電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母、転んで出血が止まらず病院へ行く

2017年09月15日 06時03分35秒 | 健康
今週の始まりは、老母が玄関から外に出るときに転んで怪我をして、顔から出血が止まらないという事件からでした。このところ、屋内で歩行練習を重ねて自信をつけたのか、前日から外に出始めました。「ど」のつくほどの田舎なもので、無駄に広い敷地を往復するだけでだいぶ運動になるそうで、前日に引き続き戸外を歩く練習のつもりだったとか。お世話になっている病院の救急外来に出血が止まらない旨の電話をすると、服用している薬の名前を尋ねられました。すぐには調べられず、もたもたしていたら、主治医の名前からカルテを検索して調べ当ててくれました。どうやら、血液サラサラの薬を使用しているかどうかがポイントらしい。で、すぐに来院してくださいとのことで、妻と二人で病院へ運びました。

時間外外来で受付をして、看護師さんが脈拍と体温を測り、外傷の様子を目視で確認。幸いに外科のお医者さんが当直で、美貌をふた針も縫って(^o^;)手当をしてもらい、化膿どめをいただいて帰宅しました。

それでも、なかなか出血が止まらない。困って「元」看護師さんに電話で相談してみたら、そういう状況で止血するには冷やすと良いとのこと。いつも冷蔵庫に用意しているアイスノンをタオルでくるみ、冷やすうちにようやく出血が止まりました。良かった〜! 

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ぼーっとして音楽を聴いている時間

2017年09月14日 06時01分09秒 | Weblog
早朝から起き出したり、夕方も収穫作業をしたりすると、夜はくたびれて眠くなります。とはいうものの、夕食後、まだ寝るには早い時間帯には、なんとなくぼーっと音楽を聴いてしまいます。昨晩は、

  • ブラームス 交響曲第4番、サヴァリッシュ指揮、ウィーン響
  • シューマン 幻想小曲集 Op.12、コルネリア・ヘルマン(Pf)

を聴いておりました。いろいろな演奏、録音を、気分で選ぶことができるのは、なんともぜいたくなことです。

世の中では、ICBMだとか核兵器だとか、なんだか不穏な言葉が飛び交っていますが、こうしてぼーっと音楽を聴いて過ごす時間はたいへん貴重です。

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通販でUSBタイプのDACと廉価万年筆プレジールを注文する

2017年09月13日 06時04分22秒 | Weblog
長く愛用しているONKYOの簡易なDACが不調で、メインのPCが64ビットになってから、どうもノイズが入ります。旧PC(32ビット)では問題なかったので、故障とかそういう問題ではないのかもしれないと思い、更新してみることにしました。Linux 対応状況に不安もありますので、新製品ではなくて枯れた標準的な製品がよかろうと、クリエイティブのサウンドブラスターをねらってみました。近日中に到着予定。さて、音楽再生環境がどうなるか。

もう一つ、使っているプレッピーの中字が次第に馴染んできて、だいぶ使いやすくなってきました。使い込んでいるペン先を首軸ごとすげ替えて、プレジールの軸とキャップで使いたいと目論んでいます。行きつけの文具店ではプレジールの扱いはないようなので、どうせならと、通販でオレンジ色のもの(*1)を選択。こちらも近日中に到着予定です。しかし、1本200円のペンに500円のコンバータと1000円の軸とキャップをおごるのだから、プレッピー君には感謝してもらいたいものです(^o^)/

(*1):プラチナ万年筆ニュースリリース〜ノバ・オレンジ


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だいぶ日が短くなった秋に便利な道具

2017年09月12日 06時03分15秒 | 週末農業・定年農業
だいぶ日が短くなってきました。曇りの日など、夕方、五時を過ぎるともう薄暗くなってしまいます。このところ、葬儀だとか法事だとか、よんどころない事情でたびたび週末がつぶれます。週末農業とはいいながら、平日の夕方にも短時間の作業を入れないと、とても収穫が間に合いません。そのような事情で、電器量販店に行った際に、LEDタイプのヘッドランプを購入してきました。




