最もHalo的な種牡馬かもしれない(2)

2010-12-25 21:43:14 | 血統予想

阪神11R ラジオNIKKEI杯2歳S
◎12.ショウナンマイティ
○2.オールアズワン
▲15.ウインバリアシオン
△1.ユニバーサルバンク
△3.コティリオン
×6.ナリタキングロード
×11.アドマイヤコリン
注7.ビップセレブアイ
注10.イデア
マンハッタンカフェのスタミナは母父父アレッジド(凱旋門賞)に因るところも大きいが、産駒においてもこのアレッジドやトムロルフの血をクロスすると、ゲシュタルトやスマートカスタムやロックザキャスパなどリボー系の重厚さが伝わりやすいようだ。◎は母父ストームキャットだからツルマルジャパンのようなスピード型に出ても不思議はないのだが、アレッジド4×3の重々しさやバランチーン(愛ダービー,英オークス)が出る牝系のしなやかさも受けて、ストームキャットのスピードを中距離で爆発させることができるという意味ではあのファレノプシスを思わせる馬だ。急坂小回り2000mはベストに思えるし、ここでもエンジンは一枚上ではないか。

中山12R グレイトフルS
◎2.レンディル
○3.クリスタルウイング
▲9.コスモラピュタ
△5.カリバーン
×11.アサティスボーイ
×12.イチブン
注6.ダイバーシティ
注10.ミヤビベガ
▲は逃げたときのしぶとさはなかなかのもので習志野特別ぐらい走ればここでも勝ち負けだと思うが、ハナを切れなかったときにどうなのか、最内を引いたタカラサンデーが突っ張ってくる可能性もある。△は1800mがベストで2000m以上だと前走のようなスローが希望だが、ここはペースは緩まないだろう。となるとtvk賞で△に競り勝った◎は2000mの平均ペースで少し上がりがかかる決着だとしぶとく、ハナには拘らないだけに逃げ馬2頭の直後で折り合えば狙いが立つ。デインヒル×サドラーという血統もいかにも中山中距離向きだ。○も叩き3走目と距離延長でソロソロ圏内だろう。

阪神9R 摂津特別
◎5.アドマイヤロイヤル
○13.ドリームゼニス
▲7.ナリタスレンダー
△1.ナシュワンヒーロー
×3.ジョーメテオ
×6.ヤマカツゴールド
注8.ルージュバンブー
注11.ナムラボルテージ
キンカメ産駒は東京と外回りで狙うのがセオリーで、それは上級条件になればなるほど顕著。◎はラインクラフトの弟で、姉と比べるとちょっと硬肉で力馬っぽいところはあるのだが、それでも前走のスピードの乗り方、末脚の伸び方をみるとやはり直線が長いほうが持ち味が活きそうだ。札幌で勝ってきたのだから、昇級しても外回りなら通用という読みでいきたい。

--------

オールアズワンは母がRoberto×Danzigですからグラスワンダー的で、そこにネオユニですからどこを切っても捲り血統で、阪神内2000mでとても買いやすい馬です
でもそういう適性だけで◎を打ちたくなかったのは、やっぱり今日の内容をみても、パワーと粘りは重賞を勝つぐらいのものがあるんですが、たとえばロジユニヴァースやアンライバルドがうなりをあげながら一気に捲って勝負を決めてしまうような、そういうG1レベルの爆発力にはちょっと欠ける感じはあるんですよね~
今日にしても札幌2歳にしても、ヨッコラヨッコラ一頭ずつ抜いていくような捲りで、うなりをあげてって感じじゃないんです
だから大物決定戦のラジオNIKKEIでは何かに素質負けしそうな気がして、それは何かと尋ねたら…ダノンバラードやったわけですなあ…

ショウナンマイティは引っかかったのもありますが、3~4角でもうちょっと楽に上がっていけると思っていただけに、あのモタつきをみると内回りはあまり合わないのかなあ~という気もしました…

ダノンバラードは今年の「POGオススメ10頭」で推奨した馬ですから、昨年のヴィクトワールピサに続いてラジオNIKKEI連覇でメデタシメデタシ…といいたいところですが、な、なんと予想は無印やん…(^ ^;)
http://pog.netkeiba.com/special/recommend/mochida.html

種牡馬ディープインパクトは私が想像していた以上にHalo≒Sir Ivor的な柔らかく無駄のない走りを高確率で産駒に伝えており、ややもすると薄っぺらく非力に映るような仔がセンスやフォームの良さでポンポン勝ち上がるシーンを嫌というほど目にしてきました

だから朝日杯で◎にしたリアルインパクトのように、いかついパワー型牝馬との配合のほうが大物は出やすいのかな?という考え方に少しシフトしていて、だからいかにもHalo≒Sir Ivor3・5×3がきれいに表現されていてダノンシャンティを薄っぺらくしたようなダノンバラードよりも、母系をHyperionで固めてパワーと持続力も感じさせるコティリオンのほうが、急坂2000mのここは先にくるのではないか…と考えたのですが、Halo的な柔軽さとセンスだけで優等生的にきれいに勝ってしまうとは…

ちなみにこれで、ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサに続いて、3年連続Haloクロス馬の勝利、3年連続ネオユニヴァース産駒の連対となりました

まあコティリオンも直線でブレーキを踏みながら斜めに車線変更するロスが大きくて、それでまた伸びてあそこまできてますから、内容的には勝ち馬と遜色ないとは思います

もう一つ痛感したことは、やっぱりディープ産駒は内回りは上手やし買いやなあ…ということですね~

朝日杯の回顧で2,3着馬について「トリッキーなコースで好枠を活かして上手な競馬ができるというのは、実はディープ産駒の最大の長所かもしれない」と書きましたが、今日のダノンバラードの教科書的差しはもちろん、コティリオンにしてもあの厳しい競馬で即座に態勢を立て直して伸びてくるというのは、不器用で緩慢な馬にはできないことです

ここまで勝ち上がった産駒を見た限りでいうと、種牡馬ディープインパクトが伝えているものは、薄手で頼りなく映るぐらいの無駄肉のない柔らかな体質、Halo≒Sir Ivor的な無駄のないフォーム、そのフォームの良さと密接に関連する俊敏さ器用さセンスの良さ、主にこの三つで、トリッキーなコースでも速やかに加速して上手に立ち回れる強みが、朝日杯の2,3着やラジオNIKKEI杯の1,3着につながった…と

あとは直線長いコースでのレベルの高いレースで、長く脚を使って差すような産駒が出てくるのかどうか、また3歳~古馬になって馬体に逞しさを増して成長をみせる産駒が出てくるのかどうか、そのあたりに注目したいですね

最もHalo的な種牡馬かもしれない
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/76814c5b985a0dc89771afff7565e2f5


コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 土曜のボツ予想など | トップ | 日曜のボツ予想 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-12-26 15:09:49
ディープ産、来年はちょっと重いかも知れない配合に注目してみたいと思います。
…個人的には母父エルコンが面白いと思うんですが。
09産にエルコン、リヴァーマン、リボーと重ねたのがいて注目してます。
Unknown (MJ)
2010-12-27 11:14:29
ディープインパクト産駒の配合についてはまだ結論を出すのは早いですが、レディバラードもトリキリアリティーもパワー血統でダートも巧者だった、という点は考慮すべきでしょうね~
エルコンにRivermanにRibotといえばアロンダイトを思い出すなあ~

コメントを投稿

血統予想」カテゴリの最新記事