Gone WestとStorm Catと、Speightstownとブルズアイ

2014-02-25 10:21:37 | 配合論

今週の「血統クリニック」対象レースはアーリントンCです。いつも通り入魂で書きますのでよろしくお願いします

NETKEIBAの「重賞のみどころ」では中山記念、阪急杯、アーリントンCの上位人気馬について血統解説を書きますので、そちらもよろしくお願いします(毎週月曜18時更新ですが今週は火曜更新)

中山記念はなかなか面白いメンツが揃って今からレースが楽しみですが、登録16頭はみんなサンデーの血を引いていて、やっぱりいつも言うようにサンデーの血は柔らかくてしなやかすぎるがゆえにマイルのHペースをうなりながら抜け出してくる頑強マイル王は出にくくて、マイラーのスピードを入れてもたいてい1800mタイプになってしまうのだなあ…ということも実感できる好メンバー

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SpeightstownはBCスプリントなど8戦6勝の快速スプリンターで、昨年の北米リーディングではKitten's Joyに惜敗の2位、勝ち馬率60%はKitten's Joy(52%)、3位Giant's Causeway(45%)、4位Malibu Moon(52%)、5位War Front(54%)を凌ぎ、アベレージに関しては今北米で最高の種牡馬

日本ではこれまで10頭の産駒が出走し7頭が勝ち馬、うち6頭が2勝以上をあげていて、そこにはドスライスやエーシンジェイワンといったオープン馬も含まれ、全21勝がダートでうち19勝が1400m以下、勝ち上がり7頭のうち6頭は3歳3月までに初勝利

Gone West系らしく大物こそ出さないですが短距離のスピードを確実に伝え、完成も早いのでPOG期間内にダ1200mで2勝を計算できる種牡馬といえます

それは配合からも納得できるものがあり、Secrettame≒Terlingua≒Silken Dollのニアリークロス2×2・3といってもよいほどの、この3血脈を通じるボルキロ+Tom Fool(≒First Rose)の組み合わせのクロス
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a011200/

 ┌Bold Ruler
Secretariat
││┌Princequillo
│└△
Secrettame
│  ┌Menow
│ ┌Tom Fool
│ ││┌Bull Dog
│┌○└△
└△

Secretariat
Terlingua
└△
 └△┌Menow
  └First Rose
   │┌Sir Gallahad(=Bull Dog)
   └△

 ┌Bold Ruler
┌Chieftain
│└△┌Princequillo
│ └△
Silken Doll
│ ┌Tom Fool
│┌○
└△

Bold Ruler+Tom Foolの忍者走法で2歳時から俊敏に短距離を駆け抜けるSpeightstown産駒、北米屈指の勝ち上がり率を誇るにはちゃんと理由がありました

ちなみにGone WestとStorm Catを併せ持つ馬、つまりSecrettame≒Terlinguaのニアリークロスを持つ馬には、ゴスホークケン、リトルゲルダ、エアマックール、レオンビスティー、ジーンハンターなどがいます

エイシンブルズアイは父系がGone Westで母母父がSummer Squall、このSummer Squallはプリークネス勝ち馬でA.P.Indyの半兄としても知られますが、Storm Bird×Secretariat×BuckpasserですからStorm Catとかなりニアリーな血脈構成でもあり、つまりエイシンブルズアイはSecrettame≒Weekend Surprise4×4
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011110099/

母父Siphonが何ともカッチョイイ配合ですが、あの完成度抜群の軽やかな脚捌きは、Speightstownの仔たちやゴスホークケンとも重なるものがあるのです

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