GENTOS社のGT-101Dという型番で、単3型乾電池3本で動作する製品です。明るさは約210ルーメンということで、作業をするには充分に明るいです。さすがにデジタルカメラで写真撮影をする余裕はありませんが、なかなか便利です。まずは、プルーンの収穫が待ったなしです。娘と孫たちのところへ送ってあげようと、元気なジイサンはせっせと働きます(^o^)/
プルーン用の箱がないので、梅用の箱でもいいかな(^o^)/

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近くの量販店ではデスクトップ用KVM切替器がなかった

2017年09月11日 06時03分47秒 | コンピュータ
今まで使ってきたPS2タイプのキーボードがだいぶ汚れてきたので、手持ちのUSBタイプと交換しようと考えました。LinuxとWindowsと2台のPCを切り替えられるKVM切替器を購入するために近くの量販店に行きましたが、昨年末あたりは置いてあったデスクトップPC用KVM切替器が見当たりません。2台のノートパソコンを接続するタイプのものはいくつかありましたが、1組のキーボード・マウス・モニターで2台のデスクトップ・パソコンを共有して使える製品が、一つもありません。

うーむ、展示替えの際に処分したのかな。仕方がありません。通勤帰りに山形市内のお店で探してみて、それでもなければ通販で入手するしかないでしょう。できれば地元のお店で購入したいものですが、やはりこういう隙間製品を取りそろえておくのは難しいのだろうと思います。頂点に立つごく少数の企業が、多種多様なロングテールの商品をごっそりさらっていってしまう。そういう実例なのかもしれません。

ちなみに、完全に退職してWindows/MS-Officeと縁が切れたらLinuxだけでも生活できそうですが、今のところは難しそう。もっとも、家族のウィンドウズ機のお守りもしなければならず、標的型ウィルスやランサムウェアなどといった心配もしてあげなければいけないようです。いささか面倒になってきて……いやいや、家庭内システム管理者は365日勤務日なのです(^o^)/

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桃の収穫が終わった~今年の出来具合は

2017年09月10日 06時02分13秒 | 週末農業・定年農業
専業農家だった亡父の果樹園を受け継いで始めた勤め人の週末農業も、早や九年目。サクランボを中心に、なんとか維持管理してきました。とくに近年は桃の出荷に取り組み、いろいろ試行錯誤しながら三年目となりました。このほど、今年の桃の収穫が完了し、農協への出荷も終わりました。数量面では一昨年の記録を更新し、ひそかに喜んでいるところです。
この間に学んだ桃の管理や出荷に関する私的ポイントは次のとおり。

  • 着果管理について。摘花が大事だが、過ぎたるは及ばざるがごとし。四月には手のひらを広げたくらいの間隔にして、五月に花の間隔の二倍~三倍くらいに摘果する。
  • 六月上旬に硬核化するので、それ以前におおむね摘果を済ませる。サクランボの時期になると、桃の世話などとてもできない。
  • サクランボが終わった七月に、混み具合をみて仕上げ摘果。
  • 乾燥した天候が続いた後に急に大雨が降ると、根にたまるはずの苦み成分が実に移行し苦くなる場合がある。乾燥時に適度な灌水が大事だというが、実際問題として天候には勝てない。収穫時期を遅らせるとやや改善が見られ、苦みが減少してくる。
  • 収穫前に、段ボール箱、ネット、白ガムテープなど出荷用品をそろえておく。必要な数量は、前年度の出荷実績を見ればよい。
  • 出荷時期は、軟化を恐れて早めにしていたが、収穫即出荷(発送)を心がければ、「あかつき」は8月上旬〜お盆前まで、「川中島白桃」は8月末~9月上旬でもよさそうだ。



