栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

いろいろ雑感~シャイニーガールとランウェイワルツのアフリート魂

2014-05-06 17:18:25 | 配合論

先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました~

オアシスは1~3着までA.P.Indy父系が独占、しかも4着が母父A.P.Indyで5着がベルシャザールの半兄で父シンボリクリスエスのナイトフッドという、Seattle Slew組A.P.Indy会の大運動会と化してました(^ ^;)

スイートピーは例年スローの前残りでショウナンパンドラやマリアライトみたいな差しはなかなか届かないので、こんなもんシャイニーガールが逃げれば楽勝やけど逃げるのかどうかがハッキリせんよなあ~ということで、イン好位で運べそうなカレンリズベットにひねってみたんですが、揉まれない外3番手をとった時点でシャイニー確勝でしたね
オークスは2000mをこなせればあと400mは根性というところがあるので、外に馬がいない形ならば本番もけっこう頑張れるんじゃないですか

ディープインパクトは“なのにの名馬”ですが、全兄ブラックタイドは“だからのオープン馬”で、血統どおり「サンデー×Lyphard×ハイインロー」的な粘着力で走る中距離馬でした
産駒も斬れるというより粘り強い脚質に出ることが多く、だからマイネルフロストは母がDanzig3×3、テイエムイナズマは母父Danzig、そしてシャイニーガールは母父アフリートと、「父中距離×母(母父)マイラー」の配合形にして先行脚質にするほうが成功しやすい…といえるんじゃないかと

日曜京都1Rの映像を観ながら勝ったセフティーエムアイの血統表をチェックしていたら、「ふむ、これはNasrullahが多すぎて家に帰りたくなるケイムホームに、非Nasrullahな母をもってきた手堅いパターンやな」
と、このように望田botの言い回しをつい口にしてしまうことがたまにあって、本人がbotにすり込まれてどないすんねんとセルフ突っ込みしてます(^ ^;)

日曜の京都芝は糺の森イリュミナンス、鷹ケ峰ダンスディレクターと1人気馬の外一気が届いていて、糺の森ではイリュミナンスで自ら外一気を決め鷹ケ峰ではマカハでインをすくって勝ちパターンのところをダンスにギリギリ差されたユタカとしては、強い馬なら外を回してもなんとかなるんじゃないか…という意を強くしたのかもしれないですね~

兵庫CSはコパノリッキーと同じくゴールドアリュールにミスプロとRobertoとIn Realityが入る黄金配合のランウェイワルツがなかなか強そうで、しかし昨日のメテオさんとのやり取りでも書いたんですが、伏竜は4角までは馬群の中で掲示板すらなさそうな手応えだったのに直線バラけて外に馬がいなくなると突然走る気を出して差し切ってしまったという勝ち方で、Vaguely Nobleのクロスはスマートファルコン師匠と同じで、母父アフリートはシャイニーガールと同じで、つまりAureole魂とアフリート魂を併せ持つという馬群大嫌い血統なのです(^ ^;)
だから今日も川原さんがどっかで外に出せれば勝つんやろうけどなあ…と思って観ていたら、3角すぎからやっと外に出せてそこからはヤル気全開で怒涛の捲り(・∀・)、凄い勢いで先頭に立ったんですが、エキマエとはコース取りの差もあったかな?最後は差し返されてしまいましたね~
これはしかし、ゆくゆくはもうちょっと逃げ先行にシフトしていかないと、憑りつかれたように捲るか馬群の中で見せ場もなく沈むか、非常にややこしいムラ馬になりそうな(^ ^;)

香港のチャンピオンズマイルはVariety Clubが4馬身差の圧勝(マイネルラクリマは10着でした)、やっぱりこの馬は芝のほうがいいですね~
配合については以前書いていますので下記エントリを

バッタモンくささもまたカッチョイイ南ア年度代表馬の配合
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/45aed8edc6dd1f346d87a3573057bca2

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