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西洋美術館:世界文化遺産へ ユネスコ登録勧告←良かったね!

2016-05-17 22:28:03 | 日本の過去・現在・未来

毎日新聞記事から転載です!謝!いいニュースは拡散ですね!工学部の建築家を目指す学生が最近授業で安藤さんとかガウディーさんなど、世界の優れた建築家と彼らの作品をパワーポイントで発表したりしていて、建築の美、伝統・文化・歴史に関心を持つようになりました。人類史はまた建築史(住居の歴史)ですね。衣食住、当然なのですが、人類史を総合的に見据える視点が問われているのかもしれませんね。

西洋美術館:世界文化遺産へ ユネスコ登録勧告

 文化庁は17日、フランス人建築家ル・コルビュジエ(1887〜1965年)が設計した国立西洋美術館本館(東京都台東区)など7カ国17件の建築作品について、国際記念物遺跡会議(イコモス、本部・パリ)が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会に、世界文化遺産への登録が適当とする勧告をしたと発表した。

 7月10日からトルコで開かれる世界遺産委員会で最終審査される。文化庁によると、ユネスコの諮問機関のイコモスが登録を勧告した場合、そのまま認められる可能性が極めて高い。正式決定されれば世界自然遺産も含めた世界遺産は国内20件目。東京都内の世界文化遺産は初めて。

フランスなど7ケ国と共同で世界文化遺産登録を目指す「建築家ル・コルビュジエの建築作品」の一つの国立西洋美術館本館=東京都台東区で2016年5月11日、中村藍撮影© 毎日新聞 フランスなど7ケ国と共同で世界文化遺産登録を目指す「建築家ル・コルビュジエの建築…

 コルビュジエ設計の建築作品のうち、日本、フランス、ドイツ、スイス、ベルギー、アルゼンチン、インドにある17件の建築作品について、7カ国が一括登録を目指して共同推薦していた。うち10件はフランスにあり、日本は59年完成の国立西洋美術館本館(鉄筋コンクリート地下1階、地上3階建て。延べ床面積約4400平方メートル)のみ。

 コルビュジエの建築作品は2009年と11年にも審査を受けたが、課題が指摘され、登録が見送られた。国立西洋美術館は周辺環境の保全強化が必要と指摘され、台東区は11年12月、景観計画を策定。建物がある上野公園一帯を「景観形成特別地区」とし、周辺の建物の色彩を制限するなど景観保護に努めてきた。

 関係国も構成資産を絞り込むなどし、7カ国が15年1月にユネスコに推薦書を再提出した。【佐々木洋】

 【ことば】世界遺産

 ユネスコの世界遺産条約に基づき、文化遺産や自然遺産を人類全体の財産として保護する制度。世界中で昨年までに文化遺産802件、自然遺産197件、複合遺産32件の計1031件が登録された。各国の推薦案件は、イコモスの勧告を経てユネスコの世界遺産委員会で審議される。イコモスと同委員会の評価は(1)登録(2)情報照会(追加情報の提出を求めたうえで来年以降の審議に回す)(3)登録延期(推薦書を再提出し、再来年以降に再審議)(4)不登録(登録にふさわしくない。原則として再推薦は不可)−−の4区分がある。


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