小指ほどの鉛筆

日記が主になってきた小説ブログサイト。ケロロ二次創作が多数あります。今は創作とars寄り。

涙が、沈む、闇。

2009年10月23日 17時56分08秒 | ☆Weblog
夜だったら、泣いても平気。
ここに電灯は無いから。
ここに人はいないから。
私が、貴方の支えになるから。
貴方はいつだって強くて、私はいつだって震えてた。
私の短所を、貴方は優しいと言った。

今、不安なのです。
この時が、恐いのです。
許しを求めたいのです。
貴方に、いて欲しいのです。

どうしてこんなにも、自分が嫌になるのだろう。
何を考えれば、この不安に打ち勝てる?
貴方のように、皆が強い訳じゃない。
あの頃のように、皆が優しい訳じゃない。
それならばどうやって、私はこの世を生きれば良いのか。
産まれた頃から培ってきたものは、此処に来て何も役には立たない。
実際、立たなかったのだ。
何も私を守りはしない。
汚い言葉ばかりが蔓延った、ここは何処だ?
私の知っている世界ではないのか?
それなら夢だ。
夢ならば覚めるのだ。
この苦しい、喉まで侵す感情も、醒めるのだ。
夢ならば。
夢ならば…の話。
現実は汚いものだ。
夢は綺麗なものだから、こんな世界なワケが無いのだ。
それとも、本当に夢か?
最近見る夢は、どれも苦しいばかりなものだから、
つい、混合してしまいそうになる。
現実も夢も、汚くて苦しいものばかり。
綺麗なものは何処にある?
目を瞑っても、すぐに夢へと引き込まれるのに。

濃霧

2009年10月23日 16時15分34秒 | ☆Weblog
ゴブリンが泣いて、エルフが笑った。

忘れないで。
存在は殺さないで。
存在だけ、証明できればいい。
この気持だけ、分かってくれればいい。
口が開かない。
死んでしまいたいくらい、消えてしまいたい。
苦しむくらいなら、苦しめるくらいなら、いっそ。
一瞬の風のように、気付いた時にはもぅ、私はいないのかもしれないのに。
きっとその時も、サヨナラを言う口は開かないのだ。