25回野草展も無事終え本格的な畑の開墾を始めている。
数年まえの台風で倒れたままになっている五葉松が毎年夏には草で被い尽くされているのに枯れてくれない。
昨日は周りの草と一緒に5~6メートルはあろうかと思う大木の枝を落として焼いたらぼう大な量がほんの少しの灰になった。
火の力が強くなると生木や青い葉でもバリバリ燃える。
周りに水を置いて焼くが面白いけどちょっと怖い。
今日も刈った草を焼きながら開墾するつもりだったのに隣の会社の寮よりクレームがつき草は焼かないで処理しなければいけなくなった。
町中での開墾は難しい面がある。
真っ赤に紅葉したはぜの葉はきれいで開墾に勢いが出そうなので散ってから刈ることにした。
手前に写っている草イチゴは実がなる前なら刈らないけど今日刈った。
2メートル以上ありそうなススキを刈ってカブが50センチ以上もあるのをツルハシを使って掘り起こした。
根が浅く思ったより簡単だった。
それよりすぐ隣に葉は落ちているがこれも2メートル以上のカラムシのカブを掘り起こすのは大変だった。
もう何年もここで繁っているらしく根が大木並に木せいかしておまけに四方に太い根が張って、掘り起こした根の元にはもう5センチぐらいの新芽が出ている。
私が気に入っている場所に生えるカラムシも夏だと刈られて2週間で青々と繁る。
カラムシを栽培しているところでは年6回採集できると書かれていた。
草茶にすると美味しく土手などでは刈られても刈られても新芽が出て11月まで採集できありがたい草だが我が畑だと寒い内に根の始末をしないと夏場大変だ。
逞しく葉を繁らせ始めた彼岸花も掘り起こした。
これも葉があるうちに掘り起こさないと花が咲くまでわからないし繁殖力が旺盛だ。
彼岸花は畑で見るより野辺で見るほうが好きだ。
来春から新しく植える木や野菜や花のことを考えながら勝手に生えている植物を取り除いているが思わぬ植物があったり新しい発見が多く楽しい。
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