イスラエル・ハイテクベンチャーCEO兼CSの脱&非日本仲間日記

イスラエルの情報科学ハイテクベンチャー会社のCEO兼CSの脱日本&非日本仲間10名が発信する日本への警鐘!

「PEZY-EXA スパコン詐欺:新聞報道は続く、余罪ゾロゾロ、脱税、所得隠し、趣味の自動車レースに金を使い込み、米で上場すると投資家を騙して投資トラブル、・・・・」

2018年01月22日 | エセ化・オカルト化する科学・技術と世界

「PEZY-EXA スパコン詐欺:新聞報道は続く、余罪ゾロゾロ、脱税、所得隠し、趣味の自動車レースに金を使い込み、米で上場すると投資家を騙して投資トラブル、・・・・」


Bushido:逮捕起訴された PEZY Computing の元社長・ExaScaler 会長の齊藤、余罪がゾロゾロ。全く真面目にコツコツやっているベンチャー会社には迷惑な話だ。スパコンを作っていると称する PEZY Computing には、肝心要の最重要のIP、特許が一件も無いのである。あきれたものである。そんな会社がどこにあるか。設立:2010年1月27日(8年前)、電気機器、法人番号 3010401086048、事業内容:プロセッサーやPCBボードおよびシステムやソフトウェアの開発、とPEZY Computing は自称している。8年もやってきて、MPU、回路基板、システム、ソフトウエアの特許出願が一件も無いのである。これで、スパコンメーカーか?IPはベンチャーの命だ。特許権化なしでは、事業化は不可能である。子供でも知っていることだ。「自分達が開発した」と自称するスパコン、ドコゾから買ってきたものだろう。TOP500やGreeen500の自己申告データーなど、信用ならぬ。聴けば、ロクに動かぬインチキスパコンであった。最初から、「特許権化するような技術はございません」は、明らかであった。特許検索をすれば直ぐに判明する話であった。



新聞報道:朝日新聞1月22日


1.スパコン前社長脱税容疑、東京地検 数億円所得隠し、立件へ(朝日新聞1月22日)

スーパーコンピューター開発を巡る国の助成金詐欺事件で、東京地検特捜部に再逮捕されたスパコン開発会社の前社長斉藤元章容疑者(50)=詐欺罪で起訴=が、同社の所得を吸う億円隠して法人税を脱税した疑いがあることが関係者の話でわかった。隠した所得は趣味の自動車レースででた損失の穴埋めなどに使われており。捜査当局は法人税法違反容疑でも斉藤容疑者を立件する方針とみられる。

斉藤容疑者は2010年度以降、同社やスパコン関連グループ2社の開発資金名目で、国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)などから総額100億円超の助成金や無理し融資を認められた。多額の助成金が流れた経緯について22日開会の通常国会でも野党側が追及する見通し。

関係者によると、斉藤容疑者は自身のスパコン開発会社「PEZY Computing」から会長を務めた関連会社「ウルトラメモリ」などへの外注費を水増しし、所得を少なく見せかけていた。斉藤容疑者は逮捕前の調べでは脱税の容疑を否認していたという。


2.「米で上場」出資募る スパコン前社長 果たせず問題に(朝日新聞1月22日)

スーパーコンピューター開発を巡る国の助成金詐欺事件で、スパコン開発会社前社長、斉藤元章容疑者(50)が2000年代半ばに、「米国で上場する」などと言って当時経営していた会社への投資を募り、実際は上場せずに訴訟などのトラブルになっていたことが関係者の話でわかった。投資トラブルがあった経営者に巨額の助成が行われた経緯について、国会でも論戦となりそうだ。

関係者によると、東大病院の医師だった斉藤容疑者は退職後に米国で1997年に医療技術開発会社を設立。2000年代半ばにかけ「米国市場で上場する」などと言って日本の大手電器メーカーや著名な投資会社、大手商社などから多額の出資を得た。億単位を出資した企業もあり、自民党元衆院議員(故人)も数億円を出資したという。元議員のスタッフだった男性は「古い話でわからない」と話した。

