栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

11/13,14の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2021-11-16 16:21:53 | 共有クラブ

(11/17追記)ロードとウイン二次の好配合ピックは11/19(金)までにはアップしますのでよろしくお願いします

胆振軽種馬農協青年部主催のWEBセミナー「サラブレッドの血統に関する講習会」が11/25に開催されます
栗山求さん、亀谷敬正さんとともに講師をつとめさせていただきますので、興味ある方は下記を参照してください
http://ibba.or.jp/index.html
http://www.ibba.or.jp/info202101.pdf
申込は11/22まで。よろしくお願いいたします









札幌も時短要請が解除されて、私も競馬関係者と千喜に行ってきました(・∀・) 店舗が隣に移って、カウンター10席ぐらいにリニューアルしております

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『望田潤のPOG好配合馬リスト2021』で望田潤が推奨したセリフォス(牡2歳)が土曜阪神11Rのデイリー杯2歳S(G2・芝1600m)を勝ちました。

★ジーワンサラブレッドクラブ
父ダイワメジャー
母シーフロント(Le Havre)
牡 募集価格:4000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019104462/
母シーフロントはフランスで走り、重賞勝ちこそないもののジャンロマネ賞(仏G1・芝2000m)で4着という成績があります。母の父Le Havreは仏ダービー馬で、アヴニールセルタン、ラクレッソニエール(いずれも仏二冠牝馬)、プールヴィル(フィリーズレビュー)などの父。異系の血で構成されながら日本の高速馬場にも適性があるため、ブルードメアサイアーとして注目の存在です。スイートピーS(L)を勝ったデゼルも母の父がLe Havreでした。本馬の父はダイワメジャー。母方にBlushing Groomを持つ同産駒はメジャーエンブレム、コパノリチャード、ロジチャリスをはじめ多くの活躍馬が誕生しています。母はフランス産馬ですが、アメリカ血統の要素も濃く、高速馬場のスピード勝負にも十分対応可能でしょう。芝向きのマイラーとして期待できます。(栗山)
6/19追記
母シーフロントはベルトランデュブルイユ賞(仏G3・芝1600m)3着。母父Le Havreは仏ダービー馬でプールヴィルの父でデゼルの母父。Halo≒Red Godのニアリークロス3×5・6・6、母父Le HavreがLe FabuleuxやOcarinaやCrepelloを引く中距離本格派ですから、ダイワメジャー黄金配合に認定できます。歩きにしなやかさと重厚さがあり、こういうメジャー産駒はNHKマイル路線で期待していいでしょう。(望田)

セリフォス(牡・父ダイワメジャー・母シーフロント)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019104462/
母シーフロントはベルトランデュブルイユ賞(仏G3・芝1600m)3着。母父Le Havreは仏ダービー馬でデゼルの母父。Halo≒Red Godのニアリークロスを重ねつつ、母父がLe FabuleuxやOcarinaやCrepelloを引く中距離本格派というダイワメジャー黄金配合。早々と入厩して乗り込まれているが、メジャーにしては肉付きがガチムチしてないのがいいと思う。NHKマイルまで期待したいマイラー。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したリンクスルーファス(牝2歳)が日曜東京1Rの未勝利戦(ダ1600m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ヘニーヒューズ
母ランニングボブキャッツ(Running Stag)
牝 募集価格:2800万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105510/
アジアエクスプレスやレピアーウィットの全妹で、母ランニングボブキャッツはCozzene(モーニンの母系にも入る)やDeputy Minister(バイラなどの母系に入る)などヘニーヒューズのEight Thirty≒War Relic的パワーを活かせる血を持っています。しかもCozzeneの牝祖PortageとDeputy Ministerの牝祖Good Exampleの血のクロスを重ねていることから、まずダートで間違いのない配合ともいえるでしょう。牝馬とは思えない馬格と力強い動きで、ダートのマイラーとして上級~オープンと判断しました。(望田)

■土曜東京9Rオキザリス賞 ドライスタウト(一口・望田)
■土曜阪神11Rデイリー杯2歳S2着 ソネットフレーズ(一口・栗山)
■土曜阪神12R2勝クラス グランレイ(POG・望田)
■日曜福島5R障害未勝利 ジンゴイスト(POG・望田)
■日曜東京9R銀嶺S ケイアイターコイズ(POG・望田)
■日曜福島10R福島2歳S ウインマーベル(一口・栗山)
■日曜阪神11Rエリザベス女王杯2着 ステラリア(POG・望田)



セリフォスはアドマイヤマーズと似た配合で馬のタイプも似ていて、上がりのケイバになったデイリー杯を苦戦しながら勝ったところまで似ていますが、ヴィアメディチとシーフロント、母の比較でいうと、奥があるのはヴィアメディチのほうだろうと
ソネットフレーズも走るところを見せましたが、こちらはエアグルーヴ牝系のエピカメサンデーらしい中距離馬ですから、61.5で追走して33.5で上がる1800質のレースになったのもよかったかと



ドライスタウトはアフリート産駒のスプリンターだった母の影響も強いので、前回書いたように東京1400ズンドバに見えますが、それにしてもアッサリ抜け出す楽勝でした
それと砂をかぶっても引っかかった馬に来られても我慢できていたのは収穫で、あとはマイルまでこなしてくれれば楽しみが拡がりますな(・∀・)

コメント (13)
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