桃の場合、農協の集荷時刻が午前11時となっています。したがって、午後から夕方にかけて収穫した桃は、夜~朝にかけて選果・梱包され、集荷ののちに午後のトラック便で市場に運ばれます。早ければ翌朝、遅ければ翌々日に競りにかけられ、お店に並ぶのはその日の昼前後からになるでしょうから、消費者の手元に届くのは収穫して少なくとも三日後くらいになるはずです。この頃には、収穫直後にくらべて、だいぶ実が軟らかくなっていることでしょう。



これに対して産直の場合は、収穫から発送までの時間が短く、おおよそ一両日のうちに到着してしまいますから、まだ実が固いうちに受け取ることになります。固い桃が好きな人には喜ばれるでしょうが、やわらかくなった桃が好きな人からは誤解を受ける可能性があります。このへんの事情は、理解してもらうしかありません(^o^;)>poripori



最後の桃で桃のヨーグルトを食べました。隣家の同級生に、ハックルベリーをいただいたので、妻がジャムを作ってくれました。たいへん美味しいです。

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また葬式で帳場を頼まれる

2017年09月09日 06時02分14秒 | 季節と行事
小中学校の同級生の母堂が亡くなったとのことで、葬儀の帳場を頼まれました。喪主の顔も広く、奥さんも会社役員とのことで、実に多くの参列者となりました。受付も帳場の人数も増員して準備したため、なんとか時間内に終えることができました。

都会では葬儀の簡素化が進んでいると聞きます。田舎の葬儀のような人海戦術は、都会では考えられないことでしょう。田舎のやり方は、ふだんのご近所付き合いや地元在住の同級生コネクションの賜物です。その根本にあるのは「お互い様」という理解です。若い頃は軽視していたこの考え方は、歴史に根差す意外に深い概念なのかもしれないと感じるこの頃です。

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1.0mmのボールペンのこと

2017年09月08日 06時02分56秒 | 手帳文具書斎
中高生の頃のボールペンは、書き味が重いだけでなく、インクがダマになりやすいとか書き出しにかすれも出るとか、あまりかんばしい出来ではありませんでした。そのために、万年筆とシャープペンシルを中心として筆記具を使っておりました(*1)。

ところが、昭和の終わりごろに急に渡米することになり、当時の米国製の安価な油性ボールペンが意外に書きやすいことを知りました。芯径が太いためか実に滑らかに書けることから、太い線で大きな字を書く、という方向性を知り、その長所を実感したことになります。確かに、小さな字で字画がつぶれないように細い線のもの(芯径が小さい)を選ぶのではなく、太い線でも字画がつぶれないように大きい字で書く、という選択は、なかなか気分の良いものでした(*2)。ただし、キャップ式とはいいながら極太径のゲルインク・ボールペンの選択は失敗だった(*3)ようで、顔料の沈殿というゲルインク・ボールペンの欠点を知りました。

以来、芯径が1.0mmの油性ボールペンを中心に愛用しており、三菱PowerTankや同Jetstreamなどがお気に入りです。手帳などにボールペンで細かく記入するのには0.7mmを使うこともありますが、基本は1.0mmです。とりわけ、寝床にごろりと寝転んで仰向けに筆記するというあまりほめられないスタイルには、パワータンクの1.0mmでほぼ決まりです。さすがのジェットストリームも、この用途では手も足も出ません(^o^)/

罫線の幅に合わせて細字で小さく筆記するのではなく、中字のペンで大きめの文字が書けるような罫線幅のノートを選ぶという考え方は、近年は万年筆でも踏襲してきておりますが、その理由もやはり渡米時の米国製ボールペンがきっかけだったと言えそうです。

(*1):昔はノートに何で書いていたのだろう?~自分の40年を振り返る~「電網郊外散歩道」2015年4月
(*2):ボールペンの軸が折れた~「電網郊外散歩道」2005年8月
(*3):書けなくなったボールペン~インク・リフィルは期限あり~「電網郊外散歩道」2014年9月

