連載物「今年最初のサイクリング」第4段は・・・
「NOVIRO」で水分補給と食事を済ませると、ちょっと体が重くなります。 でも、まだまだ山に向かって一定の勾配の道を走ります。 前にも書きましたが、この辺の地形は裾野のためアップダウンがあまりなくペースを乱す事無く体調管理はし易いです。
そんなこんなで、20分ほど山に向かい、大きな交差点を左に行くとその場所はあります。
交差点から1kmくらい行くと右手に入る小道の先に「陶」の文字が。
はい。こちらもサイクリング立ち寄り定番の「成月窯」と言う焼き物屋さん。
何時ものネコちゃん「ラッキー」も健在で相変わらず人懐っこい性格の可愛いニャンコです。
でも、しっぽ長いですねェ。
ついでにひげも長ーい。 耳はカウボーイハットの様なシャレた湾曲。
「君はどこから来たんだい」と声を掛けたくなります。
さて、今日の目的は以前に買った三日月湯呑茶碗が3.11震災で欠けてしまって暫く使っていないので、また欲しくなってまだあるかどうかを確認に来ました。
良く見たら一つだけ展示してあったので「一つあって良かった~」と言ったら「まだ有りますよ」って奥から出して来て並べてくれました。
少しづつどこかみんな違って、手造りの味が出ています。
夕空のグラデーションを見事に表現した本体の色具合と新月直後を思わせる細い月。 秋の夕暮にこの茶碗でお酒を飲むと、ほのぼのとした雰囲気になれるので気に入ってます。 秋が深まる前に買いに来ないとね。
オーナーといろんな話をしていると、ラッキーはテーブルの上でその話を聞きながらうつらうつらしています。 ご満悦の様子。
更に長話しをしているといつの間にかどこかへ行ってしまいました。
そろそろ帰ろうと、ふと外を見ようと窓の方向を見たら・・・・
こんなん なっちゃってました。
オーナーの話しではラッキーはこの皿がえらく気に入ってしまって定番寝床になってしまったので売るに売れなくなってしまったのだと・・・
この成月窯にお越しの際には、先ず窓から中を覗いてみましょう。ラッキーが皿ネコになって寝ているかも。
ここでも1時間近く談義に没頭。
さて、これでこの日のサイクリングは帰途か? と思いきや、まだ次があるんですよ。
今年、遅いサイクリング初日とあってご挨拶回りが沢山。 これでも本当は1/3程度ですが・・・・
こんな風にブログ書いていると、サイクリングが主なのかお店回りが主なのか良く分かんなくなって来ました。
道の駅を出た時、既に1時過ぎていました。 買ったパンを食べようかとも思いましたが家に帰ってからのお楽しみにし、パスタが食べたくなり次なる場所に向かいました。
そう何時もご登場する「NOVIRO(ノビロ)」と言うしゃれた喫茶店。
ここは、板室温泉から下って来る直線道路なので、車で飛ばして走って来ると気が付かないで通り過ぎてしまいますが、最近道の反対側にオープンした大きなサッカー場がありますから、車の方も気が付いたら寄ってみてはいかがでしょう
さて、涼しく落ち着いた店内に入るとママさんが「久しぶりに自転車で来られたんですね」と声を掛けてくれます。
何時ものテーブルに座ると何時ものようにグラスの水以外に特別に緑のビンにおいしい水を入れて出してくれます。 云わずとも状況を見て水を大目に出してくれるこの気遣いが好きで私はこのお店に来ます。
今日のパスタは何かと聞くと「バジルソースのパスタ」と云うので好きなパスタの一つなので早速注文。
配膳前からお店の中はバジルの良い香りに包まれ期待して待っていると、来ました来ました。
たっぷりバジルを使ったソースをパスタに絡ませ、上には美味しそうなシーフードがたっぷり。
わおォー!美味しい!
ところで、各テーブルに設置されたライト、気が付くと白熱球からLEDに代わっていました。
聞くと、少しでも発熱を抑えて省エネしたかったのでLEDランプにしたそうです。 みんなエコ頑張ってます。
ここでも1時間居座ってしまいました。
これがわたし流のサイクリングの楽しみ方。
パスタを食べていると、新幹線で何時も会う方で以前にもこのお店で出会ってお話しするようになった方がばったりお店に
来ました。 それを知っているママさんが「新幹線でお知り合いの方来ましたよ」って教えてくれました。
この方、双方共に名前も知りませんが新幹線を降りる場所が同じで、会うと話をしながら駅内を出口まで一緒に歩きます。NOVIROは私より常連です。 軽い世間話をして、お店を後にしました。
さて、次は?
昨日に引き続き今日も良い天気で湿度55%の爽やかな天気です。
さて、昨日の続きのブログです。
ゼロポイントを後にして向かったのは道の駅。 毎度同じ所で恐縮ですがそれはここが良い休憩所な証拠。
私は同じ所へ何度行っても平気な人なので、妻にも飽きられています。 なぜ平気かというと年、月、日、時間と共にすべての物が変化しているの見るのが好きだから。
同じ場所でも雲の動き、光の輝き、空気の匂い、太陽の位置、木々の色が常に変化し、そのような物に視点を置いているので飽きる事など無いです。 要は「その場所」と言った単一的な側だけにとらわれず、もっと奥に潜んだ自然を愛する心ってとこでしょうか? かっこう付け過ぎか・・・。
でも、そのようなインスピレーションを「感じやすい場所」と言うものがあります。 那須高原には沢山ありますね。
前置きが長くなりましたが、2週間前に紹介したヒマワリ畑もご覧の様にもう終わってしまい、次のコスモス畑が準備万端満開の季節を待っている状態です。
このお花畑の周囲はぐる―とひと回りできる散歩道が有ります。
こんな可憐な花の花壇の小道もあります。
そこから一歩林の中に入るとヒンヤリと涼しい緑に囲まれ、優しい気持ちになれます。
刻々と変化する木漏れ日に照らされた葉を見ていると何時までもそこに居たくなってしまいます。
林を抜けると青木邸の脇に出ます。
洋館青木邸からお花畑の方向を向くと広い芝生の向こうにお花畑が広がっています。
ゆっくりと時間を掛けて一周したあとは、何時もの道の駅のパン屋さんでパンを買います。 マスターに声を掛けると忙しい中でも笑顔で挨拶してくれます。
このパン屋さんのパンはウインナーが入ったものが沢山あって、家に帰ってからのビールのお供に最高なんです。
時間軸をこの日の最後に飛ばしてそのおいしそうな写真を見せましょう。
どうですか? そこのあなた!よだれが垂れていませんか?
次はどこへ向かったかって? このブログを以前から見ている人は分かるかな?
今年初めてのサイクリングだったので、馴染みの沢山のお店や人に会って来ました。
次回をお楽しみに。