２１年の灯が消えそう

ねこばばーミーコさまの推定誕生日、平成５年４月２０日。

今度の平成２６年４月２０日（日）まであと３日。　満２１年を生きる事になる。

でも、しかし・・・・

５日前から突然ご飯を食べなくなった。　昨日からは水も飲まずに自分の布団に静かに横たわっているだけ。

下の写真は６日前の土曜日に撮ったもの。

大好きなキャットフードを目の前に、早く食わせろ！　って目で訴えていたのに・・・

この年にして、美味しそうに食事をする姿は、まだまだ生きるぞ！　って云っている様だった。

食事の後のお化粧も怠らない。

昨年の秋位から足腰が弱ってしまい、ヨタヨタ歩くので「ミーコ与太郎」って呼んでいたのですが、食う事だけはしっかりしていた。

人間含めて生き物の寿命は生まれた時に決まっている宿命らしい。　自分で命を絶つ以外、変える事は出来ない。

変えられるのはどの様に最期を迎えるかだ。

生涯の最後まで健康で食事をして、老衰の最後に数日間その時を待つように寝込んで静かに眠る。

本当に幸せな２１年間の最期だと思う。

この待機時間は世話になった家族にさよならを言いたいがために用意された時間の様な気がする。

土曜日には東京に居る長男もミーコに別れを告げに帰って来ると云う。

娘も明日は一日、そばに居てくれると云う。

まだ２０代の子供たちにとっては、人生の大半をミーコと過ごして来たわけで、ましてや末息子にすれば一つ年上のネコだった訳だから、ミーコも子供達もお互い感慨深いところだろう。

ところで、「ネコ年齢」で調べると２１歳はネコ的には１００歳とも１０８歳とも出て来る。

でも、殆どのデータは２０歳までのネコ年齢となっていて２１歳まで載っているネットデータは少ない。

実家でもネコは良く飼ったが、長くて１０年が良いところ。　こんなに長生きなネコは見た事無い。

人と一緒で、１００も生きればお祝いをするくらいに考えないとやりきれない。

あとは、その時を待つだけだ。　辛いね。