
今、日本で一番筋肉痛が多いのは新潟県だ、と勝手に思っています。
来たなーって思いましたよね。
12月に来るかぁって。
そして、借りてる月極駐車場は満車のはずなんですが、なぜか我が家の車しか停まっていない。
つまりあそこまで自力が雪かきしないといけない。
無理ゲーやろって思いましたが、やらなきゃ始まらない。
4時間かけて頑張りました。

って分かりますか。
駐車場から下の空地へ雪を放り投げてできた山です。
富士山よりちょっと低いかなくらいになりました。
の、成果がこちら。

ディティールにこだわって、線をきっちり出しました。
しかも、この時ZOOMセミナーを聞きながら作業してたんですけど、内容が「設計が起因する瑕疵の凡例紹介」という何とも重たい内容。
テンションが上がる要素ゼロです。
にもかかわらず、ここで職業病がでるわけです。
私のスカウターによると、

締まりかけの雪なので雪の単位重量を20N/cm/㎡と仮定して、
45cmほど積もっていたので900N/㎡となり、
55㎡+道路4㎡=59㎡ほど放り投げたので53100N雪かきしました。
1kg=9.8Nですから、5418.37kgということに・・・
240分ほぼ休みなしで黙々と作業してたので、1分あたり22.6kg放り投げてたことになります。
うーん、知らなきゃよかった。
余計に疲れる気がします。
ちなみにですが、構造計算で使う雪の重さは30N/cm/㎡。
もうちょい締まった雪で計算します。
それが乗っかるとこんな感じに。

ちょうど足場に引っかかってて、巨大雪庇になっていました。
さっきの計算のような重量が軒先にたっぷり乗っかっている状況です。
積雪1mで計算しているので、さほど心配はしていませんが、具体的に重さを知ると構造計算の必要性を感じますよね。

ちなみにその時聞いていたZOOMセミナーで一番印象に残った言葉が、
そもそも間違った図面を図面通りに作った施工業者に瑕疵はない。
すべての責任は設計者にあります。
とのこと。
しかも、今の法律って設計事務所に責任が及ぶんじゃなくて、設計者個人に責任が及ぶようになっているんです。
つまり、会社が潰れたからごめんなさいとか言い逃れできない様になっています。
設計者はめちゃめちゃ追い込まれます。
雪の重さを実感しながら、設計者としての責任も感じながら雪かきをしてました。
通りがかった小学生の女の子が「頑張ってください」と声をかけてくれたおかげで頑張れました。
ありがとう!
今回の雪は平場の方が積もってますね、、、まだ12月だというのに。
先が思いやられますが、童心に帰って楽しみましょう笑
(今度小学生の為にカマクラでも作りますか😅)
ですね。一部の山の方は全然積もってないって聞きますもんね。
雪かきは普段身体を動かさない私にとって、どうしてもやらなければいけない事なので、結構前向きに作業しています。
まぁ、おいしい晩酌のためでもあるんですが。