東浦町議会議員成瀬たかこ活動ブログ

東浦町議会の16分の1を発信しています。

答申書の写しが届きました。

2018-07-07 | 日記

「1.審査会の結論
 東浦町議会議長が行った行政文書の一部開示決定は妥当とは認めがたく、当該文書の全部を公開すべきである。」

「開かれた議会を目指す請願書」という題の、議会の映像配信を求める内容の請願が住民から提出されたのは、昨年6月定例会でした。東浦町議会としてはわたしの知る限り初めて、常任委員会ではなく議会運営委員会が請願の審査にあたることになりました。
議会運営委員会は本町議会では通常非公開とされており、この日は請願者から傍聴の希望がありましたが委員長は認めませんでした。それならば、と紹介議員であるわたしが情報公開請求の手段を用いて、議会運営委員会のその請願の審査の会議録を取り寄せておくことにしました。議員がなぜ議会に対して情報公開請求?と不思議に思われるでしょうが、当時の本町議会の体制は、本会議の会議録以外の会議録を外部に出すことを良く思わない風土であり、堂々と外に持ち出すには情報公開の手続きをとっておく必要があるとわたしは判断しました。

そして、議長から開示された会議録を見ると、「一部公開」。なんと、発言している委員と請願紹介議員の氏名が伏せられた状態のものでした。
なんじゃこりゃ?です。
発言している委員名(議会の映像配信を求める住民の請願に対してどの議員がどのような発言をしたのか)を公開しない、つまり隠す理由として、
「公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に町民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定の者に不当に利益を与え、若しくは不利益を及ぼすおそれがあるもの」という東浦町情報公開条例第7条第5号の規定にあてはまると議長は言うのです。
何を言っているのか?
このような対応をされては、一住民としては納得はいきません。考え直してもらえないかと掛け合うも議長は決定を変えず、仕方なく、不服審査請求をすることになったのです。

わたしが提出した審査請求に対して、議長からは、「弁明書」が出され、それに対してわたしから「反論書」、そして「再弁明書」「再反論書」と消耗しましたが、本年6月に審議が始まり、7月5日に情報公開審査会からの答申が出ました。
それが、冒頭の「審査会の結論」です。

議長は「弁明書」の中で、この時傍聴を許可していないことを理由に、「出席者がその発言内容を公開されることを認識していない」から、それが事後に公開されるとなると「発言者に対し不当な圧力がかかる可能性が否定できず、委員が自由闊達な発言を躊躇する恐れがあることから、委員及び請願紹介議員の氏名を不開示とした一部開示決定は妥当である」と主張していました。
何を言っているのか?

わたしからの審査請求の理由、議長の説明、双方を照らし合わせての審査会の下した判断は、
「委員及び請願紹介議員の氏名が公開されることで率直な意見の交換又は意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがあるとの一部開示決定理由は根拠に欠け、公開がもたらす支障の程度も不明瞭であることから妥当ではないと思料する」
「たとえ非公開の会議であっても議会の議員である以上自身の発言には責任を持つべき立場にあるのは明白であり、出席議員に当該会議の会議録が公開される認識が無かったことを理由に不開示とした決定は妥当ではない」
よって、
「委員の氏名が特定できる部分及び請願紹介議員の氏名を開示することが妥当である」

昨年7月14日の会議録開示請求から、7月25日 衝撃の「一部開示」決定、各方面に相談し助言をいただきながら10月24日に不服審査請求提出、そして審査会の答申と気づけば1年近く経っていました。
審査会委員各位には、公正なご判断をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。


 

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