へっぽこアルピニスタ

富山在住。突然山に魅せられた女3人の山登りブログ
初心者なのに果敢に(無謀に)挑んでいく!

読書の秋と登山

2016年09月13日 | シングル
コンビニ人間という小説がある。

最近芥川賞受賞した本であり、
あっさり読めるわかりやすい話だった。

芥川賞といえば、ピース又吉の火花も
羽田圭介のスクラップアンドビルドも
本谷有希子の異類婚姻譚も読んだけど

このコンビニ人間が一番読みやすく、且つ理解できたかな。笑

因みに直木賞作品も必ず読む。
今は青山文平のつまをめとらばを読んでおり、

東山彰良の流
西加奈子のサラバ
黒川博行の破門も読んだ。

どの作品も詳細には思い出せないのだけれども、
なんとなく話は覚えている。

あと数年もすれば忘れてしまうから
結局は読んでも読まなくてもいいのかもしれないけど
読書が好きでついつい本を読んでいる。

登山も一緒だなと思った。
別に山なんて登っても登らなくても絶景は見れる。
テレビでも見れるし大好きなナショジオ見れば
世界中の絶景がいくらでも見れる。

なんでこんな話をしているかというと
昨日イケメン登山部という番組をみた。
終わってからスマスマだったことに気づいた。
私は、SMAPが解散するという年になって初めてスマスマを観たのだ。笑
テレビに興味がないのでご飯中に眺める程度のため。

はるみんからラインが来ていた。
『スマスマ今日登山だって。八ヶ岳だって』
それなら観るか・・・と風呂から上がり
テレビをみる。

アルピニスト野口 健が一緒に登っている。
山本裕典がそうそうにへばっていたけども(まるでシングル)
みんな登頂する


そのシーンの時に
自分が今まで登ってきた山の頂上に出るアングルがかぶって見えた。

この前の唐松岳のときも、

富士山のときも

長かった登りを終えて
周り中の大展望が見えるあの一瞬・・・・

あの一瞬はテレビカメラでも映せない。
歩いて登ってる登山部のみんなの表情はきっと同じだと思う。
その一瞬のために登っちゃうし
疲れるとわかってるのに登っちゃう。

絶景が見えないこともあるけどね、
でも大展望が開けるとき、
展望があまりない山でも、
一歩ずつ足元を見て登っていたけど
もう登らなくていい
パーッとひらけるあの既視感は
登った人にしかわからないものだろうなと思う。

今年自転車もほとんど乗らないほどに
大好きなランチもいかないほどに
休みという休みは山に行っていた。

明後日はどこに向かおうか?

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