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PowerTank(黒)が使いやすい

2017年09月07日 06時02分32秒 | 手帳文具書斎
ポケット手帳サイズの小型ノートに書きこむのに、あるいは手近のカレンダーに予定を記入するときに、パワータンク(PowerTank)の黒が実に使いやすいと感じます。#3776ブルゴーニュ(F)も、裏抜けしにくい古典ブルーブラックの特徴もあって手帳やノートには使いやすいのですが、これに匹敵する便利さです。厳密にいうと、線が均一にならないのはボールペンの限界ですが、どのような姿勢でも書ける汎用性は長所でしょう。現用のパワータンク・スマートの金色?シャンペンゴールド?軸の芯は、自作の目盛とともに2014年12月との表記がありますが、実際は11月だったはず。すると、2年9カ月くらい使っていることになります。残っているインク量は、5mmくらい。あと1カ月くらいがんばってメモして、すとんと書けなくなる特有の終了感覚を味わうことにしましょう。新しい替え芯はすでに準備済みですし。

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ブラームス「ピアノ三重奏曲第1番」を聴く

2017年09月06日 06時03分32秒 | -室内楽
最近の通勤の音楽は、スーク・トリオによるブラームスのピアノ三重奏曲集を聴いております。2枚組のCD(DENON:COCO-70798-9)の中で、今回はとくに第1番が心に残りました。

添付のリーフレットの解説(大木正興さん)によれば、この曲の初稿は1854年に完成したのだそうで、このときブラームスはまだ20歳、シューマンが「新音楽時報」に「新しい道」として紹介した頃です。その後、クララ・シューマンのもとで非公開初演され、楽譜が出版され、ニューヨークで公開初演されるといった時期に、シューマンの病状が進み、ライン川に投身自殺未遂を起こした後にデュッセルドルフの精神病院に入院してしまいます。このあと数年間は、ヨアヒムとともにシューマン家を支える献身の時期となり、さらに長い時間が流れます。1890年、ブラームス57歳の年に、彼はこの曲を大幅に改訂・改作します。豊富な楽想を整理して古典的様式美へと転換するものでした。スケルツォ以外は大きな変更を受け、同年、改作初演されます。

第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
第2楽章:スケルツォ、アレグロ・モルト
第3楽章:アダージョ
第4楽章:アレグロ

ふーむ。60歳も近くなって、20歳ころの作品を目にしたら、自分でも恥ずかしくなる気持ちはよくわかります。実にまったく、穴があったら入りたいほどでしょう。当時のはやりの衣装はすっかり野暮ったくなり、付け焼き刃は剥がれ落ちます。しかし、にもかかわらず、根本のところであまり変わっていないところもあったりします。おそらく自分自身の核となる部分に近いからなのでしょう。ブラームスの場合は、第2楽章:スケルツォの部分あたりがこれに相当したのかな、と思います。たぶん、ブラームスの青春の刻印。

円熟した面も、若さへの憧憬も、どちらも感じられる音楽。じっくりと聴き、繰り返し聴くほどに、味わいがあります。晩夏の、強さを失いつつある陽光の中に涼しさを感じる車中で、あるいは週末の夜の室内で、耳を澄ませるのに絶好の音楽と感じます。

1976年9月7日〜11日、プラハのルドルフィヌム(芸術家の家)で収録されたアナログ録音で、スプラフォン原盤。偶然にも、40年ほど前の今頃に、この録音が行われていたのですね。この当時、私は何をしていたのだろう? たしか、父に胃がんが見つかり、就職希望に転換して、まだ面接を受けられる企業を必死に探していた頃ではなかろうか。思わず遠い目になってしまいます。

参考までに、演奏時間を記します。
■スーク・トリオ
I=13'20" II=6'05" III=8'15" IV=6'40" total=30'20"

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国民年金の証書が届く

2017年09月05日 06時02分00秒 | Weblog
先日、日本年金機構から、国民年金の証書が送られてきました。65歳になると国民年金が支給されるようになりますが、必要な手続きがなんとか無事に完了し、私も条件をクリアしたということなのでしょう。

