志情(しなさき)の海へ

琉球弧の潮風に吹かれこの地を掘ると世界と繋がるに違いない。世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

「変魚路」を県立博物館・美術館講堂でまた見た!平良進さんもご一緒に!

2018年06月11日 21時51分50秒 | 映画

     アフタートーク(吉増剛造 石川竜一 岡本由希子)←広告(キャンペーン)になるかと思ってUPですが、問題がありましたら削除いたします!

「パラダイスビュー」「ウンタマギルー」など、沖縄を舞台にした数々の作品を発表してきた高嶺剛監督が、「夢幻琉球つるヘンリー」以来18年ぶりに手がけた劇映画作品。死に損ないばかりが暮らすバタイ村に暮らすタルガニは、親友のパパジョーともに、この世に絶望した自殺願望者たちの「生き直し」事業を営みながら静かに生きていた。そんなタルガニとパパジョーは、ご禁制の媚薬を盗んだ嫌疑をかけられた村を脱出するハメになってしまう。タルガニ、パパジョー、彼らを追う謎の女たち、生きているのか死んでいるのかもわからない男たち……追う者、追われる者の境目はいつしか消え、時間軸はおかしくなり、島の歴史の神話的領域にまで入り込んでいく。主人公のタルガニ、パパジョー役を平良進、北村三郎という沖縄を代表する2人の俳優が演じる。

スタッフ

監督
高嶺剛
脚本
高嶺剛
プロデューサー
濱治佳
総合プロデューサー
岡本由希子
撮影
高木駿一

キャスト

主演の平良進さんにインタビューしたいことが多々あり、また見たいと思った!驚いたのは、高嶺 剛監督が映像の中で山羊の主(ひーじゃーすー)として何度も登場することである!XX映像かと、一瞬、気になってしまった!ちりばめられたひーじゃーすーの姿がある。拡散されるひーじゃーすーのメタファがある。平良進さんと北村三郎さんが「泊阿嘉」を演じる。「黒金座主」を演じる。連鎖劇である。繰り返される連鎖劇、琉球の死生観が脈打ち、平良さんは「古い沖縄のノスタルジアのような、しかし難しいね」と語った。芝居役者のお二人の扮装はとても似合っていて、芝居の世界と日常のそれも幻想的な迷路の中を歩き、海岸や緑豊かな野を歩く。裸体で火の中で踊る男が写真家の石川竜一である。石川さんは二枚目で個性的な顔立ちである。舞踏のような踊もする。のうりゅうさんのところで鍛えられたのらしい。

最初この映画を見た時、半分以上寝てしまっていて、今回もちょびっとだが寝てしまった。眠たくなる映像である。アフタートークが映画の解釈に何らかのヒントを与えたようにも思えなかった。わからなさが残る。台本があり、場面を撮っている内に解体されて再構成されていくような雰囲気である。筋書きがないようであるのだと、出演者の弁である。三線の音色が響く。謎解きができないままに残された。少しだけ何かが解けたような気がする。吉増さんは5,6回もこの映画を見たとのことだったが、ウチナーグチがよくわからないように見える詩人は、音楽から入っていった。

ヤギの主そのものの白い顎鬚の監督の姿が今回印象的だった。そして平良さんが映像の中で二枚目の北谷王子である。普段着の姿との落差もあるが、この映画、また見ざるをえないのだね。何度みてもわからない。止まらないバスも走っている。時間、ちるだいの時間が流れている沖縄の風景。なぜ沖縄芝居なのか、近代の沖縄、根にあるもの、たゆたうもの、流れるもの、岡本恵徳先生は映像制作に資金を提供したことがわかった。それゆえに由希子さんがプロデューサーで、この映画にかかわった方達の才能が飛躍しているとお話した。それはいいね!高嶺剛監督は新たな才能を拓いたのだ!?石川竜一さんもだね。美術は山城知佳子さんだ。海と鮮やかな緑、そして血の色!

また見なければの映画!高嶺監督の姿が焼き付いた今回!なぜ?

 

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