東北新幹線３０周年

今日は妻の迎えが遅くなるというう事で一本遅く帰って来ることになっていましたが、忘れていつもの新幹線で帰って来てしまいました。

駅に着いてから気が付いて駅の待合室で妻が迎えに来るのを４０分程待つことに。

暇なので、いろんなものを見ながらひとりで物思いにふけっていると、毎日見てるのに特段気にもかけなかった「新幹線３０周年」の大きな文字。

良く考えてみると、私も既に新幹線通勤１９年目を進行中で、３０周年の内の約２／３を新幹線にお世話になって来たのかと思うと感謝の気持ちになって来ました。

新幹線によって生活が変わった人がどれほどいるか、最初は大宮までしか走らず「リレー号」で東京大宮間の渡りをしていた時代もあったのを思い出しました。リレー号を降りると新幹線の自由席の座席を取るのにみんな駅構内を走って新幹線ホームまで行きました。　でも、私が通勤を始めたのは東京駅まで開通してからです。

当時は８両編成か１２両編成が多く、車内はいつも混んでいました。　私は更に幕張まで行っていましたが、京葉線を降りてから走って新幹線乗り場まで行ってぎりぎり乗れる時刻だったので日によっては小山ままで立って帰る事も何度もありました。

でも、その後１６両編成が増え、二階建てMAXが登場すると立って帰る事など無くなりました。MAXも今年から東北新幹線ではほとんど姿を消し、上越方面専用になってしまいましたが、本数の増加もあって立つことはありません。　

１９年前、東京－那須塩原間が１：１５かかったのが、今は１：１０です。　以前のブログでも紹介した「はやぶさ」が開業して、このスピードの波が加速してスピードの出ない二階建てMAXは東北新幹線から２往復程度残して姿を無くしました。　

車両も昔は前後方向の回転が出来ない固定椅子だったり、いろいろ試行錯誤を繰り返しながら発達してきた歴史を体験してきた訳で、退職して新幹線に乗らなくなったときに初めてその体験の貴重さが分かるんだろうなって考えてながら４０分の待ち時間を過ごしました。