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中島京子『小さいおうち』

2010-07-03 | な行の作家



「奥様やぼっちゃんと過ごした日々には

わたしのたいせつな思い出がすべてつまっている」


評判の良い作品で「まぁまぁ良いかな~」と思って読んでいたんですが

最終章でやられました。

泣けました。

中島さん、うまいですな。


昭和の初期、山形の尋常小学校を卒業したタキは、東京に女中奉公することになる。

8歳違いの美しい若奥様、優しい旦那様、可愛いぼっちゃん。

赤い三角屋根のお家での忘れえぬ日々。

60年の時を経て、タキが女中奉公の日々を振り返ります。

描かれるのは、ごく普通の人々の暮らし。

しかし、次第に忍び寄る戦争が、普通の人々から普通の生活を奪っていきます。


人間は選択し生きている。

それが一番正しいことだと信じて。

けれど、時として重いものを背負って生きなければならなくなることがあるのだ。


なかなか良い作品でした(*^_^*)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちきちき)
2010-08-07 21:24:56
こんばんは。
おひさです~。
すっかりごぶさたしておりました。

今年の夏は極暑ですが、お元気ですか?
クーラーつけない主義のワタクシのおうちですが、早々に敗れ去りました。
とはいえ、最近はちょっと慣れてきたかな??

この本読みました。
装丁がかわいいよねえ?
直木賞受賞も納得という感じの良作だったと思います。

ではでは、また~
Unknown (naru)
2010-08-08 22:39:50
きゃ~。こんばんは(*^_^*)
ちきちきさん おひさしです。
ほんまごぶさたですなぁ。
私もちきちきさんとこは、しょっちゅう
お邪魔してるんですが、コメント残す気力が
なく^^;
こちらこそ今後もよろしゅうに。

さてさて、今年の夏はキツイ^^:
ガリガリ君が街から消えたんも分かる気します。
あ、うちはクーラーガンガンですよ。
夜中あまりにも暑くて、無意識にクーラーの
スイッチ入れてるんで、朝はあまりの寒さに
目覚めて体調悪しです。

そうそう、この本装丁かわいいよね。
直木賞受賞は納得ですが、いかんせん小粒
ですなぁ。
審査員の先生も言うてはりましたが。

ほなまた(*^_^*)



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