バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

ダンロップSPORTMAX α14を試してみました!(ヤマハ・YSP大分)

2017-03-09 06:59:00 | 用品・パーツ
こんにちは。FM大分「今日もバイク日和」でお世話になってます、
ナルさんこと河野成久です。

3/8の水曜日は熊本県にあるサーキット「HSR九州」にやってきました。

この前日から山間部は雪、大分からここに来るまでの
大観峰あたりでは吹雪でした!そのせいもあって今日も寒いですね。

この日は、ダンロップの新型タイヤ
「α14(アルファフォーティーン)」の試乗講習会。

どんなタイヤだったのかをちょっとご紹介しましょう!



「α14」はそれまでの「α13」の後継モデル。

もともとα13は峠やサーキットで
アグレッシブな走りを楽しむユーザーに向けたハイグリップラジアルです。

歴代最強のドライグリップ、軽快なハンドリング
そして突然の雨にも対応できるウェット性能が特徴で

YSP大分でも選ぶライダーの多かった
評判のよいタイヤだったのです。



新しい「α14」はそれに対してどこが変わったのかというと

ハンドリングがよりシャープに、

そして吸収性、剛性感、接地感がアップ

さらにタイヤのライフ=寿命も長くなったそうです。



新型ですから、もちろんよくなっているとは思いますが、
聞けばいいことずくめですね。

開発の方が「面白いタイヤが出来たと思う」と自信を見せるこの商品。

実際にどうなのか、早速試乗をしながら見てみましょう。



この日は、私を含め
およそ50名のバイクショップオーナー、スタッフが参加していました。

時折、雪がちらつくほど寒かったのですが

みなさん熱心に試乗をされており、
このタイヤに対する期待の高さがうかがえますね。



また今回はゲストとして元GPライダーで
モーターサイクルジャーナリストの八代 俊二さん

元JSB1000クラスチャンピオンの秋吉 耕佑選手も来場され、

参加者とともに一緒に走っていましたよ。



今回の試乗は正しく比較するため
同じ車両でα13とα14を比較する走行時間が用意されています。

そこで私が一番興味深かったのがそのハンドリング。

α13が発売された時も、その前モデルα12と比べて
傾けただけ確実に曲がる、という操作性の向上に驚いたことを覚えていますが
α14はさらにそれが良くなっているのです。

α13が曲がらないまったりしたタイヤに感じるほどですよ。



α14はカーブでバイクを傾けるのがたやすく
なおかつしっかり曲がってくれ、

コースのライン上を
思ったところに自由にいける感じがします。

フロントタイヤのプロファィル(断面)が
よりとがった形状になったこと

またタイヤ内部のベルト構造を
バイクがバンクするほどに張力をあげ
そこでの剛性感のアップなどの工夫がなされているそうです。



またもちろんグリップ力も向上、

新開発のコンパウンドは、耐摩耗性を考えるべき
「センター部分」に使うものであっても

なんと従来モデルのフルバンク部分(ショルダー部分)と同等の
グリップ力が実現できたそうです。



それだけのグリップがありながら
耐久性は15%も向上したとのこと

そのためα13では5分割にするしかなかったコンパウンドが
センターとショルダー部のみの3分割のみ。

ショルダー部にはさらにグリップの高い
新開発フルカーボンコンパウンドを新たに採用し

「粘着系グリップ」を実現しており、
滑る気がしないほどの安心感があります。



また今回のテスト車両は前モデル「α13」については
メーカー指定の空気圧より、やや低めで調整されていました。

サーキット走行ではグリップ感を増すためなどの目的で
空気圧をややさげることはよくあるらしいのですが

今回、α14の接地感が素晴らしいため、

同じ空気圧で比較すると、場合によっては
危険な場合があるから、ということ



またα14は空気圧を下げなくてもよい、
むしろそのままの方がよい、ということを

実感してもらいたいためなんだそうです。

あえてそれぞれ空気圧を変えてなんて・・
ダンロップさん思い切ったことをしてきましたね。



またα14は構造的に調整がうまくいっているため

空気圧をさげてもメリットはあまりないとのことで

サーキット走行であっても、だまされたと思って
そのままの空気圧で走ってほしいのだとか。



実際に乗ってみて

その接地感、乗り心地の良さ、グリップ感は
空気圧が高いはずのα14の方が、よりよいことが実感できました。

この特性は、サーキットはもちろんですが
むしろ道の荒れた「ワインディング」などの方が

乗り心地向上の効果を実感できそうですね。



まとめるとこのα14、私が一番気に入ったところは
ラインをトレースしやすいハンドリングの軽快さ。

倒し込みの初期から方向が変わるのが実感できるので
「曲がれないかもしれない・・」という不安が少なくカーブで操るのが楽しくなりますね。

また今回のようなサーキットでの走行はもちろん

衝撃吸収性の良さ、ロングライフも期待できることから
ワインディングで楽しむライダーにもおすすめしたいタイヤでした。

タイヤの世界はまさに日進月歩、
ダンロップらしさを増したという触れ込みの、このα14、ぜひ一度お試しください!





















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