志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

高橋たか子さんの小説を全部読んでいるわけではないが、学生の頃、とても気になる作家だった~!

2019-12-13 02:17:58 | 小説

高橋和巳の小説もあの頃読んでいて、やはり気になる作家だった。つれあいのたか子さんの小説はとても観念的でそれでいてぞっとするような人間の実存を描いているように感じていた。

小山鉄郎さんのこのエッセイを読むと、『独特の内在宇宙論』に意識が向きます。「古代からの全人類の記憶の種のようなものが下の方からポッ、ポッと浮かんでくる。それをうまくつかまえて書く」は、やはりキリスト教に帰依していた作家の精神性の底に流れているものが、西欧を含めた普遍性を意識していたのだろうか、と推測するだけのことだが、実際に『怒りの子』など読まなければです。


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