日曜の重賞回顧~58キロ、古豪の貫禄

2014-07-27 17:16:02 | 血統予想

中京11R 中京記念
◎5.フラガラッハ
○7.ブレイズアトレイル
▲9.クロフネサプライズ
△14.ミッキードリーム
このレースを連覇中の◎は体型やフォームは父デュランダルにはあまり似ておらず、母スキッフルがジャングルポケットと同じトニービン×ヌレイエフでここからナタの斬れ味を受け継いでいる。昨年の2着馬△もキングカメハメハ×トニービンだからヌレイエフとトニービンの組み合わせを持ち、開催最終週のタフな馬場の芝マイル戦ではこのナタの斬れがモノを言うのだろう。今年は更にハンデを背負うが、最近は中距離でも折り合ってひと脚使えるようになっており、今なら中団のインぐらいで我慢して差す競馬ができるのではないかと思うし、追い切りの動きは絶好に見えた。○はダイワメジャー産駒だが母系のカロの影響でなかなか重厚に斬れるから、今の時計がかかり力の要る馬場はピッタリ、▲もチューリップ賞圧勝の外マイルはベストで、マイネルラクリマの近親でクロフネ×トニービンなら今の馬場も合う。 

札幌11R エルムS
◎2.ブライトライン
○3.ソロル
このレースはエスポワールシチー、ランフォルセ、オーロマイスター、トーセンブライト、メイショウトウコンと、ロベルトとスペシャルを併せ持つ馬が強いレースで、この組み合わせは小回りコースを捲るようなパワーをオンにするのでそれも頷けるものがある。今年のメンバーでは○が父シンボリクリスエス(ロベルト系)、母がゴールドアリュールの全妹(母父ヌレイエフ)だからランフォルセと似た配合でエスポやオーロを逆さまにしたような配合パターンで、中山の重でオープンを勝っているように小回り向きの機動力もあるので有望だ。札幌は土日とも雨予報で今日も最終レースの時計が速かったが、こういう軽い馬場は芝ダ兼用の◎にとっては大歓迎で、昨年はインのポケットに入って仕掛けが遅れてしまったが、今年はモアオバーの番手が取れればうなりながら捲ってしまうだろう。ローマンは58を背負うしジェベルはもう少し距離が欲しいから、この◎○に絞ってみたい。

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フラガラッハは最近は2000mでも折り合って差せるようになっていて、距離適性が中距離にシフトしつつあるのかもという疑念はたしかにありましたが、2000mでも折り合うのだからマイルならある程度出していけるのではないかという読みもできたし、実際ゲートが開いてちょっと出していっても折り合いはスムーズで、しかしちょっと折り合いが付きすぎるぐらいで向正では早くも高倉くんが気合いをつけるシーン、結局追走に楽なところがないまま直線大外に持ちだすのが精一杯でした

ミッキードリームは今年も惜しい2着で、下記エントリで書きましたが、これで母系にトニービンを持つキンカメ産駒(Special≒Severn BridgeのニアリークロスとHornbeamのクロス)の中京芝マイル成績は[2.3.1.1]、複回値は400ぐらいになったのかな?(^ ^;)

サダムパテックは“穏やかリーチザクラウン”と一言コメントで書いたように、「サンデー×Seattle Slew×ミスプロ」らしいストレッチランナーで、ここ3年馬券に絡んだのが京都外1400m、京都外1600m、東京1400m、不良馬場の安田記念でもゴール前はソコソコ目立つ伸びで、ここは58キロを背負うも格で差し切ったという勝ち方

「サンデー×Seattle Slew×ミスプロ」がなぜストレッチランナーになりやすいのかというと、背中や胴や脚が長くなりやすいのと体質が細身で柔らかくなりやすいからで、リーチザクラウンも気性がおかしくなる前はきさらぎに勝ちダービーと神戸新聞で2着と外回りでは高値安定でした

3着マジェスティハーツもハーツクライ×ボストンハーバー×Storm Cat×Fappianoですから「サンデー×Seattle Slew×ミスプロ」で、“緩慢ショウナンマイティ”と名づけましたが母がマイラーなので長いところよりは1800mぐらいがベストかもですね

エルムSは不良馬場で勝ち時計1.41.9はコースレコードにコンマ2秒差、4角では4番手以下の集団の手応えが一様に悪く、結果は行った行ったに近い決着になりましたが、クリノスターオーは揉まれるとダメな馬なので、4角で一気に捲ってくる馬がいなかったのは幸い(ローマンとインカンテーションの捲りはそれほど速くない)

まあでもローマンレジェンドは一昨年エスポワールシチーと叩き合ったときが良で1.42.2、完全復活なればこれぐらい走れる馬ではあります

母パーソナルレジェンドはこれまで産駒が5頭出走してミラクルレジェンド(12勝)、ローマンレジェンド(10勝)、アーバンレジェンド(3勝)、アムールレジェンド(1勝)の4頭が計26勝(全てダート)をあげているという砂の名繁殖

Northern Dancer4×3、Raise a Native5×5、Spring Run≒Tom Fool5×6などをクロスする父母相似配合で自己主張が強く、種が何であれDeputy MinisterとStorm Birdのパワーを確実に伝える繁殖といえるでしょう

そこに強いクロスを持たないスペシャルウィークやフジキセキを配して成功したのも、緊張→緩和のセオリーどおりといえます

軽い馬場ならば今年こそブライトラインが捲りきってしまうと思ったのに、あの手応えで無抵抗で後退していくとは何があったのかさっぱりわからんですが、ソロルはシンボリクリスエス×ゴールドアリュール全妹の血統どおり2000mベストの中距離馬で、1700mでこの高速決着になるとさすがにスピード負け、動きたいタイミングでことごとく動けずに直線もちょっと窮屈になってました

というわけで、58キロでも6歳の古豪が貫禄をみせつけた両重賞でしたが、古豪といえば私の母校も夏の甲子園出場を決めてました(・∀・)

中京芝1600mの中京記念は、毎年トニービン+Nureyevの支配下にある
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/8c66633c639ddc8b77af8231d2bcaadf?fm=entry_awc


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2 コメント

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Unknown (MJ)
2014-07-27 17:29:50
相撲見てから飲みに行こか
Unknown (MJ)
2014-07-27 17:31:27
出し投げにいくときのあの身のこなし(・∀・)

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