阪神11R ローズS
◎18.メイショウマンボ
○5.エバーブロッサム
▲1.デニムアンドルビー
△10.レッドオーヴァル
×16.ノボリディアーナ
台風が接近中だが、日曜の阪神はギリギリ天気はもちそうで降っても少しか。アユサンのオークスの敗因は距離もあったかもしれないが、桜花賞組は軒並み完敗(ただしメイショウマンボは桜花賞では外々を回りつづけたロスがあまりにも大きくノーカン)だったし、メンバーレベルもオークス>桜花賞だったと考えるべきだろう。ここもオークスの1~3着が強いと思うが、デニムはトゥザグローリーと3/4同血で内回りの4角でスムーズに加速できるタイプ(未勝利勝ちはアサクサティアラ以下に内回りで完勝)なのに対し、メイショウとエバーは明らかに東京や外回りがベターのストライドで走るから、本番よりもここで買いたい…という意味でこの2頭を◎○とした。レッドオーヴァルはスローなら1800mは守備範囲だし、ノボリディアーナも先行の利を活かせば食い下がれるとは思うが、ここらは4番手の評価。4枠2頭は本番で印を上げたい。
阪神8R 3歳上500万下
◎1.トウカイバイタル
○18.エクスパーシヴ
◎はトウカイテイオーの甥でこの牝系特有のしなやかな斬れ味を受け継ぎ、直線の長い外回りと新中京では[1.3.1.0]、2着3回の勝ち馬はフルーキーとスマートレイアーと土曜の古作でハナ差2着のホロウクラウン。前走は小倉で差し切れなかったが外マイルなら決めるだろう。○もシンボリクリスエスにナスキロ血脈を重ねて柔らかく斬れる脚質で、直線長いコースは[0.1.2.2]で着外2回は重賞だから、自己条件の外マイルならばここ2走ぐらいのパフォーマンスは計算できる。この◎○で買いたい。
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オークスは不思議な馬が勝つ不思議な決着が時々あるレースですが、今年のオークス上位馬はみんな強い馬だと思っていて、だから雨の外伸び馬場ならばオークス組が地力をみせつけるのだろうと思ってました
デニムアンドルビーは小柄ですが決して非力なタイプではなく、またディープ産駒にしては体質もそれほど柔らかくなく、それはつまり体質がHyperion的だということだから(ノーザンテーストが典型ですがHyperionの強い影響下にある馬は概して小さい)、この馬の場合は小さいことはことさら気にしなくてもいいのだ…とオークスで◎にしたときに書きました
今日は春よりつくべきところに筋肉がついて+14キロ、このあたりはさすが角居厩舎というべきか、ルーラーシップが+12で出てきた鳴尾記念とか、アヴェンチュラが+28で出てきた漁火Sなんかがダブりますが、ルーラーはKingmambo×トニービン、アヴェンチュラは父がトニービン×Nureyev、そしてデニムは母がKingmamboを通じるNureyev4×2
メイショウマンボは桜花賞と同じ大外枠でここも横綱相撲、休み明けからタフなレースになって最後はちょっと息切れという、いかにもトライアルらしい4着でしたが、予想コメントに書いたように京都内回りをあのナタのような斬れで差せるのかというと、そこは少なからず疑問が残ります
エバーブロッサムはスタート直後から戸崎の手が動いているのに進んでいかない感じで、これは馬場が敗因とみていいと思いますが、体質はデニム以上にディープ的で、全身運動でしなやかに走るのでそれほど小脚がきくほうではないのです(機動力があればフラワーは差し損ねてない)
というわけで、オークス1~3着馬のなかで最も母系にHyperionが多い馬が、最も成長を見せて勝ってしまったということになりますが、ただあのスタートダッシュは相変わらずで、そこに付け入るスキは少なからずあるでしょう
シャトーブランシュは母がトニービン×Nureyevですからスキッフル仔みたいなナタ斬れでズドーンズドーンと差してくる馬で、姉ウインフロレゾンもフジキセキ娘のくせに東京2400mをナタの斬れで追い込む馬
上がりのかかる外伸び馬場で前崩れ、今日はたしかに条件が揃いましたが、これも京都内回りの高速馬場で差してくるシーンはちょっと想像しがたく(^ ^;)、むしろHalo≒Red God3×5・6の機動力型なのに外回りでしぶとい競馬をつづけるウリウリが地味に力つけとるなあ…と
まあ今年の秋華賞は面白いというか難しいというか、京都内回りや良馬場で変わってくる馬をジックリ吟味しないと、ちょっと一筋縄ではいきそうもないですな~(^ ^;)
月曜の「No.1予想」ですが開催が危ういセントライトはパスして、阪神メイン仲秋Sをやろうかと思っとります~
セントライトは開催が決まったらやります(・∀・)