■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2025)』で栗山求が推奨したドリームコア(牝2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。
ドリームコア(牝・父キズナ、母ノームコア)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023107146/
母ノームコアは香港C(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)など重賞5勝。その半妹に有馬記念(G1)をはじめG1を4勝したクロノジェネシスがいる。母方にダンジグを持つキズナ産駒はニックスで、ジャスティンミラノ、バスラットレオン、シックスペンス、サンライズジパング、パラレルヴィジョン、エリキングなど多くの活躍馬が出ている。本馬は君子蘭賞(3歳1勝クラス)を好タイムで勝ったルクスジニアと血統構成の16分の15まで同じ。底力と成長力を感じさせる配合構成だ。距離は1600mから2400mまで幅広くこなす。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2024)』と『POG種牡馬別好配合馬リスト(2025)』で栗山求がダブル推奨したサレジオ(牡3歳)が日曜阪神5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
★シルクホースクラブ
父エピファネイア
母サラキア(ディープインパクト)
牡 募集価格:1億円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023107014/
ひとつ上の全姉(サンタンドレア)を昨年推奨しました。わが国屈指の名牝系であるサロミナ牝系に属し、母サラキアは府中牝馬S(G2)を勝ったほか、有馬記念(G1)とエリザベス女王杯(G1)で2着となっています。母のきょうだいにはサリオス(朝日杯フューチュリティS)、サリエラ(ローズS-2着、ダイヤモンドS-2着)、サフィラ(アルテミスS-2着)など。「父エピファネイア、母サロニカ(本馬の母サラキアの全姉)」という血統(つまり本馬と100%同血)のサラコスティが、6月の京都新馬戦(芝1800m)で2着。上々の内容でした。本馬はそれよりもサイズが大きく、大物感があります。(栗山)
サレジオ(牡・父エピファネイア、母サラキア)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023107014/
名門サロミナ牝系に属し、母サラキアは府中牝馬S(G2)を勝ったほか、有馬記念(G1)とエリザベス女王杯(G1)で2着となった。母のきょうだいにはサリオス(朝日杯フューチュリティS)、サフィラ(阪神牝馬S)、サリエラ(ローズS-2着、ダイヤモンドS-2着)など。活力に富んだファミリーだ。「エピファネイア×ディープインパクト」はアリストテレス(アメリカJCC)、エピファニー(小倉大賞典)、ヤンキーバローズ(ファルコンS)、オーソクレース(菊花賞-2着)などが出ている。ひとつ上の全姉サンタンドレアは『一口馬主好配合馬ピックアップ』で推奨し、現在2戦未勝利だが、2番仔の本馬は牡に替わり、姉と違って雄大な馬格を誇るので、あらためてこの血統に期待したい。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤が推奨したロードレジェロ(牡3歳)が土曜阪神6Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
★ロードサラブレッドオーナーズ
父フィエールマン
母タカミツサクラ(ヨハネスブルグ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022101263
牡 募集価格:2700万円
母タカミツサクラは5戦[1-2-1-1]で引退しましたが、なかなか好配合のヨハネスブルグ産駒で、無事なら芝短距離であと2つぐらいは勝てた馬でした。産駒のラミアストラーダ(父エピファネイア)もJRA勝ち馬となっていますが、ヨハネスブルグのスプリンターですから長いところの種牡馬を配するのがベターでしょう。本馬の父はステイヤーとしてならしたフィエールマン。父からみてもStorm Cat系のスピード型牝馬との配合は最善手の一つといえ、実馬も両親の特長を上手く受け継いだのではないかと思います。芝中距離の先行型として活躍してくれるでしょう。(望田)
■水曜大井11R東京ダービー2着 クレーキング(一口・望田)
■日曜東京12R2勝クラス ルグランヴァン(一口・望田&栗山、POG・望田)
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今日明日と千歳泊でセレクト上場馬の視察です…先週のクラブ募集馬ツアーにつづいていい馬いっぱい見てきます
2000ギニー馬3頭対決はField of Goldが圧勝、配合については下記で書いているので再掲
日曜のボツ予想~シュネルキンやりたい(・∀・)
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ea33d760f4d9d4ba7303cf8d2735f673
「フィエールマン産駒はひとまず母Storm Cat」という指針のもとロードレジェロをピックしたのですが、母系にStorm Catをもつフィエールマン産駒(既出走)は以下のとおりで、メイショウキンタイやベルチュガタンも勝てそうな感じやしまあまあやないですかね
●母系にStorm Catの血を引くフィエールマン産駒
ポエティックフレアの父Dawn ApproachはClever Trickの血を引くミオスタチン遺伝子型CCで、2歳3月にデビューし7連勝で英2000ギニーを制覇、しかし英ダービーではガツンと引っかかってハナに立ったものの12着最下位
ポエティックフレアも2歳3月にデビュー勝ちし、5戦4勝で英2000ギニーを制したというのは、父と酷似した競走成績といえます
そしてポエティックフレアの初年度産駒もここまで4頭が出走し[1-1-1-1]と好スタートで(しかも馬券に絡んだ3頭の母父はステイゴールド×2とディープインパクト)、この4頭のパドックは全部見ましたが、わりとカッチリした締まりの強い体質のマイラーという印象で、この父系の仕上がり早さ、完成の早さを伝えているのだろうなあ~と思いますね