星ノ宮の地下に眠る膨大な数の碑文。これは建国の立役者ナナイ大聖導師が彫らせた、新ヨゴ皇国の真の歴史を伝える資料である。第14話でシュガが読んでいた石板が、その序文にあたるものだ。
碑文が「古代ヨゴ文字」で書かれていることは作品中で何度か説明されており、書かれている文字は篆書体風で、第13話で出てきた街道沿いの壁面に彫られていたヨゴ文字と同じ文字であるように見える。(街道の方がより強調された篆書体である)
このことから篆書体風のヨゴ文字=古代ヨゴ文字と結論付けて良いように思われる。
書かれている内容だが、シュガは序文の冒頭を次のように音読している。
建国正史に記した水妖とは渇きをもたらす魔物にあらず
それはこの地に水の恵みをもたらす精霊
最初の3行分の文字数としてはほぼ合っているように思われるが、問題点もある。
序文の冒頭の拡大画像を見てみると、7文字目と9文字目は同じ「し」の字であるはずなのに、文字の形を見る限り明らかに別の文字である。また、それぞれの文字を解読済みの現代ヨゴ文字と比較しても全く似ても似つかない文字ばかりである。このことから、シュガの読み上げていた部分は碑文の冒頭ではない可能性が高い。
古代ヨゴ文字の解読は相当困難が予想されるが、個々の現代ヨゴ文字を篆書体化させた場合の、パーツごとの書体の変化を系統づけて解読する他ないように思われる。
碑文が「古代ヨゴ文字」で書かれていることは作品中で何度か説明されており、書かれている文字は篆書体風で、第13話で出てきた街道沿いの壁面に彫られていたヨゴ文字と同じ文字であるように見える。(街道の方がより強調された篆書体である)
このことから篆書体風のヨゴ文字=古代ヨゴ文字と結論付けて良いように思われる。
書かれている内容だが、シュガは序文の冒頭を次のように音読している。
建国正史に記した水妖とは渇きをもたらす魔物にあらず
それはこの地に水の恵みをもたらす精霊
最初の3行分の文字数としてはほぼ合っているように思われるが、問題点もある。
序文の冒頭の拡大画像を見てみると、7文字目と9文字目は同じ「し」の字であるはずなのに、文字の形を見る限り明らかに別の文字である。また、それぞれの文字を解読済みの現代ヨゴ文字と比較しても全く似ても似つかない文字ばかりである。このことから、シュガの読み上げていた部分は碑文の冒頭ではない可能性が高い。
古代ヨゴ文字の解読は相当困難が予想されるが、個々の現代ヨゴ文字を篆書体化させた場合の、パーツごとの書体の変化を系統づけて解読する他ないように思われる。