この週末に水戸で開かれた協議会に出席してきました。
建築士の資格を取得してから12年が経っていますが、この様な会に出席するのは初めて。
いくつかある発表・講演会を聞きに行く程度の認識でしたが、収穫はかなり大きかったです。
ただ聞きに行く程度の気持ちだったので第3者的な気分でしたが、会の目的は建築士が建築にどう関われるかという事。聞く立場でありながらも当事者でもあったんです。
建築士と言っても、普段の業が設計士だったり、営業マンだったり、現場監督だったり、大工さんだったり様々で、それぞれの仕事をこなしているのは当然として、職業の枠を超えて一建築士個人の立場として何をしているのか。
普段の仕事の延長線上にあったとしても、仕事以外でのボランティア活動だったとしても関われる事はたくさんあります。
街並みや地域、あるいは文化を形成するほどの影響力がある立場だと思うんです。(そう思って仕事をするべき)建物が出来上がると、例え自分が死んだとしてもその建物は残り続けます。それが集まると街並みや地域が出来上がります。そして、その街の雰囲気がその街の文化の1つになるはず。
そして、それらの具体的な活動をされている方々のお話を聞く事ができて、より建築士の責任を感じる事ができた協議会でした。
「建築士」は楽しいです。