だが、00年代後半、医療用画像システムなどの事業化が難航して経営が悪化。大手企業の出資が望めなくなり、個人投資家に頼ることが増えたとみられる。斉藤容疑者は個人投資家に出資を求める際に「上場できなければ出資額に上乗せして返す」などと話しており、返金を迫られることが増えて一部は訴訟にもなったという。

斉藤容疑者は医療技術開発会社の上場を果たさぬまま10年にスパコン開発会社「PEZY Computing」を設立。スパコン開発に関連して国立研究開発法人「新エネルギー産業技術総合開発機構」(NEDO)から10,11年度の助成金薬1億円を受け取った。

こうした動きを知った医療技術開発会社の出資先との関係が悪化し、11年に同社の役員を辞任。13年に医療技術開発会社の関連会社の役員を解任されたという。

斉藤容疑者はPEZY社の経営に携わるようになってからも人工知能(AI)や仮想通貨を扱う会社など計6社で資本金を66億円に増やしていた。16年12月には、プロ向けの投資ファンドを運営する業者の届出を国に出し、七つの投資ファンドを設立。自ら運営者になり、会長を務めるスパコン関連会社「ExaScaler」など3社への出資受け入れに使ったと見られる。

一方で、斉藤容疑者はレーシングカーが趣味で、00年代には自ら自動車レースに参戦。多額の損失を出し、自身が会長を務めるスパコン関連会社「ウルトラメモリ」が債務を引き継いだ。PEZY社からウルトラメモリ社に架空の外注費を計上し、PEZY社の所得を低く見せかけて脱税。この負債の穴埋めに使ったとみられている。

同社に助成を重ねた経緯について、NEDOは朝日新聞の取材に対して「定められた手続きに従い、(助成金)契約の最終確認をした」としている。


3.2の報道はよくある手口だ

技術力の無い会社の金集めの方法の典型だ。米国の投資家相手の資金集めは極めて厳しく、保有技術(特許、論文、製品の現物、等々)、事業計画、利益、IPO計画など、徹底的に外部の専門家が加わって査定され、容易には投資を得る事は殆ど、まして日本人の会社など、不可能事である。斉藤の米国での医療技術会社など、怪しまれて米国での問うしか集めは不可能であったために、日本の出資者を募った訳だが、もともと実体のあるテクノロジー・カンパニーではなかったから、自力開発製品などあろう筈もなく、他社からの購入で済ませたか、金を払って技術導入ライセンスで、形を整えたといったところだろう。だからスパコンにおいて、最重要のMPU、回路基板、システム、ソフトウエアの特許出願が一件も無いのであろう。早晩、破綻して当然だ。

Wikiには、斉藤に関して、「齊藤 元章(さいとう もとあき、1968年 - )は、研究開発系シリアルアントレプレナー(連続起業家)、スーパーコンピュータ開発者・次世代の汎用人工知能(AI)の研究者」などと提灯記述されているが、全くそうではなかったことだ。「シリアルアントレプレナー(連続起業家)」も真っ赤な嘘だった。米国で失敗したのだ。それで、訴えられてた。しかも日本人の出資者たちからだ。「日本人としては初めてComputer World Honors(米国コンピュータ業界栄誉賞:医療部門)を受賞」とあるが、これは業界紙(Computerworld会社)が発行しているもので、IEEEのような最高位の学術団体が顕彰するようなレベルのものではない。とんだ提灯記事ばかりだ。自動車レーシングにのめり込んで、会社の金を流用するなど、最悪の男で、そういう裏の顔が出てこないのは世の常だが、東京地検の取調べが進むに連れてゾロゾロといろんなことが次々に出て来る。とても、ベンチャー会社の経営者の器ではない。


4.斉藤オカルト・スパコン信者

どうでもいい。


イラスト:斉藤オカルト・スパコン信者


5.荒唐無稽の「シンギュラリティー」に対する批判(wiki内で十分だ)

