志情(しなさき)の海へ

琉球弧の潮風に吹かれこの地を掘ると世界と繋がるに違いない。世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

公⽂書改ざんを はじめとする安倍政権による⺠主主義の破壊⾏為の最前線は、沖縄にある。いまこそ「本⼟」が沖縄とともに抵抗を⽰していかなくてはいけないだろう!

2018-04-26 01:35:35 | 日本の過去・現在・未来

リテラ編集部はいいね!沖縄を見据えている。サブカルチャー、表象の政治性を追求しているところもいい!沖縄問題は極めて日本全体の問題と認識した言葉の展開ができるか、どうか日本のメディアは問われている!

以下リテラより!

【辺野古⼯事着⼯から1年の節⽬に重⼤不正発覚! 反対派に対する警備代 7億円⽔増し請求と防衛省の黙認が意味するもの】

 辺野古への新基地建設で政府が護岸⼯事に着⼯して、きょうで1年を迎える。そしてきょうも辺野古キャンプ・シュワブゲート前では新基地建設に反対す る市⺠たち約300⼈が抗議活動をおこない、海でも「海上⼤⾏動」としてカヌーから「海を壊すな」「⼯事をやめろ」と抗議。対する機動隊や海上保安官 は市⺠を次々に強制排除、拘束していった。

 沖縄の⺠意を無視し、⼒づくで市⺠を抑え込む安倍政権の強権的な姿勢は⾔語道断と⾔わざるを得ないが、そんななか、とんでもない問題が発覚した。  なんと、防衛省が発注していた基地反対派に対する警備代が、約7億4000万円も過⼤請求されていたというのだ。  問題となっているのは2014年6⽉に防衛省沖縄防衛局が発注した桟橋などの仮設⼯事で、⼤成建設が約59億円でこれを受注。その契約には新基地建設反 対運動の海上警備が含まれていたといい、⼤成建設は渋⾕区に本社を置く警備会社・ライジングサンセキュリティーサービスに警備を委託した。そして、 このライジング社が、警備にあたった⼈数を⽔増しして約7億4000万円を過⼤請求したのである。

 だが、驚くべきはこのあと。この過⼤請求は2016年1⽉に沖縄防衛局に内部通報があり、⼤成建設が調査して事実と判明。契約額から⽔増し請求分を減 額したが、沖縄防衛局は⼤成建設に注意をしただけで、ライジング社との契約を解除させることもなく、その後もライジング社と契約をつづけていたの だ。

 しかも、このライジング社の100%⼦会社で実際に海上警備にあたっていたマリンセキュリティーをめぐっては、燃料を海に廃棄していたことが発覚し ており、そのほかにも警備艇船⻑による暴⾔や嫌がらせといったパワハラ⾏為、船内での飲酒、従業員への⽉最⼤200時間以上の残業代未払いなどが問題 となってきた。その上、不正な請求をした会社と契約をつづけるという異常な事態に、防衛省や政治家の介⼊があったのではないかと指摘する声も出てい る。  実際、ライジング社は海外での⺠間武装警備の訓練にも参加するなど、テロ対策への進出なども視野に⼊れている会社で、同社の⼋⽊均社⻑は、⾃衛隊 や右派にも太いパイプをもつ⼈物といわれている。

 いずれにしても、この背後には“不正があろうがなんだろうが、⼯事さえ進めるなら⼿段を選ばない”というなりふり構わない安倍政権の姿勢があるのは 明らかで、辺野古新基地⼯事にはこうした不正がほかにも⼭ほどあるのではないかともいわれている。  だいたい、⽔増し請求額が約7億4000万円ということは、この額よりはるかに超える警備費が海上だけでも投⼊されているということ。そんな巨額の国 ⺠の⾎税を使って市⺠を排除するための警備をおこなっていること⾃体が許しがたいものだ。 「新基地建設⼯事はジュゴンに影響なし」の環境アセスメントも嘘だった 。 

 しかも、ここにきて、新基地建設⼯事の妥当性にも疑問が出てきた。新基地建設⼯事によって国の天然記念物であり絶滅危惧種のジュゴンに影響を与え るという指摘に対し、⽶国防総省は「影響なし」と結論づけ、その根拠に沖縄防衛局がまとめた環境影響評価(アセスメント)や⽶国防総省の専⾨家によ る報告書を挙げてきたが、18⽇付の沖縄タイムスのスクープによれば、2009年に沖縄防衛局がまとめたアセスの⼟台となった準備書に記されたジュゴン の調査について、翌2010年、国防総省の専⾨家チームによる報告書では同調査の不適切さを指摘し「ほとんど価値を持たない」という⾒解を⽰していたと いうのだ。

