした。
あー、だから横尾忠則氏の画に惹かれたのか。
あの時に感じたからミニストックにたどり着けたんです。
本当にすっきりして、孫にも会ってから新潟に帰ってくることができました。
もっといろんなこと知りたいですね。
ぜひ皆さんも色んな刺激を。
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