同じ諮問会議の新井委員から:(2017時点で、経済財政諮問会議の2030年展望と改革タスクフォース委員メンバーであったが、「プレ・シンギュラリティ」「エクサスケールの衝撃」と言った「言説」(到底「理論」戸は呼べぬ代物だ)は政策の立案にかかわる計算機学者の間でも、そもそも全く理解されてはいない)。斎藤らとともに2030年展望と改革タスクフォースの委員を務める新井紀子(国立情報学研究所社会共有知研究センター長で、受験ロボット「東ロボくん」の開発者)は、非現実的な展望だとして「シンギュラリティが来るかもしれない、というのは、現状では『土星に生命がいるかもしれない』とあまり変わらない」「土星に土星人がいるかもしれない、ということを前提に国家の政策について検討するのはいかがなものか」などと批判している。


<物理的観点からの批判>

あらゆる指数関数的成長は永遠に継続することはできない。化学物質の反応、細胞分裂や生物の個体数など、限定された期間内で指数関数的振る舞いを見せる現象は存在するが、遅かれ早かれ、指数関数的現象は必要な資源基盤(化学物質や食物など)を消耗し、停滞・崩壊する。テクノロジーの発展が、一般的な指数関数的現象と異なると考える理由は無い。つまり、指数関数的成長には指数関数的入力が必要となるが、現実の世界においてはそれは不可能である。一般的に成長現象はシグモイド曲線を取り、急激な成長期と停滞期(崩壊期)が存在することが普通である。

宗教家であり思想史家であるジョン・マイケル・グリアは、テクノロジーの発展は、未来に向かって一直線に進んでいくものではなく、ツリー状に広がっていくものであると述べている。半世紀前の未来予想においては、自家用飛行機や宇宙旅行といった輸送技術の爆発的発達が予想されていたが、その後、輸送技術の進歩は停滞した。その一方で、21世紀現在の情報技術の爆発的発達と普及は、過去においては一般的には予想されていなかった。同様に、近年の情報処理技術の発達もいずれどこかで限界を迎え、現代の人々が全く予想もできなかった新しい技術が発展すると考えられている。

また、どれほど優れた知性であっても、思考のみでは問題を解決できない。つまり、卓越した人工知能であれ知能強化された人間であれ、実世界の現象を観察・実験し、モデルを検証しなければ、現実世界の問題を解決することはできない。しかし、それには思考の時間ではなく、対象物の物理的変化(細胞分裂や素粒子の反応)に要する時間によって限界が定められるため、超越的知性の存在のみによっては特異点と呼べるような変化は起こらないのではないかという批判がある。


<社会経済的観点からの批判>

物理学的、技術的に可能だとしても、経済、社会、法律的な要請から、普及していない技術も存在する。たとえば、超音速旅客機は1960年代に実用化されたが、採算が取れなかったため、2016年現在商業飛行は実施されていない。同様に、研究室レベルでは汎用人工知能が実現できたとしても、経済合理性の観点から社会に普及せず、特異点をもたらすために必要な超越的知性の総量が不足する可能性がある。

マーティン・フォードは、「トンネルの中の光:オートメーション、テクノロジーの加速と未来の経済」という書籍において、「テクノロジーのパラドックス」を提示している。曰く、技術的特異点の発生前に、ほとんどのルーチンワークが自動化されるだろう、なぜなら、ルーチンワークの自動化に必要な技術は、技術的特異点そのものよりも簡単であるからだ。ルーチンワークの自動化は莫大な失業を引き起し、消費者の有効需要を引き下げ、その結果として技術に対する投資を低下させるだろう。そうなると、技術的特異点の実現は遠ざかることになる。産業革命期のような大規模な産業構造の転換と新産業による失業者の吸収は未だ起きておらず、慢性的な高失業率が続いており、この傾向は短期的には変わる気配を見せていない。

一般的に、技術革新に対する投資の見返りは次第に低下していくことが示されている。Theodore Modis と Jonathan Huebner は技術革新の加速が止まっただけではなく、現在減速していると主張した。John Smart は彼らの結論を批判している[2]。また、カーツワイルが理論構築のために過去の出来事を恣意的に選別したという批判もある。


<人工知能研究者からの批判>(+「モラベックのパラドックス」)