 国防総省の専⾨家チームによる報告書では、「ジュゴンの⽣息地であり(新基地建設は)餌場の海草藻場にも直接影響を与える」とし、基地建設がジュ ゴンの減少・絶滅の⼀因になることは「明⽩だ」と断じている。さらに、専⾨家のひとり、海洋哺乳類学者トーマス・ジェファーソン⽒は⽶海兵隊に対 し、「アセスは⾮常に不⼗分で科学的検証に耐えられるものではない」「ジュゴンへの影響が予想される」とメールで沖縄防衛局のアセスを批判していた という(琉球新報19⽇付)。にもかかわらず、国防総省は「影響なし」と結論づけ、⽇本は⼯事を進めてきたのだ。  隠蔽体質は⽇本だけではなくアメリカも同じということだが、これによって、アセスの不備および⼯事の妥当性は揺らぐことになる。今後、アメリカで おこなわれているジュゴン訴訟の動きによっては基地建設にも影響が出るだろう。

 今週、辺野古では、少しでも⼯事を遅らせることで海を守ろうと、ゲート前に多くの市⺠が集まり、⾝を挺して抗議をおこなっている。公⽂書改ざんを はじめとする安倍政権による⺠主主義の破壊⾏為の最前線は、沖縄にある。いまこそ「本⼟」が沖縄とともに抵抗を⽰していかなくてはいけないだろう。 (編集部) 2018/4/26 辺野古⼯事着⼯から1年の節⽬に重⼤不正発覚! 反対派に対する警備代7億円⽔増し請求と防衛省の黙認が意味するもの|LITERA…

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≪つぶやき≫

 本土と沖縄、日本本土と沖縄、本土とは?日本の中の沖縄、沖縄自治州は可能か?沖縄独立は可能か?日本の辺境、日本の防波堤としての沖縄?日本とは?沖縄とは?日本人?沖縄人?『日本人の境界』という分厚い研究書がある。以前読んだが、小熊英二は『民主と愛国』の分厚い本も書いている。日本人はアジア人で地球人、人類、人間だが、ナショナリティーが問われ続けるようだ。東アジア共同体は可能か?昨今はアジア太平洋、島嶼文化(圏)が飛び交っている。

ハワイ、カリフォルニア、ペルー、アルゼンチン、ブラジル、東京、埼玉、名古屋、大阪、広島、福岡に親戚が住んでいる。

≪つぶやき≫

 沖縄の市町村の首長が保守に衣替えしている現象は、振り子の揺れだが、民意がどう動くか、目先の金だけで動くのでもないと感じている。なぜキリスト教徒の知人や仏教徒の知人が自民党や公明党支持者なのか、彼女達の動向は興味深い。一方でせっせと辺野古に通っている知人もいる。宗教に熱心な彼女たちは無宗教の中国は怖いという。儒教は宗教ではなく、根本は無宗教の何億という中国人という認識のようだ。なるほどだが、歴史の変遷、推移が迫ってくる昨今である。ユーラシア大陸の縁にある日本や琉球諸島はどう大陸と友好的に共存していくか、問われている。太平洋の反対側のアメリカがアジアを掌中に納めようと迫ってきた20世紀だが、21世紀はユーラシアの独自性に舵が取られていくのだろうか?戦争という大量殺人を犯さない現在から未来へのベクトルが問われ続けている。しかし近代の帳の日本国家が北海道と琉球・沖縄を領土に併合して防波堤と富国強兵のために利用して来た歴史を見据えなければならないのだと考えるが、今、巷では中国人や韓国人の観光団が増え続ける。中国人、台湾人が跋扈する那覇市の国際通りでもある。中国語が飛び交う21世紀かな!中国では英語教育が盛んな現実!→世界は穏やかな統合に向かうのだろうか、それとも敵対に向かうのだろうか。魑魅魍魎がうようよするこの世だろうか。ある日突然、一瞬にして人間がが消える世界であってはならないはずだ。

≪つぶやき≫

 糖尿病が増え、人口透析が増える沖縄でもある。日常から侵食してくる脅威・・・。


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