栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

日曜のボツ予想(1)~中山内回りでHalo3×4を買うノーマルプレイ

2015-03-21 21:40:31 | 血統予想

中山8は◎デルフィーノ
ダノンバラードの姪で、父が同じサンデー系なのでHaloのクロス(3×4)も同じ
こちらはハーツクライ×フレンチデピュティで更にLa Troienneが多く肩が立ち気味で、だから追ってもあまり沈まずストライドも伸びないので、字面の戦績ほど末脚が斬れるという脚質ではありません
こういうHalo的機動力で東京の長い直線を追い込もうという発想はなかなかアブノーマルというべきで、そこでヘンタイ騎手が出した答えは必殺の後方ポツン、しかも追い出しをギリギリまで待っていつも直線半ばぐらいから、それはノリなりに何戦か乗ってみて出した答えなのでしょう
でもデビュー2戦目の中山内1800mの若竹賞、田辺のイタリアンネオが捲った後を追うように加速して、4角ではダノンバラードがAJCCでうなっているような勢いで、まだ後藤の手綱は持ったまま、ところが直線で前2頭が伸びあぐんだので完全に前がカベになり、立て直してから懸命に差を詰めて3着
あの4角でうなっていた若竹賞を思い起こすにつけ、果たして東京でタメにタメて追い込むべき馬なのだろうか…という疑念もまた拭い去れない
やっぱりラトロ肩のHalo3×4は中山で捲るべきやないかと思うし、私はノリのような天才ではないのでノーマルな血統予想でいってみます(・∀・)
あの4角でうなっていた姿と、持ったままの後藤の手応えをたよりに、中山内回りのここで◎を打ちたい

阪神大賞典は今のところ◎ゴールドシップ○ラストインパクトで3着に△フーラブライドを
フーラは重め残りという説もあるだけにパドックを見てからですが、ラスパクはキズナと同父同牝系でBurghclereいじりのディープ牡駒、キズナともども5歳時に全盛期を迎えるのではないかという期待があるし、昨秋あたりから“Hyperion体質のゼンノロブロイ”という馬に完成してきた感もあるので、2着探しではなく逆転含みという期待を持って観戦したいです

先ほど入稿しましたが、「No.1予想」ではスプリングSを、「馬券総合倶楽部」ではスプリングSと幕張Sを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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土曜の雑感少し

2015-03-21 17:32:43 | 配合論

さっきジョージライダーSとランヴェットSの映像をGCで観てました

たろうさんに両レースについても一言、と言われたのでこちらにも書きますが、リアルインパクトとトーセンスターダムはいつものレースをしていつもの力を出し切ったら勝ち負けになり、ワールドエースはいつもの後ろからいく凡走パターンで凡走したという、まあ言ってみればいつもの感想ですかね~

オーストラリアのG1もいっぱいあって、ザックリいうと北米のG1みたいなイメージで、日本の重賞で勝ち負けになる馬なら勝ち負けになるのはハナズゴールやアドマイヤラクティなどがすでに証明してますから、だから阪急杯や朝日CCを観ているような感覚で観てました

でも「ああそうか、ジョージライダーもやっぱり阪急杯ぐらいのレベルのレースなんやなあ~」と我々がオセアニアの競馬を身近に体感することができるのは、日本の馬が異国に遠征して出て見知らぬ強豪と手合わせしてくれるからで、しかもそれで勝ったことにはもちろん拍手を送りたい(・∀・)

アルビアーノの血統については「重賞の見どころ」より再掲しておきますが、先週とは打って変わって中山芝は時計が速くイン有利、この馬場ではスピードと完成度がぜんぜん上という勝ちっぷりでした

中山だけでなく阪神芝も中京芝も外から差してくる馬がほとんどおらず、ファルコンも46.0-48.5の前傾ラップやのにまさかの前残りで(^ ^;)、これは内から乾いてくる馬場やったのかな…?

アルビアーノの母Anticsは北米血統としては最高級の名血でしかも好配合で、アルビアーノぐらい走る馬を毎年産んでも当然というべきですが、さすがにAnticsはなかなか売ってくれないでしょうね(^ ^;)

アルビアーノ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012110102/
母母AuroraはGreen Desertの全妹にあたり、ArchやAcomaといった北米GI馬を産んだ名繁殖牝馬。牝祖Courtly Deeからはワンアンドオンリーやヤマニンパラダイスなど活躍馬が多数出る。父Harlan's HolidayはStorm Catの孫でドンH(米GI・ダ9F)など中距離GIを3勝、日本では関東オークスを勝ったエスメラルディーナの父として知られる。Storm Cat、Unbridled、Danzig、Mr.Prospector、Honest Pleasureと血脈構成がエーシントップとかなり似ていて、早期から完成度の高いスピードを発揮している点も似ているが、こちらのほうが体型に伸びはあり体質も柔らかく、距離的には1800mぐらいが合っているようにも見える。今の中山芝は外伸び優勢で、スピードで押し切りにくい馬場なのは気がかりだが…。

日曜は「No.1予想」でスプリングSをやりますが、あと1レースをどうするか、これから飯食いながらもうちょっと考えます

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土曜のボツ予想~待望の大箱中距離

2015-03-21 09:51:27 | 血統予想

中山1は◎ジャストザルーチェ、フリオーソ一族丸出しの走りで芝では追って味なし(^ ^;)、ダートで一変を期待したいですがしかし3人気かいな(^ ^;)

鎌ケ谷は前で立ち回る馬が多いので、▲シングンジョーカーが差しに回れれば信用に足るんですが難解…
◎はカロッサル、マイル実績はあるしトップガン牡駒なら6歳のこれからが全盛期、福島の捲り屋レオマイスターの甥で、トップガン×サンデーも機動力ある配合ですから、外伸びの中山マイルなら捲りはきくんじゃないか…という読みで

須磨はBurghclere≒Aureoleのニアリークロスのノーブルコロネットと、母が3/4エアグルーヴのハッピーモーメント、どちらもいかにも晩成のディープ産駒でこれからが開花のときですが、時計のかかる馬場なら◎ノーブルコロネットで
500万下を完勝したとき、500万下でダンツクロノスの2着したとき、万両賞でプリムラブルガリスやオツウと叩き合ったとき、ベストパフォーマンスはいずれも阪神マイルの上がり12秒戦、Hyperion的な体質なので高速馬場よりもちょっとタフな馬場のほうが狙いが立つタイプで、距離は1600mより1800mがベターやと思います

中京7は◎グランディフローラ
A.P.Indy的ストライドで走るので外回り向きやと言いつづけてきた馬で、12月の阪神外マイルで◎にしたらミッキークイーンにはバキューンと差し切られてしまいましたがドしぶとい2着、前走は引っかかりながらも最後まで伸びつづけていて中距離向きを証明、バルジューも今度はもう少し折り合うでしょうから、ベストパフォーマンス発揮で待望の初勝利の期待

ファルコンは今年もHペース前崩れ必至のメンツ、セオリーどおり1600~1800m向きの差しから入るとなると、幸の押し出された1人気で大丈夫かいなと思いつつも◎フミノムーンに着地してしまうレース
▲ケツァルテナンゴは1400mは忙しいしチチカスらしい揉まれ弱さもありそうですが、それでも直線大外に出せれば間に合うかも…アーリントンもアルマワイオリに外から交わされてから、つまり外に馬がいなくなってからは同じぐらいの脚色で伸びてはいました

「No.1予想」では若葉Sを、「馬券総合倶楽部」ではフラワーCと若葉Sを予想していますので、今週もよろしくお願いします

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