弱いAIに関する研究結果が、強いAI(汎用人工知能)にそのまま適用可能であるか否かについては議論がある。

哲学者のヒューバート・ドレイファスや物理学者のロジャー・ペンローズのように、現行の人工知能研究には根本的な欠陥があり、既存の手法を踏襲することによっては強いAIは実現不可能であると考える学者も存在している。

また、認知科学者であるスティーブン・ピンカーは、人工知能やロボットは人工物であるため、生物が進化によって得た本能 --たとえば、闘争本能、繁殖への欲望、支配欲などの本能を持たず、従って人間よりも賢い人工知能が仮に実現したとしても、それが自己複製と自己改善を繰り返して自動的に超越的知性に至ると考えることは誤りであると指摘している。(もちろん、自己複製と自己改善を人工知能にプログラムすることはできるが、人工知能が創造した人工知能にそれが受け継がれる保証はない)


<生物学からの批判>

カーツワイルは、生物学的な脳機能を理解していないという批判がある。彼は、人間の脳がシミュレーション可能になる時期を人間のゲノムの数から見積っている。しかし、生物のゲノムは半導体のトランジスターと同等とみなすことはできず、脳の構造や成長を無視していると、生物学者のポール・ザカリー・マイヤーズは批判している。


<宗教批判的観点からの批判>

技術的特異点の概念は、キリスト教終末論から影響を受けていると言われており、評論家や神学者の中には、技術的特異点の概念を信仰と同一視する者も居る。 WIRED誌創刊者のケヴィン・ケリーは、技術的特異点とキリスト教における携挙(ラプチャー “rapture”)との類似性を指摘している。「携挙というのは、キリストが再臨するとき、全ての信者は普通の生活からいきなり空中に持ち上げられて、死を経由せずに天の不死不滅の世界へ導かれることである。この特異な出来事によって、改良された身体、永遠の知恵で満たされた完全な知性ができる。そして、それは「近い将来」に起こることになっている。そのような期待は、技術の携挙、つまり特異点とほとんど同じである」。

(科学ジャーナリストのジョン・ホーガン も、技術的特異点を信仰であるとみなしている)

「現実を見よう。技術的特異点は、科学的なビジョンというよりは宗教である。SF作家のケン・マクラウドは「コンピューターマニアたちの携挙(the rapture for nerds)」という名前を授けている。つまり、歴史の終末であり、イエスが現れ信仰者を天国へと導き、罪人を後に残していく瞬間である。このような超越的なものを願う理由は、完全に理解可能である。個人としても種としても、我々は致死的に重大な問題に直面している。たとえば、テロ、核拡散、人口過剰、貧困、飢餓、環境破壊、気候変動、資源枯渇やエイズなどである。エンジニアと科学者は、我々がこれらの世界の問題に立ち向かい、解決策を発見することを支援するべきなのであって、技術的特異点のような夢想的、疑似科学的ファンタジーに浸るべきではない」。

(ジョン・マイケル・グリアも同様の見方をしている)

「技術的特異点の概念全体は、関連する科学分野の専門家から激しく、そして正しく批判されている。けれども、あまり言及されることは無いが、カーツワイルの技術的特異点の物語は科学理論などではない。むしろそれは、ジョン・ダービによる携挙の神学理論を、SFの言葉で書き直した複製である。・・・技術的特異点は、単にキリストの再臨をテクノロジー的にリメイクしたものに過ぎない。超知性的コンピューターが神の役割を担っているのである」。

(思想史研究者であるアニー・レイヴィも同様の批判を加えている)

「もちろん我々は我々自身の能力を超えた技術を作ってきた。それゆえ、我々は我々の能力を超えた知能を作ることができるだろうし、一部は既に実現されているとさえ言えるだろう。けれども、ひとたび我々の知性を超えた人工知能が実現しさえすれば、ただちに超越者が生み出され、あらゆる問題の最終的解決がもたらされると信じるためは、相当な論理的飛躍を受け入れなければならない。その表層的なテクノロジー的装いを剥ぎ取ってみれば、中にあるのは古くからある終末論そのものである。すなわち、我々の生きている間に、何らかの超越者が地上に降臨し、全ての現世的問題からの解放と永遠の命をもたらすという信条なのだ。…このような新たな終末論が、近年の経済危機以後、急速に蔓延したのは決して偶然ではない。すなわち、現代の解決不可能な諸問題から眼を背けさせ、来世において救済を授けるという現実逃避としての役割を担っていると言える」。


