栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

8/14,15の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2021-08-16 16:19:21 | POG

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で推奨したミント(牝2歳)が土曜新潟5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

ミント(牝・父エピファネイア・母ビートマッチ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105365/
セレクトセール1歳で6600万円で落札。母ビートマッチはKingmambo≒ジェイドロバリーのニアリークロス3×3と、ダイナカール≒マックホープの3/4同血クロス3×4をもつ。意欲的な配合で一口ピックで推奨したが、540キロ級の大型牝馬で脚元がもたず4戦2勝で引退。もちろん母としても期待しているし、エピファとの配合も決まっている。(望田)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で推奨したホウオウプレミア(牡2歳)が日曜札幌5Rの新馬戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

ホウオウプレミア(牡・父ロードカナロア・母アドマイヤテンバ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105041/
セレクト当歳29160万円の高馬。母アドマイヤテンバはドゥラメンテの半姉でJRA4勝。母母アドマイヤグルーヴはエリ女連覇。エアグルーヴ牝系のカナロア産駒といえばグルーヴィットがいるが、フレンチデピュティとサンデーサイレンスが入るのも同じで7/8同血の間柄になる。500キロのガチッとしたマイラー体型で、グルーヴィットを完成度高めにしたイメージかと。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で栗山求が推奨したルーリング(牡3歳)が土曜札幌3Rの未勝利戦(ダ1000m)を勝ち上がりました。

★ジーワンサラブレッドクラブ
父ルーラーシップ
母リープオブフェイス(クロフネ)
牡 募集価格:3200万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105457/
ファームフェイス(現3勝/父タートルボウル)の半弟。母リープオブフェイスはダート1400mを得意としたパワー型で、1000万クラスまで出世しました。2代母ラバヤデールはゴールドアリュールの全妹にあたる良血です。本馬と同じ「ルーラーシップ×クロフネ×サンデーサイレンス」の組み合わせは、競馬場で走った15頭からリオンリオン(青葉賞)、リリーノーブル(オークス-2着、阪神JF-2着)、ダノンディスタンス(京都新聞杯-3着)、ロサグラウカ(水仙賞)が出ており成功しています。全兄ザメイダンは未勝利のまま引退しましたが、配合がいいので全弟であっても気にせず推したいと思います。馬のデキひとつでしょう。芝とダートどちらでも行けるタイプで中距離向きです。(栗山) 

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したルージュメサージュ(牝3歳)が日曜小倉3Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★東京サラブレッドクラブ
父スピルバーグ
母レッドメデューサ(Mr.Greeley)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105367/
牝 募集価格:1600万円
レッドランディーニとレッドベレーザの3/4同血の妹で、父がディープインパクトからスピルバーグに替わりました。母母Catchascatchcanは英G1ヨークシャーオークス勝ち馬で、Blushing GroomとMill ReefとHornbeamを通じるナスペリオンのクロス。本馬はこれをSadler's WellsのSpecialで受ける形になるので、配合全体としては父ディープインパクトの姉たちより上とも評価できます。歩きを見てもナスペリオン的ナスキロ的しなやかさを感じさせつつも鈍重さや非力さはないので、斬れ味のある芝中距離馬としてこの募集価格ならばピックしたいです。(望田)

■日曜小倉11R小倉記念3着 スーパーフェザー(ディープ・栗山)
■日曜札幌12R藻岩山特別 ソーヴァリアント(POG・望田)



ドレフォン産駒はここまでJRAで5頭が勝ち上がっていますが、今のところ最も成績がいいのは[2-0-1-2]の芝1800

そもそもここまで33頭が出走して、ハナを切ったのが1200のカルネアサーダと1800のユキノオウジサマの2頭だけで、やっぱりドレフォンってのはBCスプリントも中団から追い上げて勝ってますが、どう見ても7F戦のほうが強かったし、マイルだってこなしたんじゃないかというしなやかなスピードの乗りで、だからマンハッタンフェやキングカメハメハやディープインパクトの中距離型牝馬に配したら平気で1800型を出すでしょう



これはフサイチパンドラやシーザリオにロードカナロアを配したらふつうに中距離の名馬が出たのと同じようなことで、カナロアほど芝中距離で飛距離が出るかどうかはともかく、ドレフォンもカナロアもゴリゴリのスプリンターというにはスピードがしなやかすぎるので、だから私はサウスヴィグラスの後釜ではないですよという言い方をよくするんですよね





ちなみにユキノオウジサマの母母セイランクイーン(JRA3勝)はリマンド3×3、Alcide≒Aureole4×4・5で、セイランクイーンの3勝目はノリを背に函館芝1800を逃げ切りでした

ジオグリフの母系にもAlycidonとガーサントがあるので、芝中距離を走るにはSharpen Up~Mixed MarriageのPretty Polly方面も頑張ったほうがいいことあるかも(・∀・)





先週はドグマがキタサンブラック産駒らしからぬ鋭敏な斬れで新馬勝ち、またヴァンキッシュラン産駒トーセンヴァンノはコスモス賞を制し、2歳世代もディープインパクト(ブラックタイド)×Incantationは以下のように走りまくっております(IncantationはSeattle Songの母でUnbridled's Songの母母母)

コメント (2)
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