栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

『サラブレ』5月号「種牡馬戦国時代 新種牡馬プレビュー2020」

2020-04-13 19:04:52 | お知らせ

本日4/13発売『サラブレ』5月号、特集は「種牡馬戦国時代 新種牡馬プレビュー2020」
私は美野真一さん、名前の出せないG1馬生産者Gさん、平出貴昭さんとともに、本年から初供用の種牡馬たちと本年に初年度産駒がデビューする種牡馬たちについて、サイアーランキング予想を立てながら書いていますので、よろしければご一読ください

https://www.kadokawa.co.jp/product/322003000135

私が初めて現場で観たダービーがナリタタイシンのダービーで、勝ったのはウイニングチケットですが私は3強のなかでは圧倒的にタイシン派やったのでこう書かせてもらいますが、タイシンが3着やった93年のダービーでしたね

タイシンは皐月賞まで[2-4-0-2]となかなか勝ちきれず、なんで勝ちきれないかというとあからさまに引っかかるんですよ、それをベテラン清水英次が引っ張りたおして我慢させて差すケイバを教えてね

で、ユタカに乗り替わって後方一気にさらに磨きがかかり、2強を前に見ながら一気に差し切る皐月賞はこれがRivermanかという鮮やかさでしたが、「引っかかる馬は走る」ということを教わった馬でもあります

ダービーも同じケイバで4角14番手、こりゃ掲示板もないぞと思いながら観ていたら上がり1位の脚で3着まで追い込んできて、「ダービーポジションなんてない」と言い放った若き天才騎手



これも川上悦夫さんの傑作のひとつで、5代血統表を見ただけでHyperion愛が伝わってきますが、リヴリアはいい種牡馬でしたが早逝しました

ウイニングチケットもビワハヤヒデも健在のようで、この3強は長生きしましたなあ…

そういえばこの頃、競馬通信社でいっしょに働いてた人が川上さんや岡田総帥と懇意で、その人のセッティングで対談してもらったのを週刊誌に掲載したのを思い出しました

「川上さんのナリタタイシンも前はすごいの。でもナリタブライアンは全身運動全てが一流なの!」と、例によってアクションを交えながら熱弁をふるう総帥の隣で川上さんは途中から爆睡してしまい、後半は独演会みたいになったのを覚えてますが(^ ^;)、あれ面白い対談やったんやけど残ってないやろなあ…

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