<指数関数的観点からの批判>

「数学的な特異点という概念は幻想である。[中略] 世界の主な出来事が指数関数的割合で発生していることを示す、「特異点へのカウントダウン」というグラフを見てみよう。それは数百万年の歴史にわたって、レーザーのようにきれいな直線を描いて突進している。しかし、そのグラフを30年前で止めずに現在まで延ばすと、何か奇妙なことが見えてくる。カーツワイルのファンであり評論家でもあるケヴィン・ドラムは、「ワシントンマンスリー」(Washington Monthly)に書いた記事で、このグラフを30年前で止めずにピンクの部分を追加して、現在まで延長した。驚いたことに、それは今現在が特異点であることを示唆している。さらに不思議なことは、そのグラフに沿ってほとんど全ての時点で、同じ見解が正しいように思われる。もしも、ベンジャミン・フランクリン(昔のカーツワイルみたいな人)が1800年に同じグラフを描いたとしたら、フランクリンのグラフも、そのときの「たった今」の時点で、特異点が発生していることを示すだろう。同じことはラジオの発明のとき、あるいは都市の出現のとき、あるいは歴史のどの時点でも起こるだろう。グラフは直線であって、その「曲率」すなわち増加率はグラフ上のどこでも同じなのだから。・・・・すなわち、指数関数的増加の中にいる限り、時間軸に沿ったどの点においても、特異点は「近い」ということだ。特異点とは、指数関数的増加を過去にさかのぼって観察するときに、いつでも現れる幻影に過ぎない。グラフは宇宙の始まりに向かって、正確に指数関数的増加をさかのぼっているから、これは何百万年にもわたって、特異点はまもなく起ころうとしていることになる!言い換えれば、特異点はいつも近い。今までいつも「近い」ままであったし、将来もいつも「近い」のだ」。


<認識論的観点からの批判>

仮に特異点に入ったとしても、それを認識することは特異点の中では不可能であり、後から振り返ることで認識できるという。特異点に代表されるような技術の変化は、特異点に代表される(というのは不正確だが)ような変化の「内部」からでは全く認識できないと思う。ある水準から次の水準への転換は、新しい水準にある高い視点から、すなわち、そこに到達した後でしか見ることができない。神経細胞との比較において、頭脳は特異点のようなものである。低い部分からは見えないし想像もできない。神経細胞の視点から見れば、脳へ通報するための少数の神経細胞から多数の神経細胞への活動は、神経細胞の集合による、ゆっくりとした連続的でなめらかな道程のように見えるだろう。そこには途絶の感覚、携挙の感覚はない。その不連続は逆方向に見たときにのみ知ることができる。言語は文字と同様に、ある種の特異点である。しかし、その2つへ向かう行程は、その習得者には連続的であって感知できない。友人から聞いたおもしろい話を思い出した。十万年前に原始人たちが、たき火のまわりに座って最後の肉のかけらを口の中で噛みながら、喉の音でおしゃべりしていた。一人がこう言った。

    「おい、みんな、俺たちは話しているぞ!」
    「話している、ってどういうことだ?おまえ、その骨は食べ終わったのか?」
    「俺たちは、お互いに話し合っている!言葉を使っているんだ。わからないのか?」
    「また、あのぶどうの何とかを飲み過ぎたんだな。」
    「今、俺たちがしていることだよ!」
    「何だって?」

組織の次の段階が始まるとき、現在の段階にいる間は新しい段階を把握できない。なぜならば、その認識は新しい段階において起こるはずだからである。全世界的な文化が出現する中で、新しい段階への転換は実際に起こっているが、その変化の途中では認識できない。[中略] 従って、私たちは次のようなことを予期することができる。今後数百年にわたって、生命が当たり前のように途切れることなく続いて、決して大変動はなく、その間ずっと新しいものが蓄積する。それはやがて私たちが、ある種の道具を手に入れたことに気づくまで続く。その道具を使って、何か新しい道具が存在することを認識し、さらに、その新しい道具はしばらく前にすでに出現していたことを認識するのである。