実は、必要な手続きというのがけっこう大変な量で、記入しなければいけない記号番号などの必要項目のどれがどれにあたるのか、裏付けとなる関係書類をととのえて届け出をするのに予想以上に時間がかかりました。これから年金とご縁ができる年代の方々は、不定期かつバラバラに届く年金関係書類の一括保存をお勧めいたします。これで、しばらくは年金関係の手続きの仕事をしなくて良くなるかと思うと、正直ほっとします。

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システム手帳のスリム化の試み〜その3

2017年09月04日 06時03分15秒 | 手帳文具書斎
いろいろなモノを詰め込んで、なんだか厚く重くなっていたシステム手帳をスリムにすべく、思い切って大ナタをふるいました。

  • 山響や山Qの定期演奏会のチケットなどを除き、商品券やサービス券等をすべて使うか財布に移しました。
  • 銀行のキャッシュカードやクレジットカードの類は、財布のカードポケットに収めるようにしました。
  • 今まではお札も手帳に入れていましたが、これも全部お財布に移しました。
  • 無造作に挟んでいた領収書レシート類をぜんぶデスクの領収書入れに移しました。
  • 使いもしないのに大事に持っていたテレホンカード類は、記念に書棚のカードホルダーに移しました。

うーむ、要するに情報系と金銭系とを、手帳と財布とに分離した、ということです。今までは、ぜんぶ一括してシステム手帳に入れていたので、便利は便利でしたがなくすと被害は大きかったことになります。おかげで、当面システム手帳はぐっとスリムになりました。これで、リフィルを少し追加しても……いやいや、もう少しスリムな状態を維持するように努めてみることにしましょう。

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山形交響楽団第263回定期演奏会でビゼー、ショパン、ブラームスを聴く

2017年09月03日 21時03分40秒 | -オーケストラ
9月2日の土曜日、山形交響楽団の第263回定期演奏会に出かけました。本来は3日の日曜に出かけるところを、妻の都合により土曜日に変更してもらったのでしたが、両日ともチケットは完売、満員御礼だとか。もしかすると、牛田智大くん人気? すごいなあ。

本日のプログラムは、「愛の旋律〜故郷・愛する人へ」と題して、

  1. ビゼー:小組曲(「子供の遊び」からの管弦楽版)
  2. ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11  牛田智大(Pf)
  3. ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
      阪 哲朗(指揮)、山形交響楽団

というものです。駐車場がどこもすごい混みようで、ようやく駐車して会場に着いた時には、開演直前でした。良かった〜、なんとかぎりぎりに滑り込むことができました(^o^;)>poripori

ビゼーの小組曲は、そんなわけで落ち着いて音楽を聴く状況にはなく、きらきらした音がこぼれるような短い音楽が集まった曲のようで、なんだかぼーっとしているうちに終わってしまいました。本当は、楽器配置などもメモするところでしたが、右手にスネア・ドラムとトライアングルとシンバルが目立ったくらいで、すっかり失念してしまいました。

次のショパンのピアノ協奏曲は、現在はモスクワ音楽院のジュニア・カレッジに在籍中という牛田智大クンのソロ。うーん、見事な演奏です。第1楽章:オーケストラの堂々とした序奏に続いて独奏ピアノが入ってくると、明晰で力感もあり、よくコントロールされた演奏に魅了されました。第2楽章:ロマンティックな美しい音楽ですが、特に弱音器をつけた弦楽セクションをバックにピアノとファゴットかな〜、木管の響きがとてもステキだった。第3楽章:きらびやかな、と言ってよいピアノと、踊るような阪さんのしなやかな指揮が印象的で、モダン楽器によるオーケストラの表現がマッチした演奏でした。

聴衆の拍手に応えて、アンコールは、

プーランクの即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」という曲でした。見事な演奏に、実に満足(^o^)/

