志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

ジェンダー研究やジェンダー学の美しい表象はセクシュアリティまで深く追求すべきですね!

2016-07-09 10:24:17 | ジェンダー&フェミニズム

フェミニズムには抵抗があるとのことで、昨今はジェンダーの言葉ですべてがカムフラージュというか要約された使い方がされていますね。ジェンダー=セクシュアリティは同じですよね。生得的な性と文化的・社会的枠組みの性的役割という考え方も是正されてきていますね。其々の社会の仕組みの中における役割・機能・構造・家族・制度なんでしょうね。習俗と普遍、多様な文化のシステムがあり、その中で継承し保存してきたものも含め、Pre-modern, Modern, Post-modernが交差しているのですね。

人権が守られているか、が、基軸ですね。Pre-occupiedされた無意識・意識的思考に漬かりながら現代のpost-global社会に生き、それを360度アンテナをめぐらせて見ているのですよね。

技術革新の流れの中で個々の表現の自由をフルに利用しながら、かつその技術ゆえに監視もされながら推進していく未来地球の風景に見えてくるのだけれども、多様で激しい闘いが日夜繰り返されているのですね。歴史の恩讐が続いているようです。一方で無国籍集合体のような実験国家は、多くを飲み込みかつ制御しながら拓かれた民主主義を標榜する西欧の論理が世界を席巻しているのですね。賢い日本(人)の知恵は烏合の衆としてメディアに誘導《操作》された奈落へ突き進むのか、それとも現況の混沌とした世界を乗り切るための知恵の集積を続けて、賢明に未来へのステップを踏んでいくのか、たえずその瀬戸際にたたされているようです。

「能ある鷹は爪を隠す」と20代の若者が言いました。「真実の幻想、その果実をそのままことばにしたら駄目ナンダヨ。真実を見据えている者たちが魔女にされてきた歴史を見たらいい」とのことです。なるほど。真実は沈黙の中に潜んでいるのですね。「読み方はいろいろあるんだよ。くれぐれも軽率なことばは慎んだ方がいいね」とのことです。「ハイ」ですが、脱線が続きますね。「鷹になりえないのでー」が、言い訳ですね。

今朝以前購入して読んでいなかった中村淳彦の『日本の風俗』をぱらぱらめくると今時の日本の風俗業界の事例が目にはいってきました。東大の女子学生が風俗で稼いだり、神戸の大学院生がやはり風俗で大学の出費をまかなっている今時の風俗のハイレベル化が示しているは何か?ですね。教職についている元風俗で働き大学の高い出費をまかなった女性にとって、風俗は学ぶための手段ですよね。

命や健康を守るうえで必要な人権を保障する前提として「性風俗を職業として認めてほしい」という風俗嬢の願いは達成されているのだろうか?セックスーワークとしての認知度が世界的に高まっていく傾向にあるのだろうか?近世から近代にかけて「遊郭、ジュリ、芸能」を見てきたのだが、今もまだその途上にいるのだけれども、沖縄県が最貧困県である事実と夜の風俗に関わる女性達あるいは男性たちが多いことに思い至ります。構造的に変わらないものがあり続けるのではないのだろうか?そしてその原因はなぜ?

那覇のゲイバーが東京に継いで多いのだと、オーストラリアでその関係の博論を書いている欧米系のアイデンティティが混沌としている大学生の話も含め、この沖縄社会のチャンプルー性の中身はさらにまた切開されつつあるのですね。従来のオーソドックスなジェンダー分析とも異なる捉え返しがなされているのも事実と言えるのだろう。「ヒエラルキー & ヘタラルキー 」?「中央 & 周縁」「マジョリティ & マイノリティー」「中心 & 境界」「甲乙」「ポジとネガ」どこまでも二項対立だけではないグレーゾーンがありつづけます。救いはグレーゾーンだろうか?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。