Bushido (narmuqym, 旅するベテラン, invisible-force, Hetero, MASADA, rainbow, weather_F, anti-globalism, geno_computing, Bushido)
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  国際的にビジネスを行ってきたハイテク関係者のグループとして、警鐘を発信する。時事的な問題や長期的観点での警鐘に留まらず、趣味的な事柄まで幅広くメンバーの自由な意思でWebLog掲載することにした。メンバーのプロファイルは以下の通りである。

  narmuqym:HP&SUN研究所を経て、米国にハイテクベンチャー設立。最先端ニューラルMPUの研究開発を推進。現在はイスラエルのハイテクベンチャーのチーフサイエンティストに就任。知能の情報処理の根源を研究している。

  旅するベテラン:東芝中央研究所、半導体事業所にて高密度メモリーのプロセス及びデバイス開発に従事するも、バブル崩壊により全滅の定まった日本の半導体業界を去り、韓国サムソン中央研究所にて、韓国半導体技術を育成指導。現在は台湾の最大手半導体会社にて、高付加価値半導体事業を統括、取締役。

  invisible-force: ウイスコンシン大学、イスラエル工科大学教授。細胞内量子論的化学物理過程の情報処理、核外化学構造体の情報、DNA合成、大腸菌内DNA置換、動物細胞内DNA置換、神経細胞の情報処理、知能と学習などの研究に従事。イスラエルのバイオハイテクベンチャーCEO。

  Hetero:ベル研究所にて化合物半導体物性、超高周波デバイス、マイクロ波集積回路の研究開発に従事し、世界初の衛星放送システムを開発。レイセオンにて巡航ミサイル飛行制御システムの開発、イージズ艦戦闘情報処理&アタック制御システムの開発に従事後、イスラエルにハイテクベンチャーを設立。情報デバイド解消型の新型情報端末の研究開発に取り組む。

  MASADA:日電にて衛星通信システム、超多重無線伝送方式、通信路確立制御方式の研究に従事後、米国のATTに移り携帯電話システムの研究開発、その後次々世代MM携帯電話方式を完成。シリコンバレーにてハイテクベンチャーを興し、通信大手を圧倒している。

  rainbow:ウエスチングハウスにて原子力発電の研究開発に従事、その後GEにて新しいエネルギー変換方式の研究、各種発電方式の研究に従事。その後、シリコンバレーにハイテクベンチャーを興し、超低コスト新型太陽電池の研究開発を推進。その後、太陽電池・風力は永遠に採算の取れない環境破壊の元凶であると喝破し、コンパクトな自律原子力発電方式の研究開発に戻る。

  weather_F:スタンフォード大にて環境気象及び資源の代替化を研究。気象センターにて地球規模大気循環シミュレーション、環境変動の研究に従事した後、ミニマム生活を提唱するNPOを設立し、代表として啓蒙活動に取り組む。

  anti-globalism:ハーバード大準教授後、日・イ間のハイテクベンチャー協業支援、事業戦略支援会社を日本とイスラエルに設立、妻は日本人。現在はハーバード大ビジネススクール教授。

  geno_computing:モスクワ大学・分子生物学教授を経てイスラエルに移住。テクニオン教授を経て遺伝子工学のベンチャー設立。DNAによるコンピューターの研究をメインに新しいセンサーによる次世代シーケンサー及び解析ソフトウェアを開発。

    Bushido:日立中央研究所にてRISCプロセッサー及びDSP、また画像処理システムLSIの研究開発に長年従事し、古い友人の大崎博士には様々に感化を受け、国際的視野に立っての仕事をすべく、日立中研を退社してサムソンに招かれ、現在サムソン電子の終身フェローの立場にあり、イスラエル・ハイファにて、自由な立場で異分野も含めて新しい発想にチャレンジ。MASADAとは剣道仲間。5段。
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