休憩の後は、ブラームスの交響曲第3番です。ステージ上のグランドピアノは片付けられ、向かって右から第1ヴァイオリン(8)、チェロ(5)、ヴィオラ(5)、第2ヴァイオリン(7)、正面奥に木管がフルート(2)、オーボエ(2)、その奥にクラリネット(2)、ファゴット(2)とコントラファゴットと並び、その奥に金管がホルン(4)、トランペット(2)、その奥にトロンボーン(2)とバストロンボーン、最奥部左手にコントラバス(3)、右奥にティンパニという楽器編成・配置になっています。
阪さんのブラームスは、北ドイツ風のゴツゴツしたものというよりは、舞曲のようにカドの取れたまろやかな演奏かな〜と感じていましたら、ときどきバストロンボーンを強奏させるなど、けっこう迫力を感じさせるものになっていました。曲の最後は、余韻のある終わり方で、これも良かった。ブラームスを聴いたぞ〜!という満足感がありました。



今回は、駐車場問題がほんとに深刻だと感じました。新県民会館の建設工事のために、駅西の花笠駐車場が半分以上閉鎖されたために、閉めだされた車が周辺の駐車場に集まります。今回は、某ホテルの駐車場に入ろうと目論んで、無駄に時間を費やしてしまいました。あそこは月極駐車契約がかなり多いみたいで、がら空きなのに満車だと言われてしまいます。見た目に騙されて、無駄な時間を費やす人も少なくないのでは。次回は、いざとなったら某公園内の無料駐車場に駐めさせてもらって、南口から歩いてテルサに向かうほうが結果的には早いのかもしれません。

ホールに到着してチケットを受け取る際に、目の前で指定席がなくなり、自由席、しかも一番端っこになってしまいました。その他にもいろいろあって、なんだか間が悪い一日みたいでした。

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農作業用のLEDヘッドランプがほしい

2017年09月02日 06時03分31秒 | 週末農業・定年農業
日が短くなり、朝は5時でも明るくならず、夕方は6時でもう暗くなってしまいます。先週の日曜日は伯母の葬儀で一日かかりましたので、桃の収穫作業はずいぶん遅れてしまいました。九月上旬までの収穫適期のうちに作業を完了したいところですが、雨が降らない限り平日の夕方にも作業を入れないととても終わりそうにありません。それには照明が問題になります。できれば両手が自由になるほうが良いでしょう。

そこまで考えて、ひらめきました。昔、登山用に使っていたヘッドランプが良いのではなかろうか?今ならば、省電力のLEDタイプがありそうです。なんとか、農作業用のLEDヘッドランプを探してみましょう。

写真は、自宅に戻った19時頃の西の空です。この暗さでは、さすがに軽トラックのヘッドライトで作業をする気にはなれません(^o^;)>poripori

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キャップを交換して元に戻した白軸カクノ+CON-70は

2017年09月01日 06時03分27秒 | 手帳文具書斎
予想以上に乾きやすく、不安を感じていた旧キャップ+白軸カクノですが、キャップを元の白軸のものに戻し、実質二週間以上、全く使わずに職場の机の中に眠っておりました。久しぶりに取り出してみたら、棚つり現象も発生していなければ、ペン先も乾いていませんでした。

ふーむ、これはおもしろい。もしかすると、いろいろな不満のもとは初代カクノのキャップの性能に起因していたのかもしれません。見た目には変化がないように見えますが、二代目の白軸カクノの場合は、インナーキャップなどに一定の改善が加えられているのかもしれないと感じております。



並行して、グレー軸の初代カクノ(コンバータCON-50使用)に「紺碧」を補給しておきました。あまり使わないのだから、インクを補給せずに水洗いして待機組に編入しても良さそうですが、このインクの独特の持ち味は手持ちのインクの中では特色があります。もう少し使ってみたいという判断です。加えて、カクノの乾燥問題がグレー軸のキャップにあるのではないかという疑いが捨てきれず、キャップを交換して様子を観察してみたいところです。

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