栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

名馬をほめたい

2010-04-09 17:11:01 | 血統予想
3年前は◎ダイワスカーレット○ウオッカ、昨年は◎ブエナビスタ○レッドディザイア

一昨年はポルトフィーノが直前で取り消したので、ヤケクソになって◎デヴェロッペ○トールポピーでした(^ ^;)

血統予想のアプローチというのは主に二つあって、一つは馬場距離コースなどの適性の見極めで、もう一つは大物かどうかという器の見極めでしょう

名馬を名馬だとちゃんとほめるのも、血統屋の仕事だと私は思います

血統表中の名馬名牝たちから、名馬たりえる資質を受け継いだからこそ名馬なのです

名配合馬が名馬になるとは限りませんが、名馬のほとんどは名配合です
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阪神芝1400mの特殊性

2010-04-09 13:11:01 | 血統予想
芝1400m戦は主要4場のうち東京と京都外は直線が長いので、内回りで行われる阪神だけが急坂小回り向きのパワーを要求されるコースといえます
だからジョリーダンス、プリサイスマシーン、スズカフェニックス、ブルーメンブラッド、ワンカラットなど、阪神芝1400mの重賞をリピート好走する馬はけっこう多く、急坂小回り実績を重視する必要は多分にあるでしょう

1400mになってからの過去4年を振り返ってみると

06年:ラインクラフトは4戦4勝の1400mがベスト。これに異論を唱える人は少ないと思うが、阪神でも好メンバーが揃ったFレビューをねじ伏せるように差しきっていた。2着はこのFレビューで3着だったエアメサイア

07年:1着ジョリーダンスは未勝利勝ちが同じ阪神内1400mで、前走は中山1200mの準オープン勝ち。2着アグネスラズベリはそれまで主に平坦コース中心に使われていたが、阪神芝は1戦1勝だった(芝内1200m)

08年:1着エイジアンウインズは前走で阪神内1400mの準オープン勝ち。2着ブルーメンブラットは前年の阪神C3着

09年:1着ジョリーダンスは07年の勝ち馬。2着ザレマはご存じのように急坂小回り向きマイラーで、前年12月に中山マイルのターコイズS勝ちがあった

ヒカルアマランサスは母がA.P.Indy×Caerleonというナスキロラトロ配合で、タキオンをよりストライド走法にしたようなフォーム
京都牝馬Sでは◎にしましたが、以前から外回り向きの脚質だと書いてきたし、これといった急坂小回り実績もないしで、3キロ増のここで◎を打つのはやっぱりためらいますね~
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