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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-10(lab)】都会っ子-グランドピアノがある小さい家-

2020-02-04 20:31:34 | ministock-10(lab)


ミニストック-10は現在、建築確認の審査中で、今日まぁまぁな指摘が入ったのでご紹介。

↑の画像は、「4号特例」の一覧です。
詳しくはオレンジの文字をクリックしてください。

略すと、

「小規模な建築物は、

数ある建築基準法を則らないといけないのは、とーぜんですが、

ちっさいので、

建築士さんが自ら確認すれば、

確認申請に添付しなくてもいいですよ。

つまり、お任せです」


という意味。


で、そのお任せになっているのが、↑の画像の✖印の項目。

つまり結構な量が建築士さんに「お任せ」られています。


これを、悪く解釈するとお任せだから、守らなくてもバレません
有名なのが構造計算。
構造計算しなくても、審査対象じゃないんだから、いくらでもごまかせちゃう。


で、注目していただきたいのが、黄色いマーカーの縦軸。

この黄色いマーカーの下が小規模建築物の特例を受けている項目

ですが、2列あります。

2列ある青とオレンジのマーカーの軸は

青が「一般的な場所」で建てる場合、

オレンジが「火災に特に気を付けなければいけない場所」で建てる場合の違い。

オレンジの方が特例の数が少ないんです。

火災に気をつけなければいけないという事は、ざっくり言うと「都会」

新潟市内で小さい家を得意としているため、結果的に「都会」での建築が多いネイティブディメンションズ。

つまり、より法律にさらされているので、まじめが取り柄です。

そんな中。

こんな指摘が入りました。

ネイティブディメンションズは2階の屋根が勾配になっているのがほとんどなので、煙が逃げにくい建物なんです。

ほら、私のような人間と煙って高いところが好きじゃないですか。

この煙が逃げやすいか逃げにくいかの検討は、ミニストックの苦手のするところですが、

換気できる窓の基準をクリアしていれば、法律的にはクリアします。

この辺りが一般的な地域では4号特例で隠れているんですが、
「都会」では計算が必要なんです。

だから、排煙の計算をすっ飛ばして、換気の計算を図面に記載していたんですが、

すっ飛ばすのは分かるけど、一応排煙も計算してね、って。

ぐぬぬ。
おっしゃる通りでございます。

ちゃんとしよう。

窓の設計って、結構難しいんです。
窓の役割って言ったら、

外を眺める
日の光を入れる

がメジャーですが、
その他にも

風を通す
換気する
熱を入れる
煙を出す
モノを出し入れする
逃げる

などの役割があります。
このうちのどの目的を持って採用するかが窓の設計のポイントとなり、

とても法律と密接な関係にあるんです。



当たり前ですが、ネイティブディメンションズではどんな場所で建てようとも、該当する法律は、↑の✖印も含めてすべて設計して図面に記載して住む方にお渡ししています。
ちゃんとカタチに残します。
都会、田舎関係ありません。








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